ここ数日、うつ症状をお持ちの方から「うつ病でも診察してくれるのか」という問い合わせを何件もいただいています。「うつ病」といえばすぐに「抗鬱剤」というのが現在の精神医療の現実のように思います。
しかし、「うつ病」あるいは「うつ状態」と診断されておられる方の中には、ビタミンの不足、副腎皮質
ホルモンの状態、重金属の蓄積の有無、腸内細菌叢のバランスの乱れなどが原因で「うつ症状」が出ておられる場合があるのです。つまり、うつ病というのはすべてが同じ精神的なストレスが原因で起こっているのではなく、いろいろな原因から起こる「症候群」のようなものだと言えるのです。

「うつ」と診断される方のなかでどれくらいの割合が相当するのかは正確な数字はありません。なにしろ、これらの病態はまだまだ医学界に広く認識されているというわけではないからです。
もちろん、抗鬱剤の投与が必要な方もおられる一方で、本当は別の治療法が必要なのに抗鬱剤で長期間治療を受けておられる場合も多いようです。日本では特に、一つの抗鬱剤が効かない場合、「多剤併用」される傾向があるようです。アメリカでは抗鬱剤を何剤も投与するということは見られません。

私たちは、本当は抗鬱剤ではなくてもっと別の治療が必要な方のお役に立ちたいと思います。そして、人生の大切な時を戻していただきたいのです。

また、仮にそれらには全く問題がなく、抗鬱剤が必要な場合でも、協力してくれているカウンセラーと共に心理学的アプローチで対応させていただきます。もし、精神科専門医の診察が必要な場合でもきっちりと連携してサポートしたいと思っています。


小西統合医療内科では、「うつ病」の鑑別診断として出来る検査は次の通りです。

唾液中コルチゾール測定        副腎疲労症候群の診断
遅発型食事アレルギー検査     
毛髪ミネラル、重金属検査    重金属の蓄積の診断
5時間糖負荷試験        機能性低血糖症の診断


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