同じ感覚を共有できなくてもいい！ソウルナンバーから見る夫婦のズレ

こんにちは。潜在数秘術®協会の一ノ瀬です。

子どもたちの幼い頃の写真が好きです。

アルバムを引っ張り出してきては、眺めるのが至福のとき。

「あの頃は、こうだったよねぇ」

「あんなことがあったよねぇ」

にまにましながら、旦那さんに話しかけるのですが、

たいていの場合、スルーされてしまいます。

そして・・・

「あんまり覚えてないんよねえ」という答えが返ってくるのが、

お決まりのパターン。

はあ！？覚えてないだと？？？

あんなに可愛かったのに、覚えてない？
あんなに楽しい時間だったのに、覚えてない？

家族との時間、子どもたちの成長、
覚えてないなんて、ありえーーーーーんっ！！！

長い間、そう思っていました。
やりとりをするたびに、プンスカしていました。

でもねえ、どうやらほんとうに覚えてないみたいなんです。

しかも、過去の写真を見ると、テンションが下がってしまうらしい(￣▽￣)

幸せな記憶や楽しい記憶よりも、
悲しかったことや辛かったことの方が浮かび上がってくるのだとか。

わたしは、写真を見て幸せになるけれど、
旦那さんはそうじゃなかったんですねえ。

■

ここでナンバーについて、ちょっとおさらいとしてみたいと思います。

恋愛・パートナーシップ講座でもお伝えしていますが、

相手の心の情報を予測するときには、S（ソウルナンバー）を使います。

ざっくり説明すると、こんな感じ！

S（ソウルナンバー）からわかること

どういうことを心で感じる人なのか
何をハートで思う人なのか
心地良いと思う瞬間
原動力となるもの

ここに数字をあてはめてみます。

旦那さんはS１１。
わたしはS３３。

■S１１の旦那さんが心で求めていること

自然でナチュラルな状態
今ここで感じることのほうが大切
未来のことが思い描けない　etc・・・

■S３３のわたしが心で求めていること

生きる喜び
永遠の愛
愛したい、愛されたい　etc・・・

数字から、わたしは、他者と関わりを持ちながら

生きていくことを望んでいることがわかります。

“いま”は、過去と未来と繋がっているという感覚が強く、

過去の思い出話も、未来の妄想話も大好きです。

記憶が正しいかどうかはさておき、

とにかく過去のことを、よく覚えているし、覚えていたい！

（人の名前を覚えるのも得意です）

家族や子どもたちの思い出話をすることは、

わたしにとっては喜びのひとつなんですね。

一方、旦那さんは、過去や未来よりも“今ここ”に意識がいくタイプ。

過去の思い出を振り返ったり、未来の想像をしたりするときは、

情報量が多すぎて、ぷちパニックになる傾向があります。

人の名前なんて、ほぼ覚えられない。

（覚える気がない？？）

何ヶ月でハイハイしたとか、何歳の頃にどこに行ったとか。

子どもたちの成長過程は、ほぼ覚えていませんｗ

自然体でいるために、心地よくあるために、

さまざまな情報の記憶を喪失しているように見えます(￣▽￣)

もちろん、本人は無意識ですけどね。

そうしないと、“今ここ”でいられないのだと思います。

-----

やたらと記憶をストックしたがるわたしと、記憶喪失になりがちなパートナー。

真逆にも思える性質を持っていますが、

うまくいかないかといえば、そうでもなく。

いっしょにいて救われる部分も多いです。

わたしが、タスクを抱えすぎて悶々としているときは、

「もっと力を抜いてやればいいじゃん」と声がかかる。

子どもの成長が心配でたまらなかったときは、

「別に、なにも問題ないよね？」の一言で終了。

この人、責任感ないなあ。
父親なのに、テキトーやん！

そんな風に感じることもないわけではありませんでしたが、

なんでもクソ真面目に受け取ってしまうわたしを、

ニュートラルなところへと戻してくれるのが、

旦那さんの存在だったのかもしれません。

そう思うと、「記憶にない」「覚えてない」と言われても、

ま、いっか！と思えるようになりました。笑

とはいえ、こんな風に思えるようになったのも、数字を知ったからこそ。

数字を知らないままだったら、

「わたしのことも家族のことも大切にしてくれない人だ！」

なんて、プンスカし続けていたかもしれません。

パートナーの愛情表現も、自分の愛情表現も人それぞれ。

こんなに違うの！？と、たまに白目をむきそうになりますが、
自分の当たり前は、他者の当たり前ではないのだということを、
いちばんに教えてくれるのがパートナーのような気がします。

違うから、ぶつかる。
違うから、すれ違う。

だけど、

違うから、おもしろい。
違うから、ちょうどいい。

お互いの数字の違いを通して、
いっしょにいる楽しみを見つけていけたらいいですよね！