クルーバトン 雷光

お疲れ様です。
今シーズン雷光の整調に乗らせていただいております。医学科4年の太田です。

自分が雷光になって初めての(そしておそらく最後の)ブログになります。なので、九山からこれまでのシーズンを通して感じたことなどを書こうと思います。

雷光としては九山は6年ぶりの対校優勝という最高の形で九山シーズンを終えました。その後に行われた追いコンの卒業生の挨拶で俵口さんが言われていた言葉が今でも耳に残っています。「今年の雷光の優勝はもちろん今年の雷光がよく頑張ってくれたからでもあるけれど、6年前の優勝以来これまでの雷光が負けてきてその時の頑張りとか悔しさとかそういったものをこれまでの雷光が受け継いできたからでもあるんだよ。」

この言葉を聞いて雷光の伝統という重圧を感じたとともに、自分の考えの甘さを実感しました。雷光の整調は、誰にでも乗れるポジションではない。皆の期待を背負えるだけの努力が必要だと感じました。それ以来、コックスの山崎とともに毎日のようにトレ室に通いました。全てはこれまで見たことのない西医での優勝という景色を見るために。このクルーを優勝に導いていけるだけの器になれるように。

努力量は右肩上がりでありましたが、一方で、乗艇での艇の動きは思うように良くなりませんでした。
UTダメダメ。UTは速いのAT遅い。などキャッチ、フィニッシュ、セット、フォワード、それぞれのイメージは九山の時よりも遥かに高いレベルで5人で共有できているはずなのになんでうまくいかないんだろうと途方に暮れた時期がありました。

そんな時SNSで中野紘志さんの言葉が目に入りました。「一生懸命練習すれば優勝できるなら、引退した先輩たちは一生懸命練習していなかったのか。」

クルー全員目指す場所は同じです。速くなりたくない人なんていない。頑張ってない人なんていない。時には言いにくいこともあります。でもそこをいい加減にしておくと負けます。それはこれまでのシーズンで痛いほど感じました。

さて西医まで残り20日となりました。
先日雷光でもクルー決起を行い、5人で西医での対校優勝を誓い合いました。的確な指示とストイックさを併せ持つ山崎、漕歴最長であり技術面でとても頼もしい岡井、天才肌と言われているけれど誰よりもビデオを見て努力している荒木、そして精神的支柱である池満。この5人なら大丈夫。あと少し。全力で。

引き続き応援のほどよろしくお願い致します。

長文乱文失礼致しました。
次は魁偉です。

佐賀大学漕艇部公式メールアドレス smrc.official@gmail.com
佐賀大学 課外活動支援基金
https://fundexapp.jp/saga-u/entry.php?purposeCode=600000