おはようございます。
早くも小旅行2日目。
初日は飯田線に乗り、ちょっとした駅巡りと鳳来峡を観光しました。
そして三河安城のネットカフェで1泊。
たま〜にネカフェに泊まりたくなるんだよね。
2日目も勿論18きっぷ利用。
東刈谷から東海道線の一番列車で下ります。
実は三河安城駅よりも、隣の東刈谷駅の方がネットカフェに近いことが前日の夜に判明しました。
道理でなかなか着かないはずだよ、、、
金山で中央線に乗り換え。
慣れ親しんだ211系に揺られます。
ただ見慣れているのは車内だけ。
全体を見ると10両も繋いだ長大編成なので、なんだか不思議な感じがします。
暦は4月。
6時を回ればすっかり辺りは明るくなります。
東刈谷からちょーど1時間、中央線の定光寺駅で下車しました。
現在時刻は6時半。
名古屋から30分の距離にありながらも秘境感が味わえる、と巷で評判の駅です。
ここはずっと来てみたかったんよ。
構造は2面2線の至極シンプルなもの。
写真の背後に迫る山々からは名古屋から30km圏内だとは思えないよね。
ちなみに同じ中央線である新宿から30kmというと日野駅辺りが該当します。
ここがスゴいと言われる所以は駅を出ると判ります。
何処に駅があるのかお判りでしょうか。。。
写真中央の高台にある小屋のようなものが一応駅舎。
写っている313系に沿ってホームが造られています。
そして駅前にはゴウゴウと川が流れています。
先程の写真の通り駅は崖にへばりついているような構造をしているので、ホームまでは階段&階段を上らねばなりません。
中津川方面のホームはトンネルで線路の下を通って向かいます。
バリアフリーの"バ"の字もないな。
こんな駅でもICカード対応なのが驚き。
居心地悪そうに2機の簡易改札機が置かれていました。
前述したように定光寺駅は名古屋から30km程度の距離にあります。
見た限りでは紛うことなき秘境駅の様相をしていますが、停車する列車も通過する列車も多く設定されています。
ラッシュ時ともなれば名古屋方面へ最大6本が停車。
この他に快速や特急も通過するので比較的高い頻度で列車が行き交います。
そんな定光寺駅の周辺で一際目を惹くのが、写真の建物。
線路と川の僅かな間に建てられた旅館です。
正確には"廃"旅館。
いろいろ調べてみると、
最盛期には多くの人で賑わったそうですが、残念ながら2003年に廃業。
以来ずっと放置されているため今では廃墟旅館として有名になっています。
駅と反対側に回ってみました。
窓ガラスは割れ、階段は錆び、すっかり荒廃しているのが分かります。
ちなみに駅前から廃旅館にかけて、景観とは裏腹に異臭が漂っています。
例えるなら公衆トイレ。
是非この廃墟旅館に関して寝る前にYouTubeとかで調べて欲しいんだけど、
過去何度か不審火が相次いだり、白骨遺体が発見されたりと心霊スポットとして知名度を上げています。
建物入り口に不法侵入を防ぐためのバリケードが張られていたりと、物々しい雰囲気が全体的に漂っています。
「☆自然豊かな秘境スポット☆」という紹介をしたかったのに現地で愕然としたよ。。。
これは同じ場所のストリートビューによる画像。
上から2つ目のドアに注目してください。
割れているように見えるものの、ドアは閉じられていますよね。
それでは遡って僕が撮った写真で、そのドアを確認してみてください。
お分かりいただけたでしょうか、、、
続、