今、東京で満開を迎えた桜の一品種です。
駿河台

背景のピンクの八重とほぼ同じ時期に、白い一重の花を咲かせ、ほのかに高貴な匂いを周囲に漂わせます。遅れて咲く白い桜です。ココ小金井公園に5本あるようですが、私は3本までしか確認できていません。

今、花見といえば梅。梅といえば匂いが漂ってくる。その香りを消してみました。

昨年作った再録です。馬鹿さ加減を笑ってください。


菅公御神詠

東風吹かば においおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ  


西風吹けど 黄砂おこすな 中の華 水気なしとて 迷惑わすれそ 

 
山部赤人【万葉集】


わが背子に 見せむと思ひし 梅の花 それとも見えず 雪の降れれば  

 わがつまに 見せむと思いし 金の束 それとも見えず 借金積もれば
   

山上憶良【万葉集】
春されば まづ咲く宿の 梅の花 独り見つつや 春日暮さむ
 客されば まづ泣く店の 姥の花 独り見つつや 毎夜暮さむ 
 

 

貫之【古今和歌集】
ひとはいさ こころもしらず ふるさとは 花ぞむかしの 香ににほひける

 ひとはいさ こころもしらず ふるさとの 母はむかしの 香ににほいける

紀友則【古今和歌集】
君ならで 誰にか見せむ 梅の花 色をも香をも 知る人ぞ知る 
  
 君ならで 誰に見せむ 金の額 通帳の中身 知る人ぞ知る

藤原定家【新古今和歌集】
大空は 梅のにほひに かすみつつ 曇りも果てぬ 春の夜の月 

 大空は 花のこなにて かすみつつ 曇りも果てぬ 春のいやな月

式子内親王【新古今和歌集】
ながめつる 今日は昔に なりむとも 軒場の梅は われを忘るな 

 ながめつる 今日は昔に なりむとも 職場の友は われを忘るな
 
 与謝野晶子

しら梅は 袖に湯の香は 下のきぬに かりそめながら 君さらばさらば       

 しら粥は 柚子に湯の香は 舌肌に かりそめながら 味さらばさらば

北原白秋
梅おほき となりやかたは 明るくて 花のさかりを をさな鵙とぶ           
 ゆめおほき となりやかたは うるさくて 花のさかりを お皿投げ飛ぶ 


久々にブログを再開します。

日曜日に降った雪も消えました。今期二度目の積雪でした。













白いペンキの窓枠に、とてもふさわしい屋根になりました。














クヌギの葉が落ちきらず雪と共に小枝にしがみ付いている風情も、またほのかな温かみが感じられいいものです。
雪のために足を奪われ出かける予定を変更し、シャッター押しに近くの公園でであった景色です。