本をカッターナイフで解体する方法について書く。
カッターナイフは百均の大刃のもの。別に標準の刃のものでもいいが、定規で本の背を切り落とす際に安定して具合がよい。ただ、指を切るのだけは十分気を付けることが肝心である。お金があれば、押切を買ってもいいのだが、月に2,3回の自炊に押切は仰々しいし、使い終わった後の収納も面倒。場所をとる。カッターナイフ、カットマット、30cm定規の百均で手に入る3つの道具で済むので、自分はこちらの道具で自炊する。もちろん、手や指を切るリスク付きだが。
さて、特に本の解体で重要なのは、本の背を切り落とす作業である。
本の厚みによって背を切り落とす難易度が変わる。大刃のカッターナイフでは、大体厚みは4mmぐらいの背の部分をカッターナイフで3度ほど同じ切り口に沿って切り落とす。背の部分の幅は5mm程度が切り落としやすかった。もちろん文字部分が入っては本末転倒なので、文字が入らない程度でなるべく広めにするほうが楽である。見開きで全面が挿絵になっている場合は、背の部分に近いところが多少切れてしまうのは諦めるしかない。
例えば、厚みが1cmの文庫本の場合、表紙の厚紙を取り除いた後、厚みが3mm強になるように3部に分ける。等分になるのがよいが、拘る気持ちはない。それぞれ各部の5mm幅で背を切り落す。定規を当て背の部分をカッターナイフで力を入れずに切る。定規は決してずらさないように気を付ける。何回か同じ場所を切ってゆくので、ズレると切り口が美しくない。