愛☆撫はピアニシモをしっかりと! | 体験的SM論とSM事故&緊縛事故などのトラブルについて

愛☆撫はピアニシモをしっかりと!

下記の音楽用語をSE☆XやS☆Mをイメージしながら読んでみて下さいね。


(^o^)



エスブレッシボ(表情を込めて)、カンタービレ(歌うように)、テンベーストーソ(嵐のように)、コン・フォーコ(火のように激しく)・・・。


そして・・・ピアニシモ(非常に弱く)、ピアノ(弱く)、フォルテ(強く)、フォルテシモ(非常に強く)、クレッシェンド(だんだん強く)、ディミニエンド(だんだん弱く)・・。


さらに・・・アダージュ(静かにゆっくりと)、アレグロ(軽快に速く)、アンダンテ(ゆるい速度で)、ヴィヴァーチェ(活き活きと速く)、ラルゴ(きわめて遅く)、レント(緩くのんびりと)、アッチェランド(だんだん速く強く)、リタルダンド(だんだん遅く)・・・。


どうでしたか?(^_-)(^_-) イメージしながら読むと意味深でしょ?(笑)


以前も書きましたが・・・女性の身体は楽器!!


そういう事も考えながら楽譜を見ているとSE☆XやS☆Mにも共通する「発想・表情・速度」などに関する記号が多く使われていることに気付きます。(笑)


女性を奏でる1つのアイテムがSE☆XやS☆M。


そう考えると、SE☆XもS☆Mもただやれば良いのではなくて、表現力というか・・・相手をどう責めてどう良い声で泣かせるのか?どう盛り上げてどのようにフェードアウト(フィニッシュ)するのか?

その為には、自分の持っているテクニックを、自分でイメージしながら速さ強さ表情を感じながらどのように配分しながら行うことが大切になります。


少なくとも、「俺のマグナムをぶち込んでやる」なんて単純な気持ちだけではダメ。(笑)


また、「俺の縛り(鞭)で逝かせてやる」なんてのも、ただ縛っただけ鞭を入れただけの寒~い行為で終わってしまうと思うのです。

特に、行為をしながら私が感じるのは、愛☆撫に於いてピアニシモが効いているからフォルテシモの威力が強く感じると言う事です。

例えば、おっぱいをソフトに産毛を意識して優しく、触れるか触れない位のタッチで、または爪の先で軽くツッツッ~と触られると「ゾクッ!」とします。

もし、「くすぐったい」と感じる女性には、軽く噛んで小さな痛みを与えてから直ぐに優しく舐めたり、またソフトに愛撫します。

すると痛みがくすぐったさを取ってくれるので・・・当然、「ゾクッ!」と感じます。

そして暫く同じ事を繰り返した後に、今度は乳☆首を強く噛んで、また噛んだ所を優しく舐めたり、ソフトに舌で転がしたり、噛むではなく歯を当てる程度で乳首を捉えるくらいの強さでの愛☆撫とか・・・・そして、手はおっぱい全体をソフトに愛☆撫・・・そして初めから繰り返し・・。


この時の強弱が性感開発には凄く大切なのです。


特に単なる強弱ではなくてピアニシモからフォルテシモまでの強さの調整が大切で、それ次第で感じ方が全く変わってしまうのです。

つまり、凄くソフトなタッチ(ピアニシモ)がキッチリと効いてるからこそ、強さもより強く感じるのです。

フォルテシモの時に乳☆首をちぎれる程に噛まれた気分にさせるのです。

実際にちぎれる程にやれば大変な事になりますからね。(笑) ところが現実は、男性がソフトにしているつもりでも「殆どの男性の愛☆撫の仕方は強すぎる」・・・これが女性側の一致した意見です。


実際、私のところに相談に来るカップルさんの愛☆撫の仕方を見ていてもやはりかなり強い感じですからね。


「もっとソフトに・・」とアドバイスをするのにまだ強いのです。 3~4回、「もっとソフトに・・・」と言って、男性がよりソフトにした感じでやっと良い感じなのです。


そう、本人はピアニシモ(超ソフト)のつもりでも、それが既にフォルテくらいの強さだったのです。


フォルテの強さなのに本人はピアニシモのつもりなのですから、フォルテシモの段階ではかなりの強さ、単なる乱暴な行為にならざるを得ないのです。

しかもその強さで痛がる女性を見て「S☆Mだから」と思って居るのですからね。

上手く行くはずも有りませんよね。


以前、ある歌謡曲の大御所と言われる人が言っていました。

「本当に歌の上手い人は、曲の低音部分や優しくソフトに小さな声で聞かせる部分をキッチリと歌えているんだ」「だからこそサビ(盛り上がり)の部分が映えて歌のスケールが大きく感じるんだよ」・・・と。


もう一度、自分の愛☆撫の時の最大にソフトな(ピアニシモの)強さや、音楽と同じ様な感情表現を意識した行為を心がければ、SE☆XやS☆Mシーンにも新しい発見が有ると思いますよ。(^_^)v