15歳年上の20年来の友人がいます。私はその方を「姐さん(ねえさん)」と呼びとても慕っています。
喋りは「友近」
外見は「川島なお美」
歌声は「藤あや子」
料理の腕は「平野レミ」
という一般人にしておくが勿体ない様なお方。面倒見がよく頼りがいのある明るい女性で、大昔のバイト時代も鈍くさい私をいつもフォローしてくれました。
旦那さんが自営で、姐さんが1人で事務を切り盛りしているのですが、最近回りきらない時など時々ヘルプで呼ばれるようになりました。作業内容は単純な事務補助で姐さん宅のリビングが職場です。
一応バイトと言う名目ですが、お茶ケーキ手作りの美味しいランチデザートジュース果物アイスなどでもてなされた上に、帰りはお土産まで持たさせて下さる高待遇(北海道のサンマ、お米5キロ、スィートポテト、化粧品など日によって様々)。
もうギャラが発生するのも申し訳ない程なんですが、私が何より楽しみにしているのは姐さんに会える事です。
姐「作業員さんの資格を紙に書きだしてこのファイルに入れてくれる?(姐さんはパソコン作業一切なしで今までやって来たアナログ人間。私も郷に入っては郷に従いアナログでやっている)」
ま「はい。どの用紙に記入しますか?」
姐「ちょっと待ってね。え~と紙、紙、紙・・・ないわぁ~(立ち上がり隣の和室へ)あ、これでいいか、はい、これの裏に書いちゃって」
まさかのストッキング台紙・・・!!!(※裏が白無地)
ま「・・・私は全く構わないんですが、監査の時とか確定申告の時に税理士さんに追及されませんか?」
姐「何か言われたら「変態!!そんなに私のパンストに興味があるの!?いやらしい帰って!!」って罵るから大丈夫。」
ま「姐さんがいいならこれに書きます・・・。」
いいんだろうか?と思いながら黙々と書いていたら
姐「ごめん、コピー用紙が出て来たわ。もう書いちゃった?」
ま「全部終わりました。あ、けど書き直しましょうか?」
姐「可愛い南ちゃんににそんな二度手間させられないわ罰が当たる。南ちゃんのお母さんにも顔向け出来なくなっちゃうじゃない。パンストで充分よ、それで行こう!私のパンストの台紙なんてマニア垂涎物よ。向こうも却って喜ぶわ。こっそり持って帰っちゃうんじゃないの?男ってホントやらしいわよねぇ~」
いつも、どこまでも果てしなくそんな感じの人なので楽しすぎて身もだえします(※お互い手は動かしてます)。
そして最後は過分な日給を下さるんですが、達筆な字で書かれたその宛名が
「命の奥人です」。私は姐さんに一生ついて行きます。