無庵日録 (1199) 個性という遺伝子 | 無庵日録

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 会津八一先生の「学規」を規範としたい。▲ふかくこの生を愛すべし▲かへりみて己を知るべし▲学芸を以って性を養うべし▲日々新面目あるべし

2024/06/03 (月)

 自分らしさとは他の誰にも無い自身の優性や良性の個性という遺伝子の働きにある。現実はその遺伝子がOFFされている状態が少なくない。遺伝子はそれに必要な行動が伴わなければONされないだろう。

 

 人は誰しも優性良性の遺伝子をONさせる行動を起こさないとOFFされている劣性悪性遺伝子をONさせてしまう場合がある。人間とは人間関係のことであり遺伝子の働きも人間関係につながっている場合が少なくない。

 

 人間関係は個々人の個性の在り方によって無限の能力を発揮してゆく可能性がある。人間の望ましい在り方は優性良性遺伝子のつながりに他ならない。敢えて言えば人生は人間関係次第かもしれない思いがある。