昨日の体験談でもそうですが、色々な食材でアレルギー反応やそれ以外のさまざまな症状を起こす患者さんがおられます。

通常は、アレルギー検査をして、反応の出ている食材を制限するという治療法がとられることが多いです。

本当のアレルギーの原因は「食材」ではない

もちろん、アレルギー検査で原因となっている食材がはっきりとわかり、避けることで症状が治る場合も多くあります。それはそれで、とても前進だと思います。

しかし、本当はそれでは何の根本的解決にもなっていないということは知っておいた方がいいかもしれません。  

医者から、食材の制限を制限を指示されたからといって、本当の意味での治療にはなっていないかもしれないのです。  

より根本的に解決するためには、アレルギーを起こす原因を知り、それをきちんと治療することが大切だと思います。   

本当の原因はアレルギーを起こす食材ではありません。 

例えば、小麦を食べていろいろな症状が出る場合を考えてみましょう。では、全ての人が小麦を食べてそのような症状が出ますか?そうではないと思います。いくらたくさん小麦(パンや麺類など)を食べてもどうもない人の方がほとんどだと思います。

それで、「小麦が原因だ」、と言えるでしょうか?そんなことはありませんよね。

本当の原因は、小麦ではなく、それにアレルギー反応を示している、自分自身の身体の状態、あるいは腸内環境なのです。  

そして、自分自身の身体のバランスを、腸内環境を整えれば小麦を食べてもどうもなくなるのです。  

私は、いろいろな制限をして体調が良くなっても、(もちろんそのことはとても大切でありがたいことですが、)本当の意味での健康、幸せではないのではないかと思います。

本当の健康、幸せとは、何を食べても体調が良くて、食べるものを感謝して喜びを持って食べれることではないでしょうか? 

治療の過程で、一時的に制限が必要なことはあっても、最終的には何も気にしないで食べれる様になることが一番いいなー、と私は思います。

 

 

 

★★ 院長の発信している情報サイトのリンク集をこちらでご覧いただけます。★★
リットリンク
https://lit.link/doctorKonishi

 

 

機能性医学については、もっともっと医師の先生に知ってもらいたいと考えて活動しています。

ようやく一般の医師の先生からも知られるようにな李、患者さんを紹介していただけるようになってきましたが、まだまだ十分とは言えません。

そんな中で、開業医の先生が、当院での治療の体験談を書いてくださいました。

標準的な治療に偏るのではなく、根本的治療に対して理解を得れたことはとても嬉しいです。

 

難治性の蕁麻疹の治療をおこなってみた感想

40代、開業医、SEIさん

 

「最近、なんか体が痒いなあ」と感じる事が時々ありました。年齢的な乾燥肌からくるものとあまり気に留めていませんでした。また時々、蚊に刺されたような発疹がでていて、「部屋に虫がいる!服に虫が付いている!」と虫のせいにしていました。

気がついたら次第に身体中に蕁麻疹が出るようになりました。特に夜中に寝ている時に、身体中が死にそうなほど痒くなり掻きむしる日々が続きました。さすがに虫刺されでなくて、なんらのアレルギーによる蕁麻疹を疑いました。

遅発性フードアレルギーという言葉をもともと知っていたので、早速自分で検査してみたところ、牛乳カゼインをはじめ、大豆などさまざまな食材にアレルギーを持っていることが判明しました。そこで、これらの食材をなるべく食べないようにしてみたところ、確かに蕁麻疹の頻度は少し減りましたが、あまりにも味気のない食生活に嫌気がさして、自分で処方した抗アレルギー剤を服用しながら無理矢理蕁麻疹を抑えつけてピザやカレー、中華料理、スイーツなど好きなものを食べるようにしていました。

そのうち抗アレルギー剤を服用していても蕁麻疹が出るようになり、用法容量の2倍内服したり、時には3倍量を飲んだりしていました。たしかに蕁麻疹は抑えられるのですが、診療中は眠くなるし、動悸がしたり、「永遠に抗アレルギー剤飲むのもおかしいな、これではマズイ!」と思い至りました。

 

そして以前より知っていた小西先生を思い出しました。遅発性フードアレルギーの治療をされるクリニックは他にもありますが、殆どが検査をして、アレルギーのある食材を食べないように指導するところで終わってしまいます。

小西先生は、「フードアレルギーを起こしている根本を治療しましょう」と言われています。

私の場合、腸内環境が乱れまくり、腸カンジタが増殖して腸壁が弱って未消化の食事タンパク質が吸収されてアレルギーを起こしているとのことでした。

通常の標準治療では、あくまでも対症療法にしかならないので根本治療にならないのがわかっていたので小西先生にお任せするしかないと思いました。

あくまでも対症療法に終始するのが標準治療、機能性医学は根本治療であるので、矛盾するものではありませんし、標準治療を否定するのではなく、並列して治療することも可能であるということが安心感を与えてくれました。

 

治療はじめて数ヶ月は蕁麻疹が全然治らずに歯痒い思いをしました。私は整形外科医で「注射でその場で辛さがとれる!」などの近視眼的な治療が大好きで、初めの数ヶ月、なかなか結果がでないことに「もう治らないんじゃ無いのか。。」と諦めと焦りを感じました。

私の場合、腸内でカンジダが増殖してそれが原因とわかっていたのに「まず腸内環境を整えましょう」と言われた時には、もどかしくて「カンジダが原因だったら早く除菌したい!」との思いはありました。

そんな中、小西先生は豊富な経験と知識をお持ちで「絶対に治る」との確信のもと治療を組んでくださいました。「餅は餅屋」と、先生を信頼し従うしか選択肢の無い私は藁をもすがる気持ちで小西先生を信じて治療を続けました。

腸内環境を整える治療を数ヶ月続けてから、カンジダの除菌を始めてしばらく経った時から、気がつけば抗アレルギー剤の使用がグンと減りました。そして治療をはじめて半年ぐらいで全く使わなくなりました。

今は何を食べても蕁麻疹は全くでません。加えて、今までアレルギーのあったフルーツ(桃)も平気で食べることができています。桃を食べたのは中学生以来、35年ぶりでした。また慢性の鼻炎も改善してきており、自分自身びっくりしています。蕁麻疹だけでなく治らないと思って諦めていたアレルギーまで治ってきており、本当に感謝しております。今は先生の勧めで水銀などの重金属デトックスに取り組んでいます。

 

末尾になりますが、私の人生を救ってくださった小西先生はじめスタッフの方々に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 

この動画は、YouTube動画「起立性調節障害と機能性医学」のなかで紹介した

患者さんのお母様からいただいた体験談です。

 

 

 

 

  起立性調節障害 体験記

 


現在高校生になる息子が頭痛や微熱、倦怠感などで朝起きられず、学校を休みがちになったのは小3の秋でした。

あちこちの病院を受診した結果、「朝起きられない病気」である起立性調節障害らしいということがわかってきました。

そのうちに症状はどんどん悪化していき、座っていても身体をしっかり保てないような状態になってしまいました。


結局、大きな病院の専門外来で重度の起立性調節障害との診断がついて、1ヶ月ほど入院しました。 

症状はかなり軽くはなりましたが、入院すれば治る、と期待していたものの現実は厳しく、それから実に6年人並みに学校へ通えない日々が始まりました。

 

小6時には、「行きたくても行けない」だったはずが「行きたくないから行けない」の不登校になってしまいました。

体調だけでなく、精神的にもかなり不安定でした。その時は自治体が運営する不登校の支援機関に通い、そこでの手厚いサポートにより息子は精神的に少しずつ元気を取り戻していきました。

中2になり、精神的には落ち着いてきたにもかかわらず、相変わらず頭痛、倦怠感などの不調に悩まされ、遅刻で月に数回登校できればいい方でした。

 

通っていた専門外来での治療では薬はあまり効かず、検査と、メンタル面や親の声かけ、生活習慣に関しての助言が主でした。 

重症だが大人になれば治るとのことでしたが、現在の通常の医療ではそれまでは病気との付き合い方を工夫するしかないようでした。そして、息子本人ももう通院したくないというようになりました。


生命に関わる病気ではなく後遺症が残るわけでもありませんが、貴重な10代をこのように過ごさなければならないこと、そして何より息子の将来を思うと不安で押しつぶされそうでした。

 

そんな中、起立性調節障害について書かれたブログで、小西統合医療内科の治療について知る機会がありました。

しかし、正直いって素人の私には「よく意味がわからない」ものでしたし、自由診療で気軽に試せるような料金でもなく、その時はそれきりになっていました。


その後、家族でお世話になっている整骨院の先生に、彼は遅延性アレルギーや副腎疲労があるのかもしれませんね、

そういう治療をする病院もあるみたいですよ、と言われて検索して出てきたのが、以前見たことのある小西統合医療内科のホームページでした。それが真剣に受診を考えるきっかけとなりました。

中2の夏、最初は渋っていた息子をなんとか説得し、診察していただくことができました。

今までメンタルの要素が強いと思っていた症状が、身体に原因があると言われたのは驚きでした。絶対に治るからね、と小西先生が穏やかにおっしゃって下さったのをよく覚えています。 

 

何種類かの検査をし、それに基づいてサプリでの治療が始まりました。 治療には時間がかかるとの先生のお言葉通り、すぐには効果が出るものではありませんでした。しかし、緩やかですが次第に手応えを感じました。

 

そんな中で、高校受験の時期を迎えました。依然としてほとんど登校できないものの、その頃には治療のおかげで受験勉強ができるまでに気力は回復しており、近くの高校の普通科に進学しました。本人の強い希望で通信制ではなく全日制の普通科にしましたが、予想に反し、高校入学を機に朝からちゃんと通えるようになっていました。

 

入学当初は時々欠席はしていましたが、体調は緩やかな上昇カーブをたどり、高2となった今ではすっかり元気になっています。 

 

現在は運動部のキャプテンを務め、男女問わず友達がたくさんいて高校生活を満喫しているようです。もともと引っ込み思案で神経質で真面目、ひ弱なイメージがある息子でしたが、以前より積極的で社交的になり人が変わったようです。 

 

学業面では、学校も通えず自宅学習すら全くしなかったブランクが2年あり本当に不安でした。でも、親が何も言わなくても今は将来のビジョンを描いて自分で志望大学と学部を決め、驚くほどの集中力で意欲的に勉強に取り組んでいます。

身体が元気になるとやる気も起こるのだとつくづく思います。

 

先の見えない暗く長いトンネルでしたが、小西統合医療内科に通い一皮むけたような今の息子を見ていて、家にこもりきりだった小中学校時代は本人にとって必要な時間だったのかもしれない、辛かった日々が糧になっているとすら思えてきます。本当に感謝しかありません。

 

長い文章になってしまいましたが、同じような症状を持つ皆さんにもっとこの治療のことを知っていただき、一人でも多くの方が救われることを願って止みません。

 

 

 

 

みなさんは、「騙し絵」をご存知でしょうか。1枚の絵に描かれている女性が魔女のようにも、美女のようにも見えるあの絵のことです。人生に起こることは実はこの「騙し絵」のような物なのです。 

子宮頸がんワクチンの副反応 

昨日、子宮頸がんワクチンの副作用で、手足の脱力や痺れ、めまい、倦怠感などの症状が出ているという患者さんが初診でこられました。  

子宮頸がんワクチンの副作用については、一時マスコミでも騒がれたので、ご存知の方も多いと思います。副作用の真偽については実にいろいろな議論さなされました。私の知るところでは、まだ最終的な結論は出ていないと思います。結局は、全世界的には推奨されている子宮頸がんワクチンは、日本では推奨は取り消され、自己判断で行うことになりました。

ここでお話ししたいのは、子宮頸がんワクチンの適否ではありません。大切な子供さんが、良いと思って行ったワクチンで、様々な副反応が出て、苦しんでおられるのはとても悔しく、辛いことだと思います。しかし、それを「ワクチンが悪い」で済ませていては、前向きに話が進まないのです。  

起こってしまった副反応をどのように捉えるか

副反応と言っても、すべての人に起こるわけではありません。では、どうして自分にそのような「不幸な出来事」が起こったのだろうかと、考えることは有効だと思います。  

私は、患者さんとその家族に、「副反応が出たのは、どこか体のバランスが崩れていて、ワクチンに対して過剰な反応をしたからかもしれない。その過剰反応は自分自身の体のバランスを整えることで、改善することができる可能性がある。」という話をしました。   

ここで、私がお話ししたかったのは、ワクチンの適否ではなく、起こってしまった現実をどのように捉え、どのようにこれからの人生に役立てていくのか、という話です。  

これまでに、当院を受診して治療をした「子宮頸がんワクチンの副反応が起こった患者さん」は、体の中のバランスが崩れている方が多かったです。そして、そのバランスを整えることで症状も改善していきました。(もちろん100%ではありません。)  

副反応がなぜ起こるのかについては、まだまだ検証しないといけないことが多いですが、少なくとも現在の症状は、自分自身の体を整えることで改善する余地があるということだけは言えます。 

魔女の世界で生きるのか?美女の世界で生きるのか? 

起こってしまった副反応に対して、ずっと「被害者意識」を持ち続けて、製薬会社や国と戦い続けることも一つの世界観だと思います。 

しかし、「このような不愉快な現象が自分に起こったのは、何が原因だろうか。何か改善することができるだろうか。」という視点で、前向きに捉えることももう一つの別の世界観です。  

同じ事象を経験していても、全く反対の捉え方ができるのです。であれば、自分はどちらの世界観を選びたいのかを立ち止まって考えてみるのも良いかもしれません。

あなたは、下にあげた図の女性が美女に見えますか?それとも魔女に見えますか?

当院を受診されたPATMの患者さんたち

4−5年前くらいから、当院には普通ではあまり理解できない症状の患者さんが受診されるようになりました。  

これはPATMと言われる病態で、その人がいると周りの人が咳き込んだりくしゃみをし始めたりするというものです。      

それ以後、のべ1000人以上のPATMの患者さんを診察してきました。 

現在では、体に「原因物質」が蓄積し、それをきちんと解毒できないことで、皮膚表面からその原因物質が溢れ出て起こることがPATMの原因ではないかと考えています。   

まだ、PATMの原因物質が解明されたわけではありませんが、有力なヒントとなる検査に「皮膚ガステスト」があります。その検査結果を示します。これは、PATMの方の皮膚表面から出ている化学物質をガスクロマトグラフ質量分析法で解析したものです。

 

私たちの体の中には様々な汚染物質が溜まっているのかもしれない。

私は化学の専門家ではありませんが、一目見ていただいてわかるように、通常ではありえないような有機化学物質が皮膚から排出されていることがわかります。調べてみると、あるものは添加物や香料として食物に含まれているようです。また、あるものは化粧品などに含まれている成分もあるようです。その中のいくつかの化学物質には刺激性があると言われており、おそらくそれが原因で周りの人が反応しているのだと思います。

では、どうしてこのような化学物質が人の皮膚の表面から出るのでしょうか?いうまでもなく、体外からこのような有機化学物質が入り込んでいるからに他なりません。

普通であれば、これらの化学物質を解毒することができるので、皮膚から排出されることはないのでしょう。それが、解毒機能が低下することで、許容量以上の物質が体内に蓄積し、それがコップから水があふれるように、皮膚表面から排出されるようになるのがPATMではないかと考えています。  

PATMの病態については、まだまだ不明のことが多く、たくさんの研究者によって究明されなければいけないと思います。有機化学の専門の方がおられたら、皮膚ガステストの結果をどのように解釈するべきかをぜひ教えていただきたいと思います。   

ただ、最近私はこのように感じるのです。  

もし、PATMが汚染された地球環境から体内に入ってきた有機化学物質が原因で起こっているとすれば、PATMを発症している人にだけ、これらの物質が入り込んでいるとは考えにくい。  

ひょっとしたらPATMは、予想以上に汚染された地球からの我々人類に対する『警告』ではないだろうか、と。

当院には原因がはっきりとわからない体の不調で受診される方もたくさんおられます。つまり、明らかな「病名のつくような病気」ではないということです。

そのような場合は、普通は病院で検査をしても明らかな異常が見つからないことも多く、病名がついたとしても「自律神経失調」や「(仮面)うつ病」あるいは「(若年性)更年期障害」といったわかったようなわからないような診断名がつけられ、症状を和らげるために何種類もの薬を出されることも多いです。はっきりとしたきっかけがある場合もあれば、なんのきっかけもなしに不調が起こる場合もあります。

今回、30歳台の女性で、様々な体の不調で治療をされていた患者様からの体験談をいただきました。

読ませていただいて痛切に感じたのは、身近な人、家族の理解が非常に大切だということです。誰もわかってくれない症状で苦しんでいるときに、家族がどのような接し方をするかはとても大切なことだと思います。

きっかけは受け入れがたい身内の不幸から始まった

数年ほど前の身内の不幸をきっかけに、大きく体調を崩してしまい、日常生活もままならない状態に陥りました。とにかく眠れない・食べれない・何をするにもしんどい…といった有り様で、ほんとうに生きているのがやっとでした。

ショックの大きい出来事があったのだから少々体調を崩すのは無理のないことだ、と自分に言い聞かせて、気力を振り絞ってなんとか日々の生活を維持していました。しかし、身内の不幸から半年、1年が経ち、2年が経っても、体調はあまりよくなりませんでした。

確かに、少しは症状が和らいできていたものの…それでも相変わらず寝付きは非常に悪く、胃腸の調子は優れなかったですし、体は鉛のように重くて、1日に何か用事を1つでもこなすとそれ以降はずっとぐったりしているといった状態でした。

このままではいけないと、食事を見直したり、ヨガを始めてみたり、鍼灸院に通ったりと様々なことを試してみたものの、一向によくなる気配はなく焦りがつのるばかりでした。

家族の理解が得られず辛い思いを。。。

また、私のそのような状態について、同居している家族の理解も得られておらず、その面でもとても苦しかったです。主観的にははっきりと症状があるものの、家族から「病名がつくような病気じゃないんだろ」と言われると返す言葉もなく、自分は甘えているだけなんだろうかと、自分で自分を信じられないような気にさえなっていました。

そのような中で出会ったのが、小西統合医療内科でした。

小西先生は私の話を丁寧に聞いて下さった上で、検査によって不調のいくつかの原因を突き止めて下さいました。不調の原因が検査結果として示されることで、この症状を治療によって改善していけるかもしれないといった希望が見出せましたし、不調は決して自分の気のせいではないという証明を得たように感じられ、救われる思いでした。

治療は順調に進んだわけではない

もっとも、治療の過程は必ずしも順調だったわけではありません。

全体としては緩やかに良くなっていっていても、時に大きく調子を崩すこともありました。決して安くはない額を捻出し続けている中で、一時的とはいえ明らかに体調が悪くなると、本当にこの治療を続けていて大丈夫だろうかといった不安が頭をよぎったりもしました。

家族が、この治療についても「よくわからない」「こんなに高いのか」などと懐疑的だったこともあり、正直心が挫けそうになることも多かったです。

けれど、小西先生は毎回治療方針を明確に説明して下さっていましたし、私の不安についても、いつもしっかり聞いて向き合っていただけました。先生のおかげで、不安を抱えつつもなんとか治療を続けることができました。

治療を続けていくにつれ、徐々にではありますが体調のことを忘れていられる時間が増えていきました。

治療を続けたおかげで徐々に回復

そして、治療を始めて1年ほど経った頃、3泊4日で海外に行く機会がありました。帰ってきた後、小西先生が「以前だったら行くことは考えられなかったね」と言ってくださったことで、自分が著しく回復していることに気付かされました。確かに、治療前であればそもそも海外に行くなんて余程の用事でなければ辞退していたと思いますし、もし行かざるを得なくなったとしてもどうやって体調を保たせるかで頭が一杯になっていたと思います。けれど実際は、行く前も海外滞在中も、体調に関して特別に意識することなく過ごせていました。

何をするにも常に体調に関する不安がついてまわっていた私が、治療を始めて1年で、体調を気にせずに動くことができるようにまでなっていたのです。

気付けば、体調を崩してからは年に何度もひいていた風邪も、ほとんどひかなくなっていました。

小西統合医療内科に出会うことができて、そして、ここまで治療を続けてこられて本当によかったです。とりわけ費用面において、決して負担の軽い治療ではありませんが、それだけの価値は十二分にあると、今ははっきり実感しています。

体験談を読んで

今回の患者さんを診察していて、一番印象に残っているのは、ご主人が自分の体調不調を理解してくれないという話をいつもされていたことです。ご主人が特に論理的な方で、当院で行なっているような治療法は「そんな治療は信用できない」というスタンスの方でした。

世間で一般的に認められていないような治療法に対して懐疑的になられていたようです。治療費の面も自費診療であり、高額であったのも関係していると思います。

そういう中で、治療を継続するのはとても大変だったろうな、と思わずにはいられません。

私の立場としては、無理矢理に治療を進めるつもりもありませんが、患者さんの辛さがわかるだけに、できればなんとか乗り越えて治療を継続して、元気になってもらいたいという一心で、励まし続けていたように思います。周りの雰囲気に足を引っ張られて、せっかく治る機会を失ってしまわれるのが、いてもたってもいられなかったからです。

紆余曲折はあったものの、最後まで治療を継続してくださり、無事に「卒業」していただけて、私もとても嬉しく思っています。このような体験談をいただく度に、日々研鑽していかないといけないと思う今日この頃です。

 

 

 

その患者さんの診察を初めて行ったのは、2019年の1月のことでした。初めて、「起立性調節障害」と診断されてから3年が経過していました。それまで、考えられるあらゆる治療を試みてこられましたが、病気が治るかどうか以前の状態、まず病態を理解してもらうことができなかったのです。

今回体験談を読ませていただいて、当院に来られるまでに、こんなに辛い思いをされていたのかととても胸が痛みました。そして、1年半が経過して元気になってくださった今は、治療を継続してくださって本当に良かったという気持ちがこみ上げてきます。

少し長い体験談ですが、削除するにはとても忍びないので、できるだけ原文を損なわないようにして掲載します。

起立性調節障害と診断された方の体験談

小学3年生になって、子供が、「寝ているとき以外、頭がずっと痛い。頭のいろんな所がいつも痛い。1日の内で数回、棒で殴られるように痛いこともある。」と言いました。大きな病気かな?と思い、総合病院に行きました。

でも、すぐに診断は出ず、その時の検査では異常なしで、先生から、「本当に痛いのか、わからないですよ。」と、子供を疑うように言われてしまいました。

うそをつくような子供ではありません。むしろ、昔から、気持ちが優しくて、真面目過ぎるくらいの、子供でした。そして、起立性調節障害の子供は、そんな性分の子が多い気がします。

小学6年生の新学期に、クラブ活動の今年の抱負欄のところに、「体力がいつまで持つかわからないけど、頑張りたいと思います」と書いていました。最初は冗談かな?と思っていましたが、体力がなかったのだなと、後になって思います。

中学生になると、明らかに悪化しました。朝の起床がつらく、2階の寝室から、着替えて降りてくる姿は、まるで映画の貞子でした。「おはよう」と声をかけても、うなずくのがやっとのことで、朝食や水分を摂ることもできませんでした。朝は、水すら飲めませんでした。

だんだんと病院を信用できなくなっていました。

それから全部の薬をやめ、生薬を煎じる漢方に切り換えました。脈を診てもらい、子供を観察してもらい、体を温めて、体力をつける治療を始めました。しかし、「夜寝られない」と問診しても、「それは家庭でなんとかしないと」と、言われてしまい、ここでも治せないな、と感じてやめました。

家庭でなんとかできるのなら、高い漢方の薬は選択しません。そんなレベルの症状ではありませんでした。

整体にも通い始めました。1週間に1回、30分の施術で3000円支払って、母親が悪いという話を子供の前でされ、親子共々、「全然よくならないし、ここに通うのも、精神的にも悪いな」、と感じながらも、2か月、整体を続けてみましたが、お金と時間の無駄でした。

実家の親からも、「母親の叱り方がきついから、子供があんなことになるんだ。子供は甘えているんじゃないか?」とも言われ、つらい思いをしました。

その当時、ツイッターで、起立性調節障害の患者が、中高生だけでなく、大人になっても患っている方々が沢山いることを知りました。

そこで、「起立性調節障害の学生日記」というアカウントを見て、闘病中の日記や自己紹介を読み、これはうちの子供と同じだと感じ、ダイレクトメールで小西統合医療内科を教えてもらいました。

2019年1月31日の初診のみ、大阪まで電車で子供を連れて行きました。

なんとか病院にたどり着き、問診を受けて、最後に小西先生が、「よくここまで来れましたね。大変だったね。今からよくなっていくからね。」と、子供に言ってくれた時は、本当にうれしかったです。

「よくなっていくからね」と、言ってくれる医者に初めて会えたからです。

また、起立性調節障害の患者が、初めての場所へ遠出するのがどれだけ大変なことなのか、理解してくれているんだな、と思いました。でも、帰宅して翌2日間は、自宅でぐったりしていました。

乗り物酔いがひどいのも、起立性調節障害の症状で、子供はひどい乗り物酔いと疲労で寝込むのが分かっていたのに、私を信用して大阪までついて来てくれたんだ、と思いました。

小西統合医療内科では、治療の前に、血、尿、便、髪の毛、唾液 を検査します。

全部自宅で採って、検査機関に、宅配便で送ることができるので、子供の負担が少なくて済みました。この時、採便をしましたが、子供の便がウサギの便の様にコロコロの丸い石状のものが固まっていたのをみて、涙が出ました。

家庭内での、食事改善、体操、の努力では無理なレベルだったと思います。

治療内容に適した、医療用サプリの処方のおかげで、2020年の6月の体調は、頑固な頭痛もなくなっています。

天気による、体のだるさはありますが、毎日、5時半に起床して、今まで学校に通えなかった分の遅れを少しでも取り戻すため、勉強し、途中山道の上り坂を5分ほど登って、自転車通学をしています。

コロナ休校で、休みが多かったのですが、今新学期から、おかげさまで、遅刻も早退もしていません。子供の努力もありますが、そこまで体調が回復したんだな、と思います。

金額の方は、最初の検査料は、ホームページに記入されている通りで、うちはリーキガット症候群ではなかったのですが、4週間毎の治療は、1回2万円から5万円くらいの支払いでした。

医薬サプリも、一時期は、8種類ありましたが、治療が進んだ現在は、3種類に減りました。

サプリも不要になると、「これは家にあるのが飲み終わったらもう飲まなくていいからね。」と、無駄に飲まされることはありませんでした。これから子供の体調に合わせて、医薬サプリも減っていき、治療終了へと進んでいくと思います。

子供の体調が回復するにつれ、子供の良さが、また表面に出てきました。頑固なところもあったように思えますが、あの時は、子供も体がつらかったんだな、親や周囲の無理解でしんどい思いをさせたのかもしれないな、本当はこんなに素晴らしい子供だったんだな、良く頑張っているな、と感じる毎日です。

泥に埋もれて身動きの取れなかった体がきれいに洗い流され、本来の姿を取り戻したかのようです。

まだ治療途中ですが、先日も、「体育の時間に100メートル走をしたよ、今度はリレーするんだって。」とうれしそうに言っていました。

学生生活をまた送ることができて、よかったです。

長い文章になりましたが、記憶に忠実に書いたつもりです。

少しでも同じ病気に苦しんでいる方の力になればと思います。

読んでいただいて、ありがとうございました。

病気を治療する以前に、理解してもらえない苦しみ

これまでたくさんの「起立性調節障害」と診断された患者さんを診てきました。そして、学校や医師からもなかなか理解してもらえない病態だということは、私も分かっていたつもりでした。しかし、体験談を読んでこんなに切ない思いをしたのは始めてです。そして、きちんと患者さんの病態を理解しようとせず、自分の理解できない病態を簡単に、「気のせい」だとか「親の接し方」のせいにしてしまう、周りの人間や治療関係の人間に激しい憤りを感じないで入られません。

私も、自分の行なっている治療が絶対的だとか、100%治るとかは思っていません。しかし、ただ一つ言えることは、「患者さんは嘘をつかない」ということです。医者から見て、信じられないような訴えであっても、患者さんにとっては絶対的な真実だということです。どうして、わざわざお金を払ってまで嘘をつきに来るでしょうか。

なんともやるせない気持ちにならずにはいられません。

私には、一人でも多くの患者さんが、この泥沼から抜け出せるようにお手伝いをさせていただくことしかできないです。

 

 

当院では、対症療法ではなく、体を根本的に整えていきましょうという治療を提案しています。それは、ちょうど、樹医が樹木の治療を行う行為に似ています。 

樹医のように体を整える

樹医は、表面的なことに捉われるのではなく、樹木の不健康な状態の原因がどこにあるかを探ります。おそらくは、枝葉に起こっていることよりも、幹や根っこにあたる部分に問題があることが多いでしょう。 

人間もそれと全く同じです。 

当院を受診される方は、症状を取るだけの「対症療法」ではなく、その根本原因を解決したいと思って来られます。 

それでも、診察中には「小麦を食べてもいいのでしょうか?」「魚は重金属が溜まるので避けたほうがいいですか?」と質問される方が多いです。  

もちろん、何を食べるかはその人の体を作る根本ですから、とても大切なことではありますが、治療をしていくにあたっては、それよりも重要なことがあると思うのです。 

つまり、バランスの崩れた状態から、バランスのとれた状態に整えるまでの時期にあっては、あれを食べてはいけない、これを避けないといけないというようなことは、枝葉のことです。それよりももっともっと大切なことがあります。 

優先順位を考えることの重要性

それは、栄養を吸収するときの自分自身の腸内環境の状態を整えることであり、体の歯車がうまく回らない原因となる、重金属や環境汚染物質などをできるだけ取り除くことです。 
そうして、根腐れの状態が改善し、幹にもしっかりと栄養が行き届くようになって、初めて体は元のように回り始めるのです。    

もちろん、樹木のある土壌の状態や、陽の当たり方も重要であるに違いがありません。何を食べるのか、何を食べないのかも同じように重要なことでしょう。しかし、人間の体の根本的治療にあたっては、それよりも優先順位の高いことがあるということです。  

これまで、色々な治療を自分自身でやってきたのにもかかわらず、思ったような結果が出ない方の場合は、この優先順位が間違っている場合が多いと感じます。  

正しいことをただやっているだけでは、結果が出ないことは多いです。重要なのは、その正しいことをどのように優先順位をつけて行うかです。  

いつも書くことですが、ネットに流れている情報というのはこの優先順位が書かれていません。いいという情報を断片的に取り入れて、いくら一所懸命努力しても報われないのは、点と点とが繋がって、線になり面にならないからです。

枝葉のトラブルに目を奪われていると、幹や根に起こっているより根本的なトラブルに気づかないことが多いのです。

今日は、色々な思いがこみ上げてきたので、思いつくままに書き並べていきます。

断片的でまとまりのない文章になるかもしれませんが、よろしければ少しの間我慢して読んでやってください。

開業してから7年が過ぎました

最初の頃は、試行錯誤の状態でした。今から思うと、その当時にかかってくださった患者さんには、十分な治療が出来なかったと思います。
この7年の間、患者さんからたくさんのことを学ばせていただきました。今は確信を持って「自分自身の体のバランスを整えることが、病気を治すために、また病気にならないためにはとても大切だ」と言えます。  

当院には、これまで色々な治療を試してきたけれども、
よくならなかったという患者さんがたくさん受診されます。
「自分自身の治癒力を元に戻していけば治ります」という
私の言葉を信じてくださり、自分自身を信じ、希望を失わず、
治療を継続した患者さんが実に多くいらっしゃいます。 
病気の原因がはっきりとしなくても、診断名がつかないような症状であっても、自分の治癒力を信じて、諦めなければ治るのです。
そういう患者さんをたくさん見てきました。
病気になってから、症状が出てきてから対処するのではなく、病気にならないように自分自身の体を整えることがとても重要であると、今感じています。       
病気になってから、症状が出てから、自分の体のバランスを整える事は実に大変です.

「病気にならないように、自分自身の体を整える」

ということの重要性は、誰もが分かっていることなのに、なかなか実行することが出来ません。  
なぜなら、あまりにも漠然としすぎていて、具体的に何をすればいいのかがわからないからでしょう。       
じゃあ、どうすればいいのか?
そもそも病気になるのはどうしてなのか?      
病気によってもちろん色々な原因があります。
最新の医学の研究から、あえて一言で言うと「炎症」だということが分かってきています。  
「炎症」と言っても、色々なレベルの炎症があり、一言で言うことはできませんが、動脈硬化によって起こる疾患も、ガンもその根底には「炎症」が深く関連しているのです。    
だからと言って、単に「抗酸化サプリ、抗炎症サプリ」と言われるものをたくさん摂ってもダメです。きっちりと系統立てて、体を整えていかないと結果が出てきません。
身体に「炎症」が起こらないように、体を整えていくということが重要です。     
自分の体のバランスを整える事により、体に炎症が起こらなくなる。
つまり病気にならない体になるということです。
皆がきちんとこの方法を知って実践できたらどうなるか!   
「誰も病気にならない世界」が創造できるかもしれないのです。  
僕は病気が治らないのは、病気になってから治療をしようとするからだと思っています。  
病気になる前に、病気にならない方法を知って体のバランスを整えたら、病気になって苦しんだり、悩んだりすることがなくなるのです。    
医者として、これまで病気で苦しむ人をたくさん見てきましたが、
そういう人がいなくなって欲しいと本当に思います。     
「病気にならない方法」がもっともっと当たり前になってくれば、
病気で苦しむ人が世の中からなくなるのです。

 

 

連日の「コロナウイルス関連ニュース」は収まる気配を見せていません。

ブログを読んでくださったいる皆さんの中には、不安な気持ちで日々を送っている方もおられるかもしれません。しかし、みんながみんなそのような気持ちかと言うとそうとも限らないようです。

私の知っている身近な数人は、「自分は絶対にかからないから大丈夫」と変な自信を持っている人もいます。まさに、根拠のない自信です(笑)。

同じような事象に接しながらも、恐怖心で外出することもままならない人もいれば、全然気にしていない人もいます。この違いはなんなのでしょうか。今日は、そのことについてみていきたいたいと思います。

「恐怖心」の奥にあるもの

私たちは、様々なことに不安感や恐怖心、あるいは嬉しい、悲しいといった「感情」を持ちます。そして、そういった感情の「原因」は「様々なこと」にあると思っています。つまり、今回の場合であれば「コロナウイルス」が「恐怖心」の原因だと思っていると言うことです。

しかし、本当にそうでしょうか?

もし、本当に「コロナウイルス」が「恐怖心」の原因であるならば、ニュースを見た全ての人が同じように「恐怖心」を持つはずです。ところが、最初にも触れたように、同じニュースを見て、恐怖心の渦に巻き込まれる人もいれば、全く平気な人もいます。前者の人から見れば、後者の人は「無神経」としか思えないでしょう。人によってこれほど、「反応」が変わってくるのです。人によって反応の仕方が変わってくるのであれば、「コロナウイルス」が「恐怖心」のきっかけではあっても、本当の原因ではありません。

「コロナウイルス」に限らず周りに起こる事象に対して、どのような感情が起こってくるのかは、じつは私たちの「心の状態」が決めているのです。そして、この「心の状態」は二重構造になっていて、正月のおせちの二段重をイメージしてもらうとわかりやすいと思います。

蓋を開けた時にすぐにわかる一段目の重には「顕在意識」があります。この一段目の重に入っているものは、自分自身でも意識できるものです。一段目の重の下に隠れている二段目の重には「潜在意識」が入っています。この二段目の重に何が入っているのかは、普段自分自身でもわからないことが多いのです。そして、周りに起こる事象に対して起こってくる「感情」は、二段目の重の「潜在意識」の影響をより強く受けるのです。

なぜなら、怖いとか不安だ、悲しい、腹がたつといった感情は、通常は私たちがあまり感じたくない感情だからです。

こういったネガティブな感情の元となる「記憶」は、普段できるだけ感じなくてもすむように下の段に隠されていると言うことです。しかし、これらの「記憶」はなくなったわけではないので、何かのきっかけで表面に吹き出してきます。

「コロナウイルス」で不安や恐怖を強く感じる人は、何か他のきっかけがあれば、同じように不安や恐怖を感じることが多いでしょう。

また、別の人はちょっとしたことがきっかけですぐに腹をたてるでしょう。何か特に原因があるわけでもないのにイライラしたり当たり散らしている人は、「潜在意識」に怒りの原因となる「記憶」が未解決のままで残されていることが多いのです。

何れにしても、テレビなどで「コロナウイルス」関連のニュースを見たときに、どのような感情が起こってくるのかを、じっと観察してみるといいと思います。それは、自分の「潜在意識」にどのような「記憶」がまだ未解決のままで残されているかを教えてくれるのです。