最近、10代から20代の若い方が、「慢性疲労がある」「他の病院で検査をしてもらっても原因が分からない」ということで当院を受診してくださることが多くなってきました。
原因が分からず効果的な治療法が見つからないまま何年も過ごされていることが多くあります。若い貴重な時間が、「慢性疲労」でパワー全開で送れないのは、その方の人生形成の上にも重大な影響を及ぼしかねません。

今までは、原因が分からなかったのですが最近は「副腎疲労」という病態が深く関係していることが分かってきました。そして、適切な治療法を行えば目に見えて症状は改善するのです。

先日高校3年の受験生の方から、「慢性疲労」の治療を受けてから体調がよくなったおかげで受験に合格しました、という連絡を頂きました。治療をするまではとにかく一日中身体がしんどくて勉強どころではなかったのですが、治療後から即座に効果が出たということでした。
このようなお話を伺うと、やっていて良かったなと思います。自分の出来ることに、改めて気を引き締めて頑張りたいと思います

ちょうど、本間先生の書かれた「副腎疲労」の本が発売されました。
潜在的な患者さんはとても多いと思います。
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副腎疲労チェックリスト

以下の項目に当てはまるものをチェックしてください。

□朝起きるのがつらい

□熟睡できず、朝目が覚めても疲れがとれていない

□甘いものや塩分が濃いもの(しょっぱいもの)が好き

□エネルギーが不足している感じがする。元気が出ず、だるい。

□今までで来ていた日常的なことをやるのに一苦労する

□性への興味が低下している。性欲がない

□ストレスにうまく対処できない。小さなことでもイライラし人に八つ当たりしてしまう。

 □風や呼吸器の感染症に罹りやすい。罹ってもなかなか治らない。ぶつけた傷も治りにくい。

□気持ちが落ち込む。うつっぽい感じがする。

□人生に何の意味も見いだせない。楽しいことがない。

PMS(月経前症候群)が悪化している。月経の始まる数日前から、腹痛・頭痛・肩こり・むくみ・便秘・下痢・眠気・気分の落ち込みなどが激しくなる。これらの症状は月経がはじまると軽快する。

□コーヒーやコーラなどのカフェインの入った飲み物やチョコレートを口にしないとやる気が出ない。

□ボーっとすることが多い。集中力が低下した。

 □物忘れをすることが多くなった。昼食に何を食べたか思い出せないほど記憶力が落ちた気がする。

 □食事をスキップするとぐったりしてしまう。

 □甘いものを食べると元気になるが、その後だるくなる。

 □我慢が出来なくなり、急にきれてしまう。

 □夕食後の午後6時以降になると少しずつ元気になってくる。

  本間良子先生著 

「しつこい疲れは副腎疲労が原因だった」より引用

*これらの項目のうち3項目以上当てはまる場合は、「副腎疲労」の可能性があります。

*あてはまるからといって、必ずしもこれだけで「副腎疲労」と診断できるわけではありません。専門医に相談されることをお勧めします。

当院では、副腎疲労を診断するための「唾液中コルチゾール検査」や、副腎疲労とは切っても切り離せない「遅発型食事アレルギー」や「重金属蓄積」「低血糖症」の検査を行うことが出来ます。
詳しくはこちらをご覧ください

なんだかわからないけれど「身体がだるい」「やる気が起きない」といった症状が続く場合はお問い合わせください。
06-6147-3280 
小西統合医療内科受付