働き盛りの会社員の方が、ある頃から急に身体が動かなくなり、その他にいろいろな体調の不良を感じ始める。最近、そういう人が増えて来ています。会社の仕事やその他のストレスが重なる事で起こる「副腎疲労症候群」です。現代社会に特有の「ストレス病』と言っても言いかもしれません。
仕事を継続する事も出来なくなり休職しなければ行けない場合も多く見られます。病院で詳しい検査をしてもはっきりとした原因も分からず、ただただ『安静』を指示されるだけの事もあるのです。
このような理由で働き盛りの労働力が失われる事は個人的にはもちろんですが、社会的にも大きな損失になります。
私は、「自己治癒力を高める」という立場からのアプローチがこれから重要性を増してくるのではないかと思っています。


治療を通じて

ある日高熱が出た後、微熱が収まらない状態に、以降、疲労感も抜けなくなり、体調も全く優れず近所の総合病院で様々な検査を受けました。しかし、全く原因がわからず、徐々に日々の仕事をこなすことも心身ともに辛く、仕事も休みがちな状況になっていきました。(その時期の記憶は今もあまりない程) 

そして、症状が出始めて半年後のある日。

仕事中立っているだけで頭がフラフラし、力が入らない状態に。これはダメだと思い、ネットで症状を調べ小西先生の病院にたどり着きました。
はじめの診察・検査によって、半年間不明だった微熱、体調不良の原因が副腎疲労だったことがわかりました。その時点で先生に治療方針の丁寧な説明をしていただき、相談して仕事を休職し治療に専念することにしました。治療方針の説明をしていただいている際、『ようやくこの辛さの原因がわかった』とホッとしたことを覚えています。
治療を進めていく中でも、体内の重金属濃度が高くなっているためにそれを排泄する治療も始まりました。その時も先生には何故それが必要か、そのためにどうするかをしっかり説明していただき納得して治療を進めていただきました。
そこからは副腎疲労・重金属の排泄の治療を続けることで、微熱が収まり、身体の疲労感も徐々に回復して疲労感もなくなりました。
そして、治療を開始して約1年後会社に完全復職。完全復職直後は少し体調の悪くなるときもありましたが、最近、ようやく身体の心配をすることなく仕事に励むことができるようになりました。

休職の直前は思うように身体が動かないことで、仕事もプライベートも何も意欲が起きず、好きなスポーツもできずストレスが貯まるばかりで、本当に辛さしかありませんでした。まだ治療中の部分もありますが、今は普通に仕事ができる、軽いスポーツができる喜びを感じています。