背景のピンクの八重とほぼ同じ時期に、白い一重の花を咲かせ、ほのかに高貴な匂いを周囲に漂わせます。遅れて咲く白い桜です。ココ小金井公園に5本あるようですが、私は3本までしか確認できていません。
今、花見といえば梅。梅といえば匂いが漂ってくる。その香りを消してみました。
昨年作った再録です。馬鹿さ加減を笑ってください。
菅公御神詠
●東風吹かば においおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ
西風吹けど 黄砂おこすな 中の華 水気なしとて 迷惑わすれそ
●わが背子に 見せむと思ひし 梅の花 それとも見えず 雪の降れれば
わがつまに 見せむと思いし 金の束 それとも見えず 借金積もれば
山上憶良【万葉集】
●春されば まづ咲く宿の 梅の花 独り見つつや 春日暮さむ
客されば まづ泣く店の 姥の花 独り見つつや 毎夜暮さむ
貫之【古今和歌集】
●ひとはいさ こころもしらず ふるさとは 花ぞむかしの 香ににほひける
ひとはいさ こころもしらず ふるさとの 母はむかしの 香ににほいける
紀友則【古今和歌集】
●君ならで 誰にか見せむ 梅の花 色をも香をも 知る人ぞ知る
君ならで 誰に見せむ 金の額 通帳の中身 知る人ぞ知る
藤原定家【新古今和歌集】
●大空は 梅のにほひに かすみつつ 曇りも果てぬ 春の夜の月
大空は 花のこなにて かすみつつ 曇りも果てぬ 春のいやな月
式子内親王【新古今和歌集】
●ながめつる 今日は昔に なりむとも 軒場の梅は われを忘るな
ながめつる 今日は昔に なりむとも 職場の友は われを忘るな
与謝野晶子
●しら梅は 袖に湯の香は 下のきぬに かりそめながら 君さらばさらば
しら粥は 柚子に湯の香は 舌肌に かりそめながら 味さらばさらば
北原白秋
●梅おほき となりやかたは 明るくて 花のさかりを をさな鵙とぶ
ゆめおほき となりやかたは うるさくて 花のさかりを お皿投げ飛ぶ
久々にブログを再開します。
日曜日に降った雪も消えました。今期二度目の積雪でした。
白いペンキの窓枠に、とてもふさわしい屋根になりました。
クヌギの葉が落ちきらず雪と共に小枝にしがみ付いている風情も、またほのかな温かみが感じられいいものです。
雪のために足を奪われ出かける予定を変更し、シャッター押しに近くの公園でであった景色です。



