今宵も丑三つ刻を迎えたのでブログ更新ならず。
HPゼロ&MPゼロという「まだ七五三で消耗してるの?」状態のため、
本日もそろそろドロンさせていただきたく思っております。
スタジオサークルは1回の撮影でだいたい1500〜1800枚ほどのカットを写し、
そこからピンボケ・ブレ・目つぶりのNG写真を省いて、
100〜200枚ほどのデータでお渡しさせていただいております。
撮影内容やきょうだいの人数によってお渡しデータ枚数は変わってきますが、
概ね150枚くらいになるパターンがほとんどですね。
最近はどんどん撮影枚数がエスカレートして増えてきておりまして、
NGカットを選り分ける写真セレクトの作業も1時間以上かかってしまいます。
その後のRAW現像も軽く1時間半くらいかけて行うため、
1件あたりのデジタル作業時間はマッハのスピードでこなして2時間半〜3時間くらい。
そんなわけで、1日あたり数件の撮影やアポイントが重なると、
・帰社19時〜1件目データ処理完了21時〜2件目データ処理完了23時30分〜3件目データ処理完了26時
みたいになってしまいますね。
RAW現像ではなくjpg撮って出しにすればさらに時間短縮ができるかと思うのですが、
スタジオサークルのデジタルワークフローにおけるRAW現像とは、”ミスショットの救済”という大きな意味合いがあります。
こども撮影はとにかく表情やポーズなどがいい瞬間、すなわちシャッターチャンス優先で撮影するため、
露出や構図が二の次・三の次になる場合がどうしても多くなってしまいます。
「今の表情をもう一回!」や「さっきのポーズをやって!」というようにリテイクを重ねると、
大人の撮影ならまだしも、こども写真の場合はどうしても瞬間のダイナミズムが失われてしまうことがほとんどなので、
とにかくいい瞬間にシャッターを押す(もちろんピントはキッチリと)ということに最大の努力を注ぎ込むわけです。
露出のオーバーやアンダー、フレーミングの不備は”現像時にどうにか救済&加工しよう”という考えが基本にあるのです。
本来であればRAW現像とは写真を作り込んでいくためのクリエイティブなデジタル作業ですが、
まぁそういうのって、いまやインスタのフィルターとかでもできちゃいますからね。
いかに撮影時にいい瞬間を写しとっておくことができるか、そこがいちばん大切な部分なわけであります。
そんなことを説明していたら丑四つ刻になりそうなので、それではみなさんごきげんよう。
さてさて本日も撮影ダイジェストとして写真をほんの少しご紹介いたしますね。
またそれぞれのブログ更新もお楽しみに〜!
スタジオサークル
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徳島県徳島市北常三島町3-40
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