大阪から帰ってきて僅か2週間しか経っていませんが、茨城県の下館にいます。
現在時刻は朝10時。
小田原から3時間半もかかった(´-`)
早起きして関東平野の果てまで遥々とやって来た理由がこちら。
どどん。
今や観光資源としても数を減らしつつあるSLです。
職場の同僚が「SLに乗ってみたい」と言い出したので、茨城と栃木の境目を走る真岡鉄道を紹介。
ここは毎週土日に"SLもおか号"を1往復させています。
しかし大井川鐵道の方が有名な上に、同じ栃木県内を走る東武鉄道もSLの運行に手を出してしまったので、どうも影の薄いような印象があります。
何年も前から気になってはいたんだけど、自分の中でSLの優先順位が低いせいで今回が初の乗車となりました。
後ろには客車を3両連結。
なんでもかなり貴重な物だそうですが、そちら方面は詳しくないので身近な有識者に尋ねてみてください。
乗車前に整理券を購入します。
なんと500円。
東武よりもお安い。
そしてまさかの全車自由席。
この手のイベント列車で自由席設定も珍しい。
土曜とは言え各車両15人程度しか居なかったので、終点まで立ちっぱなしは避けられました。
車内はボックスシートの他、一部はロングシートになっています。
この手のイベント列車でロングシートを繋いでいるのも珍しい。
吊り革まであるし。
真岡鉄道に譲渡される前の現役時代に使われていたのかな。
下館出発は10:35。
小山まで向かう水戸線と、取手へ向かう関東鉄道と同時に発車。
こう見えて下館駅は3社が乗り入れるジャンクションとしての顔もあります。
乗り入れる鉄道会社の数は東京駅(JR東/JR海/メトロ)と同じなので、人呼んで茨城の首都と呼ばれていません。
下館を出発した後は思いの外こまめに停車を繰り返しますが、乗り降りは一切ありません。
ここは久下田駅。
窓を開けることができますが、煤が次から次へと車内に入ってきます。
かと言って非冷房であるが故に窓を閉めることなど出来ません。
これもアトラクションの一環だと割り切って煤を浴びる決断をしました。
真岡鉄道は電化されていないので車窓に開放感があります。
架線柱がないだけでこんなにも変わるんだね。
下館から25分。
途中の真岡駅で小休憩を兼ねた記念撮影タイム。
乗客の他、SLを見に来たと思わしきファミリーも大勢集まってなかなか賑やか。
ここ真岡駅は特徴的な駅舎でも有名です。
写真1枚目のSLを模した建物は真岡駅の駅舎。
いや気合い入れ過ぎでは。
10分ほど休んで再出発。
ここらでおひるごはん。
下館のコンビニで買ったエナジードリンクとドーナツをいただきます。
風情もくそもねぇな、まったく。
前述の通り客車は窓が開くので、
カーブに差し掛かったタイミングでカメラをニュッと突き出すと、走行中のSLを撮ることができます。
あまり推奨された行為ではないんだろうけど。
ちなみに真岡鉄道線内は、急なカーブが少ないのでダイナミックなやつは撮れません。
なんせ編成も短いし。
ここからは次回に続きます、