ホテル カリフォルニア 和訳① 前説 | 深夜のひとりごと

深夜のひとりごと

言いたい放題。思いたい放題。独り言は好きに、ね。


名曲 ホテルカリフォルニアは、いろんな風に和訳されている。受け取る人によって、感性によって、使う言葉によって、様々だ。


でも、このホテルカリフォルニアという名のホテルは当時から実在しない。モデルになったホテルなどない。アルバムジャケットは、タイトルに合わせてホテルを撮したまでのこと。

この曲は、「ホテル」と「カリフォルニア」に意味を置き換えて歌った、カリフォルニアへの失望と皮肉を込めて表している 個人の思考だから。

和訳にあたって、名詞はその言葉通りの意味ではないし、動詞は違う意味を表したたとえだ。

偶然 長い年月ぶりに聞いたこの懐かしい曲を、大好きなカリフォルニアに住んでいたことがある私は、自分の感性でわかりやすく、初めて意訳してみたくなった。なぜそんな気になったかと言うと、懐かしくてふと、全歌詞を見たくなってネットで検索したら、あまりにおかしな和訳たちを見つけてしまったから。笑ってしまうほど、陳腐な和訳だったから。それぞれ和訳される どの一つをとっても、的外れに思えたから。


ワード通りに直訳してしまうと、支離滅裂な文になって ワケがわからない。隠語や例えに置き換えて、作者が連想ゲームにしている歌詞なのに。それがわからず和訳したところで見当はずれで、なんじゃその意味は、となる。なぜそんな比喩ばっかりの歌詞って、あからさまにストレートな歌詞にしたら、問題が起きてしまうかもしれない内容がゆえだ。だから やんわり匂わせて、言いたい事を歌っているんだ。