急にまぶたが上がららなくなり、病院で「重症筋無力症」の疑いがあると診断された方が、当院での詳しい検査で「副腎疲労症候群」と診断されました。

「副腎疲労症候群」では通常は朝が起きれない、倦怠感が強くなることが多いですが、この方のように筋力低下症状が前面に出て診断が難しい場合があります。

 

「副腎疲労症候群」はようやく最近になってマスコミや書籍でも取り上げられることが増えてきました。通常の病院ではなかなか診断することが難しい病態ですが、適切な検査を行いきっちりと診断さえつけば治療で治る可能性が高いのです。

 

 


小西統合内科に初めて伺ったのは、今年の5月です。まだ、6ヶ月しか経っていませんが、このように身体が回復して日常生活が過ごせるようになり、先生には本当に感謝しています。


昨年の5月、左瞼が急に下がり上がらなくなりました。4月に仕事を転職したばかりで、パソコンに1日15時間ぐらい向かう日が続き、家事を合間にこなしていました。近くの医院に受診すると重症筋無力症の疑いがあると言われ、大きな病院の神経内科に受診しました。抗体や筋電図などの検査を受けても明確な結果は出ていないものの喉が詰まったようになり食事が取りにくくなって2ヶ月で5キロ痩せてしまったり、足がガクガクして立っていらない、5分の距離を歩けないなどの症状が出てきました。


11月からほとんど外に出れなくなり、半日外出するのに5日以上前から体調を整え、外出後は4日間程横にならないと日常生活ができなくなりました。家にいても1時間と座っていられず、横になるという日々でした。好きな読書も文字を追うことができず、横になっても疲労が襲ってくるような感じが7ヶ月続きました。


そんな中で、小西統合内科に出会い、副腎疲労が原因ではと疑い、唾液検査を受けたのです。そして初めて異常値が出て、中等度の副腎疲労症候群と診断されました。原因が分かれば治療できるかもしれないと希望が見えた瞬間でした処方されたサプリメントを飲むうちに左瞼も上がるようになりました。
それ以降、水銀の蓄積が分かり、水銀を排出するキレーション治療を行っています。治療して約5ヶ月になりますが、ほぼ以前の生活を送ることができるようになっています。


慢性疲労は周囲からは分かりにくく、理解を得られにくい疾患かもしれませんが、本人は生きていくだけで大変で辛いものです。酷い疲労はなんらかの原因があり、それを改善すれば、自己治癒力が高められ治癒できることが分かりました。
先生のような治療は今はまだ少ないかもしれませんが、私のような方はたくさんいると思います。小西先生の治療が広まっていかれることを切に願っています。

 

よく似た症状があるけれど、診断がついていないという方は「唾液中コルチゾール検査」を行うことによって診断をつけることが可能です。

当院ではこのような症状でお悩みの方に対してネット検査で「唾液中コルチゾール検査」を受けていただくことが可能です。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.konishi-clinic.com/fukujin_hirou.html