現在はここにいます。
アポ無しで島に上陸し、観光協会様のお力添えもあって無事に朝を迎えることができました。
この時期は東京からの大型客船が運休しているため、島内に観光客の姿は殆どありません。
島で迎える朝くらい清々しいものもないね。
昨夜スーパーで買っておいた島寿司をいただきます。
伊豆諸島ぜんぶ行ったけれど、スーパーで島寿司が売られていたのは神津島くらい。
他の島は自分たちで握ってるのかな??
宿を出たのは8時過ぎ。
あと数時間しか島にいられないので、出発が自然と早くなってしまいます。
これから目指すのは道の先に見えている大きな山。
標高は500m台ですが、アプローチが短いので山というよりも壁に見えてきます。
ここから未舗装の道です。
写真じゃ伝わらづらいけど、かなりの急勾配。
宿から登山口までも急坂の連続だったので足の休まる暇がありません。
それでも振り返った時の景色が元気を回復させてくれます。
ノンストップかつハイスピードで突き進んだので、登山口から10合目まで30分で辿り着きました。
しかしこの山は10合目=頂上ではありません。
台形をしているので頂上にあたるエリアが広大なのです。
ひとまず近くにあった展望台へ。
どん。
眼下に広がるは青い海!
心の眼で見れば伊豆半島が見えるとか見えないとか。
つい1時間前までいた集落はすぐそこに。
山の上にいるというよりは、崖の上にいるような感覚なので爽快感と恐怖感がバチバチに争っています。
景観はとにかくダイナミック。
しかし東からの風がビュービュー吹き荒れているので、落ち着く暇がありません。
とりあえず頂上エリアを探索すべく、奥へと進んでいきます。
すると突然視界から一切の緑が消え失せて、
灰色しかない世界に様変わり。
RPGで隣マップに移動した時みたい。
ここは"裏砂漠"と呼ばれるエリア。
水捌けがめちゃめちゃ良いので植物が全く育たないんだとか。
さらに進んでいくと、
「新東京百景展望地」に出ました。
それはさぞかし絶景が待っているのだろうと期待して覗き込むと、
oh…
なんも見えへんやんけ!
次から次へと雲が上がってきて「新東京百景」どころじゃない。
一応なんとか撮れたのがコレ。
うーん、もっと良い眺めのところあったけどなぁ。
続、