書店で買った新刊書も読む前に自炊する。
全く開いてもいない本に「メスを入れる」が如くカッターナイフでスキャナーに読めるように
「解体」するのは、今でも緊張する。
読んでから自炊すれば、とよく言われることがあるが、本で読むより自炊後の本を読むほうが
自分にとってはメリットが多い。
1.軽い&嵩張らない
もちろん、重さが、タブレット<本というのが前提だが、8インチのAndroidタブレット
を使っている当方は文庫2冊よりは軽い。また、鞄に入れても嵩張らない。寝転んで読ん
でも腕に負担が少ない。
2.読んでいる本の秘匿性
電車などの公共交通機関内で読む場合が特にそうだが、人に何を読んでいるかわからない
点も大きなメリットだ。もちろん、カバーをかければいいのだが、そんな面倒な気配りは
不要。堂々とビジネス本の表紙を見せて読んでいる(見せびらかしている?)人もいるが、
どんな本であっても自分の趣味・趣向や頭の中を覗かれているようで、自分は好まない。
3.汚れない
本が汚れる汚れないは自分にとっては大した問題ではない。汚れたなりの自分の歴史が刻
まれたことになる、とも解釈できるが、やはりきれいなものが好きなので、きれいなまま
で表紙も中身もデジタル化しておきたい。
まだまだ(その人なりの)メリットがあると思うが、自炊の手間が軽くなれば、自炊のメリッ
トがより映えるだろう。
といいつつも、「断髪式」とは言わないが、新品を自炊する緊張感はなかなか薄まらない。
特に、値の張る専門書の自炊はカッターを持つ手が汗ばむ。