9月30日発売の「調教鞭の打ち方DVD」は、力任せの男性や非力な女王様にこそ見て欲しいのです。
9月30日、三和出版さんのすぐデキるシリーズから、「永久保存版!調教鞭の打ち方DVD」が発売されるのですが…。
SMの鞭は、人に対するのでウイップと違って協会も作れません。
それほど「危険」な訳ですよね。
ところが、男性は生身の人間相手なのに力任せの人が多くて「鞭嫌い」を増やしてしまう場合も多く・・、打つ時に骨格や筋肉などを意識しないで力一杯鞭を振る人達が多く、肘や手首を痛める人も出て来るし・・、強弱・緩急なんて意識も持てない人も多いし~、一方で女性は非力故にM男性から「もっと強くても良いですよ」と言われてしまう場合も・・。
特に、今は昔と違って「小柄な女王様」も増えていますから満足させられないだけでなく腕を痛める人も居ます。
でもね、例えば女子ゴルフを見ていると、女性の方がホームが綺麗で、ロングショットもありありでね。まぁ、野球で言えば「イチロー」の様に身体の使い方が上手なんですよね。
そう、鞭も力よりもタイミングや身体の使い方を意識する必要が有るのです。
また、力任せの打ち方は「単調」で、打つ方は悦に入ってても受け手は時に「単なる拷問」にもなってしまいます。
それに、単調な鞭ではねぇ。
歌だって強弱やリズムを意識するから上手に聞こえる訳で・・・、強弱事やリズムを意識した色々な打ち方も必要になり、その為には、指の使い方手首の使い方肘の使い方・・・等々一味工夫して、ぐっと握って振れば良いという単純さを脱する必要も有るのです。
それに、現実の調教はショーの様に短い時間では有りませんから、男だって「省エネ」も必要なのです。
やりたい事だけをやりた時間だけやるなんて・・・金を払うSM倶楽部ならばまだしも、パートナー同士ではSとしてはまだまだな訳で・・・、Mに愛想を尽かされてしまう事にもなりかねないのです。
つまり、バラ鞭も一本鞭も「省エネ打ち」で、色々な打ち方が出来てナンボなのです。
そして、生身の相手に行う訳ですから「正確性」も大切なのです。
鞭は楽しいものです。
また、素人が見ても鞭は技術の差がハッキリ分かるのです。
中に出て来る打ち方の中には、私の発案やプロの人でも出来て居ない人が居るという技も有ります。
鞭を打つではなく「操れる」って、格好良くてステキですよね。(^^)
だから女王様には「大きな武器」にもなるのです。
「緊縛での注意事項(リスク回避編)」、「道具を使わないでSMを行う知的で技術的な方法(道具を使わないSM)」、「そして現場で生きる鞭の打ち方(調教鞭の打ち方DVD」・・・、これらの知識を伝えきる事が私のやるべき事だと思っています。
女王様の技術が上がれば男性も頑張らざるを得ず、業界全体のレベルアップにもなりますからね。
女王様の検討を祈っています。(^^)/