今日は、色々な思いがこみ上げてきたので、思いつくままに書き並べていきます。

断片的でまとまりのない文章になるかもしれませんが、よろしければ少しの間我慢して読んでやってください。

開業してから7年が過ぎました

最初の頃は、試行錯誤の状態でした。今から思うと、その当時にかかってくださった患者さんには、十分な治療が出来なかったと思います。
この7年の間、患者さんからたくさんのことを学ばせていただきました。今は確信を持って「自分自身の体のバランスを整えることが、病気を治すために、また病気にならないためにはとても大切だ」と言えます。  

当院には、これまで色々な治療を試してきたけれども、
よくならなかったという患者さんがたくさん受診されます。
「自分自身の治癒力を元に戻していけば治ります」という
私の言葉を信じてくださり、自分自身を信じ、希望を失わず、
治療を継続した患者さんが実に多くいらっしゃいます。 
病気の原因がはっきりとしなくても、診断名がつかないような症状であっても、自分の治癒力を信じて、諦めなければ治るのです。
そういう患者さんをたくさん見てきました。
病気になってから、症状が出てきてから対処するのではなく、病気にならないように自分自身の体を整えることがとても重要であると、今感じています。       
病気になってから、症状が出てから、自分の体のバランスを整える事は実に大変です.

「病気にならないように、自分自身の体を整える」

ということの重要性は、誰もが分かっていることなのに、なかなか実行することが出来ません。  
なぜなら、あまりにも漠然としすぎていて、具体的に何をすればいいのかがわからないからでしょう。       
じゃあ、どうすればいいのか?
そもそも病気になるのはどうしてなのか?      
病気によってもちろん色々な原因があります。
最新の医学の研究から、あえて一言で言うと「炎症」だということが分かってきています。  
「炎症」と言っても、色々なレベルの炎症があり、一言で言うことはできませんが、動脈硬化によって起こる疾患も、ガンもその根底には「炎症」が深く関連しているのです。    
だからと言って、単に「抗酸化サプリ、抗炎症サプリ」と言われるものをたくさん摂ってもダメです。きっちりと系統立てて、体を整えていかないと結果が出てきません。
身体に「炎症」が起こらないように、体を整えていくということが重要です。     
自分の体のバランスを整える事により、体に炎症が起こらなくなる。
つまり病気にならない体になるということです。
皆がきちんとこの方法を知って実践できたらどうなるか!   
「誰も病気にならない世界」が創造できるかもしれないのです。  
僕は病気が治らないのは、病気になってから治療をしようとするからだと思っています。  
病気になる前に、病気にならない方法を知って体のバランスを整えたら、病気になって苦しんだり、悩んだりすることがなくなるのです。    
医者として、これまで病気で苦しむ人をたくさん見てきましたが、
そういう人がいなくなって欲しいと本当に思います。     
「病気にならない方法」がもっともっと当たり前になってくれば、
病気で苦しむ人が世の中からなくなるのです。