オープニングはチンドン早池峰座
花巻市大迫から特別出演
大船渡のチンドン寺町一座のようではない
演奏もトークも洗練されてないが
見ていて楽しい
ステージ発表は今日と明日の2日間。今日は琴、コーラス、詩吟もあったが、そのほかはほとんど日本舞踊だった。◯◯流〇〇派といった本格的な日本舞踊だった。裾引きというらしいが着物の裾を床に引き摺りながら踊る衣装もあった。レンタルでも高そうだ。
知人の娘さんが名取りで、岩手県民会館の大ホールで発表会に参加するという案内をもらったことがある。気持ちばかりのお祝い金と花束を抱えて楽屋を訪れた。びっくりしたのは入り口から通路まで高級なランの鉢植えなどがずらっと並んであったこと。
我々の持って行った花束も祝い金も、もっと奮発するんだったなと思った。娘さんの発表する演目は「鷺娘」という踊りだった。衣裳も舞台も何回か変わり豪華、踊る時間も30分以上もかかったと思う。熱演に惜しみなく手を叩いた。
後ろの席で見ていた人の会話にびっくりした。
「このレベルの演目、発表だと衣裳代や照明、音響、小道具代、スタッフ日当などで、200万円から300万円もかかるのよ」
日本舞踊は普通の家庭の子どもでは習わせられないなと思った。
今日の発表は各団体20分以内。本格的な日本舞踊から忘年会の余興程度までいろいろあった。われわれ上郷町万年青クラブも明日出番があるが、間違いなく忘年会の余興レベルである。衣装代は半纏のクリーニング代だけであり、月謝もお稽古料も発表会費用もなし。みんなで楽しく歌って踊ろうといった演目である。
体育館では作品が展示されている。私も写真5枚で参加した。