残念な…。 | 体験的SM論とSM事故&緊縛事故などのトラブルについて

残念な…。

昨日、才勝さんが旅立たれてしまいました。

業界では知る人ぞ知る人でした。


私が、緊縛事故減少と後遺症者の救済の為の早期回復整体を、表に出て初めた13年前。

当時の中野坂上のマンションには、まだ現役で仕事をしていたのと、それまで後遺症で悩んでいた人達まで群れをなした事で、回復整体を求めて土日祝日と平日の夜8時以降に固まって凄い人数の後遺症者が集まりました。


土日祝日は平均8組以上、最高12組。。。
夜の部でも2組。
正直、私の身体はボロボロでした。

それなのに、その頃一大勢力を誇っていたある縄関係の会の関係者が、「緊縛熱に水をぶっ掛けてくるゴールデンを潰せ!」と息巻いて、早期回復ボランティアの場所であり私の住んでいるマンションに殴り込みを掛けようという動きが何度となく有り「夜は月夜だけじゃない」なんて言葉まで吐き、私は憤慨の境地で、「お前達が放っておいた後遺症者を回復させて俺がケツ拭いてやってんだ。有り難うじゃないのか。」「来るなら来い、無事に帰れると思うな」と伝えろ…なんて言葉も吐いたりして…。


私にすれば、「君達が引き起こした後遺症の始末までしている私に殴り込みなんてふざけるな!」という怒りしか有りませんでした。

まぁ、血の気が多かったんですよね。(苦笑)

その後、活動2年後に今は亡き会のトップが私の還暦パーティーに参加し挨拶をした事で収めたのですが…。


その後、そこの顧問であるけれど、騒ぎとは全く関係のない才勝さんから丁寧なお詫びをいただいた事もあり、わだかまりも無く、親しくさせていただきました。


才勝さんは、決して偉ぶらず、謙虚で、驕らず高ぶらずで笑顔の素敵な人生の先輩でした。


ともすれば感情を表に出しがちな、要は喧嘩っ早い私には学ぶべき事の多い大切な人生の先輩でも有りました。


お会いした時もメッセージでのやり取りも全てハートフルでした…。


旅立たれた事は病気だし仕方ないと分かっているのですが…、もっと長生きして笑顔を見せて欲しかった…。


本当に本当に残念でなりません。


御冥福を心よりお祈りしています。