2025-03-11 快速はまゆり6号 | シーラカンスと僕

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ちょっと空いた時間に読むブログを目指し、ちょっと空いた時間に更新します。



乗り鉄をしとります!




ターゲットは岩手県の釜石線を走る"快速はまゆり号"。



愛称のついた定期の快速列車ってだけでも珍しいのに、なんと指定席を連結しているのです。


さらにさらに1日に3往復も毎日運行中。


昨今のJR東日本では真っ先に仕分けの対象となりそうなのに、今日も地道に盛岡と三陸とを結んでいます。



そんな列車なので気になってはいたんだけど、なかなか機会に恵まれず…。


こういう時にキュンパスは有り難いな。




行程の都合上、新花巻駅から乗ります。



なんの接近放送もなく、ディーゼルエンジンを轟かせながら駅に現れました。




なんじゃ、この派手な塗装は…。







日によって編成数が変わることでお馴染みの"はまゆり号"ですが、この日は堂々の3両編成。



指定席1両と自由席2両を繋いでいます。








今回は自由席を選択。



なんとリクライニング車両が充当されています。



これはラッキー。




というのも、指定席は確定でリクライニング車両に対し、自由席は完全ランダム。



このガチャに失敗すると八高線みたいなキハ110がやって来ます。








どうやらこの日は3両ともリクライニング車両だったようで。



指定席代が浮いたと内心では小躍りしています。



ぱっと見の乗客数は1両に10人ずつ程度。




同業のキュンパス勢はあまり見かけなかったなぁ。











新花巻から盛岡までの間しか乗らないので、メインである釜石線の区間は少しだけ。



おそらくはエンジンを唸らせて越えてきたであろう北上高地を背後にゆったりと平地を走っていきます。



ガタンゴトンと心地よいジョイント音からしか得られない栄養がある。



これぞザ・ローカル線よなぁ。



花巻駅までの数分間、一瞬たりとも逃さないよう五臓六腑で摂取します。










花巻駅では進行方向が変わります。



そのため5分ほどの小休止。




ちょうど学生の下校時刻と重なったため、そこそこの乗車がありました。











ド派手塗装は先頭の1両だけでした。




それにしても何モチーフなんだろうな。





ライフガードしか思いつかん。









花巻からは東北本線に入ります。



遠くに見えとるのは奥羽山脈かな。



てっきり岩手山だとばかり思ってたんだけど、調べたらどうやら違うみたい。







こう見えて"快速はまゆり6号"はめちゃくちゃゆっくり走っています。



というのも、1つ前を走る普通電車が遅れているそうな。





大幹線を疾走するディーゼル車を楽しみたかったけど仕方ない。





本来であればそこそこ飛ばしてくれるらしいね。











最終的に盛岡には約10分遅れで到着。




この列車は30分後に"快速はまゆり5号"として釜石へと折り返していきます。




釜石線に新車導入のニュースが出ているので、今後"快速はまゆり号"は注目される列車になるんじゃないでしょうか。





このタイミングで乗れてホント良かったと心から思いました。