乗車記です。
なんと約1年ぶり。
書き方忘れたわ。
今回は遂に車両置き換えが決定している"特急踊り子号"。
後継であるE257系がデビューしてから1年弱が経つけれど、実は185系による運用の方が多かったりします。
そして正月過ぎに185系の乗り納めは伊豆急へ!という記事を更新しました。
他人に薦めたからには自分も行かねば、と意気込んでいたのに何かと忙しくフリーパスの発売期間が終了してしまいました。
しかし!
やはり乗り納めはしたい!
ということで日付にすると昨日、"特急踊り子13号"に乗ってきました。
実際の旅行日と更新日がこんな近いのは珍しいよ。
つまりどういう事かというと、
ストックを切らしているという事です。
小田原から乗車します。
ところで最もコスパの良い乗り鉄区間が小田原〜伊東である事をご存知でしょうか。
所用時間は約40分で、
途中に増解結があり、
線形のよい幹線と、
単線ローカルの両方を楽しめ、
尚且つ眺望は最高。
これだけ見所があってお値段1200円。
沿線は混み合うけれど、
意外と車内は平和なので乗るなら今のうち!
若干遅れつつ"踊り子13号"が入線。
グリーン車を2両繋いだ堂々の15両編成です。
ある種、在来線特急最後の砦という側面も持っているのかも。
特急列車に『花形』という言葉が形容されなくなった昨今、短編成化・車販の撤退・グリーン車の縮小などが相次ぎ、すっかり地位や貫禄を失っちゃっているよね。
鉄道にロマンを求めるのは00年代までだと勝手に思うとります。
ギリ知っている世代に生まれていて良かった。
さて、今回は自由席利用なので10号車に乗ります。
ちなみにこの日は日曜日。
ある程度の混雑は覚悟していたけれど、思いの外空席がありました。
チラッと見た感じだと、
指定席の方はもっと閑散としていたな。
実は"踊り子号"のJR区間に乗るのは今回が初めて。
沼津に住んでいるとホント縁がないんだよね。
駿豆線内で2〜3度乗った記憶があるくらいかな。
たまたま空いていた最後列を陣取ったため、
185系の特徴でもある窓開けを楽しむ事はできません。
ドアの戸袋部分なので元からハメ殺しになっている場所を選んでしまった。
しかも伊東線に入るまで気付かなかった、、、(´-`)
余談ですが、
この日の"踊り子号"で窓から手を出して撮影者の妨害をする事件があったんだとか。
おかげでTwitterは大騒ぎ。
こんな話を見聞きするたびに、
他人の邪魔をする事に面白さを見出してしまう感性が可哀想だなぁと思います。
話は戻りまして、
列車は東海道線を快走中です。
やはり見所は相模湾!
この区間を乗ったのは4桁を優に超えるけど、未だに天気がいい日は車窓を見ちゃうね。
この日は「海なんて見慣れてますけど」みたいな顔したかったけど、思わず写真撮っちゃったよね。
そして見所2つ目である熱海駅での切り離し作業。
なんとロープ係として駅員さんが駆り出されていました。
日曜日だから厳戒態勢だったのかな、、、
ここでも「別に切り離し作業なんて興味ないですけど」みたいな顔して車内にいようとしたけど、やっぱ写真撮っちゃったよね。
ダセェな!
先に発車するのは我々の下田行。
ふと外に目をやると熱海行の313系が足止めを食らっていました。
これ実は東海道線あるあるで、
東京行の"踊り子号"が遅れていると配線の都合で静岡からの電車が立往生しちゃうんだよね。
そもそも熱海駅の配線で"踊り子号"の増解結まで捌いてるのがスゴいんだよ。
来宮駅で東京行の"踊り子号"とすれ違い。
この列車が熱海駅に入るまで、
先程の313系は足止めを喰らい続ける羽目になります。
前述の通り伊東線は単線なので運転停車が度々発生します。
この"踊り子13号"は全ての駅に停車しました。
なんでや!
伊東線内で唯一客扱いを行う網代駅。
先頭車が見えるくらいホームが急カーブしています。
なんだか変な感じ。
そして「網代」って難易度星1つくらいの難読地名だとひっそり思っています。
そして13:44 伊東駅に時刻通り到着。
カメラを持ったお兄さん方がワラワラと下り、園児の軍団が乗り込んでいきました。
どうか園児たちには真っ直ぐ育ってほしいものです。
どこかで道を間違うと、
敢えて連結作業に興味ないフリをして電車内でレモンティーを飲む自意識過剰な24歳になってしまいます。
最後に駅名標もフレームイン。
実乗車時間以上に満足だったな。
久々の特急列車は思いの外楽しかった。
ただ車内では、通路挟んで反対側にいた関西弁のカップルの会話をずっと聞いていたせいで、細かいこと覚えてないんだよね。
どうか園児たちには真っ直ぐ育ってほしいものです。
完。