当院はこの5月で開業3年を迎える事が出来ました。
開業当初は私も試行錯誤の状態で、「本当にやっていけるのだろうか」という不安な気持ちで一杯でしたが、沢山の方の応援のおかげで今日までやってくる事が出来ました。

当院で行っている治療は通常の医療とは異なり、目先の症状を取る事ではなくその原因となっている身体のバランスの崩れを改善する事を目的としています。その分即効性は望めません。治療効果を実感していただくまでには半年から1年と期間がかかります。
最初は、このような考え方が受け入れられないのではないだろうかという不安な気持ちがありましたが、実際に受診してくださる患者さんの話を伺うと、「そのような根本的な治療を求めていたんです」と言ってくださる方が多くとても勇気づけられたのを覚えています。

この3年間を振り返ると、日本ではまだまだ受け入れられていない「分子栄養学」や「機能性医学」の知識を元に暗中模索し、辛抱強い患者さんに支えられての3年間であったと思います。

そこで、感謝の気持ちを込めて、5月31日までの限定期間ではありますが、「遅発型フードアレルギー検査」を通常よりも割安の価格でさせていただきます。
「遅発型フードアレルギー検査」はまだまだ日本国内で行う事が出来るクリニックが少ない検査ですが、加えて多くのクリニックではアレルギー反応の出ている食材を「無思慮に」(敢えてこの言葉を使います)食事制限されるという指導が行われている検査でもあります。
私はこの事を常に苦々しく思っています。というのも、ある食材にアレルギー反応が出ていると言う事と、患者さんが解決したいと思っている症状とが絶対関係があるとは限らないからです。もちろん、「わたしはこの検査でアレルギー反応が出ている食材を止めてから体調が良くなった」という方もおられますが、逆に食事制限をしても全く症状が改善しないとか、食事制限をしたためにかえって体調を崩した方も沢山おられるのです。
そもそも、ずっと食事制限をしていないと身体の体調が良くならないと言うのが本当の健康なのだろうか、という疑問も起こってきます。

当院では、単に食事制限をするのではなく「遅発型フードアレルギー」の原因となる「リーキーガット症候群」を治療するために、腸内環境を整える治療を軸に、総合的に根本治療を行う方法こそが重要であると考えています。

私の「遅発型フードアレルギー」に関する考え方はこちらをご覧ください。検査の割引についても書いています。