最近の台風情報;
「台風10号(サンサン)は熱帯低気圧化 今後も近畿から東北では大雨に警戒」
ちょっと前は;
「台風10号(サンサン)、東海道沖を1時間におよそ15キロで東へ」
カッコ内の「サンサン」という表記をよく見るようになった。「サンサン」とは何だ?どうやら台風の名前のようだ。台風10号の被害が拡大するにつれ、よく見るようになった。「サンサン」は「SUN SUN」なのか。台風の名前にふさわしくない。大雨でこの1週間はほとんど太陽が出ていなかったのに「サンサン」なのか。
いや、「サンサン」は太陽ではなく、香港の少女の名前だそうだ。
なぜか大型台風には女性の名前が付くようだ。昭和23年のアイオン台風、24年のカスリーン台風は最も有名な台風の名前であるが、女性の名前である。岩手県にも甚大な被害を及ぼした。
しかし、この2つの台風以外に名前の付く台風があったか。あったのかも知れないが記憶に残っていない。ずっと「台風○号」という数字で台風を表していたはずだ。
それが、今年の台風10号には「サンサン」という名前が付く。かわいらしい名前だが、のろのろと迷走に迷走を重ね、予測不能の台風だった。
8月12日に大船渡に上陸し東北地方を横断したのは台風5号だった。いろいろと調べてみたら台風5号にも名前が分かった。「台風5号:マリア」という記述を見つけた。台風5号は「マリア」だった。やはり女性名だ。
しかし、台風10号の「サンサン」ほどテレビや新聞紙上で見ることはなかった。ネットを検索してやっと見つけたレベルのレアさだった。