生活備品の新規購入は日常でも屋外でも使用できるか?がポイントに

こんにちは!ライフオーガナイザーの藤本 恭子です。

 

 

突然ですが皆さんは災害時の備えはされていますか?

最近は防災意識の高まりにより、防災用持ち出し袋や、水や備蓄用食料などを既に準備されている方も多いかと思います。

 

 

 

わが家でもいざと言う時のための最低限の準備はしていますが、マンション暮らしの狭い保管スペースでは、わざわざ防災用を購入しても収納に困る事が少なくありません。

 

実は数年前から夫婦で決めている【ある基準】があります。それは新規で備品を購入する際に意識する次の【5つのポイント】です。

 

 

新規で備品を購入する際のわが家のルール【5つのポイント】とは

 

①複数の用途で活用できるか?

②普段の生活と非常時との両方に活用できるか?

③収納にスペースを取らないか?

④ビジュアルがシンプルで飽きの来ないデザインか?

⑤持ち運びが容易な重さか?

 

 

 

現在、わが家は子供が独立して数年前から夫婦二人の生活になりました。

それと共に昔から長く愛用している家電や家具も、次々と買い替えのタイミングに来ている所です。

 

 

ただ、マンション暮らしのわが家では収納スペースも限られています。

年代的にもこれから余分なものを少しずつ減らして行きたい時期、そんな時に新規で何か備品を購入する時は、まず収納場所を考慮して更に使いやすい機能かどうか慎重に検討することが自然の流れなのです。

 

 

 そして買い替えを検討する時に期待するスペックは

 

「出来れば色んな用途に兼用したい」

「年齢を重ねても持ち運びしやすい軽さが欲しい」

「機能的でビジュアルにもこだわりたい」

 

と言う、わがままな考えなのですが、その末にたどり着いたのが、この機能的なアウトドア用品でした。

 

 

そして改めて感じたのは、最近のアウトドア用品は機能的なうえにリビング使いでも違和感の少ないシンプルでおしゃれな商品が多いと言うことです。

 

 

まず一つ目の紹介は

Onwayコンフォートローチェア

 

 

 

 

 

 

こちらは3年前に購入した一人用チェアですが、本来はキャンプの焚火などにピッタリの機能性アウトドアリラックスチェアです。

元々マッサージシートを置くためのチェアを探していた時に色々と迷ってこちらに決めました。

 

今は主にリビングに置いて本を読んだりくつろぐ時にに使用しています。

たまに親しい知人が遊びに来て席が足りない時にもこのチェアをプラスしその座り心地を絶賛される、大活躍な逸品です。

 

 

 

こちらのチェアを選んだ時のポイントは、次の通りです。

 

◆軽く丈夫で折りたたみが出来収納場所に困らない

◆座り心地が快適でとてもリラックスできる

◆見た目がおしゃれでリビングで使用しても違和感がない

◆アウトドアイベントや災害時にも屋外で使用できる

 

 

 

そして二つ目のご紹介は

Iwataniカセットフー タフまる ブラック

 

 

 

 

 

 

 

そして二つ目に購入したのが、自宅用のカセットコンロです。

長年愛用していたコンロが古くなり、買い替えを検討した時に白羽の矢が立ったのがこちらの「イワタニカセットフー タフまる」という、同じく本来はアウトドア用のカセットコンロです。

 

 

こちらを選んだポイントは

 

◆屋外で使用した時に風で火が消えにくい防風仕様

◆コンパクトで収納スペースを取らない

◆軽くて専用ケースに入れて持ち運びが容易

◆見た目がシンプルで汚れが目立ちにくい

 

 

 

万が一、非常時に屋外に避難した時には煮炊きに使えたり、暖を取ったりできるので安心です。

 

ただ実際に使用してみて、一つだけデメリットと感じた事があります。

鍋などは安定するけど、テーブルの上だと本体の底が若干滑りやすい感じが気になります。

 

 
 

 

 

そこで早速、ホームセンターで購入したのがこの「溝ゴム 1㎜用」と呼ばれている商品。

あまり馴染みはないですが、安価なうえ緩衝材やシール材、鉄板やガラスの縁、コーナーの保護など様々な用途で使用されているゴム製品です。

こちらをハサミで切って本体の足の部分にはさみ込んで貼ると、ピッタリとフィットしてゴムの摩擦で安定感が出ました。

ただ全く滑らないわけではありませんのであくまでも火傷には注意、個人の責任で安全にお試しください。

 

 

そして3つ目の工夫が

備蓄食材はキッチンスペースでローリングストックする

 

 
災害が起こると最優先されるのが食料や水の確保です。
ただ、保存食や備蓄食料を保管しておくのには定期的な量や賞味期限の確認などが必要になります。
更にいざと言う時に食べ方、調理の仕方や味に慣れているかどうかも重要なポイントとなるかもしれません。
特に小さな子どもや、高齢者がいるお宅は普段から食べ慣れた物があるといざと言う時に気持ちの余裕が違ってくるのではないでしょうか?
 
 
そして問題になるのが、これらの収納スペース。
狭いマンションや賃貸物件などでは備蓄食材を保管しておく充分なスペースの確保が出来ない場合がありいかに災害に備えるかが悩みの種です。
 
 
そこで有効な方法が食料の「ローリングストック」つまり、日常の中に食料の備蓄を取り込み、消費しながら常に一定量の食料を備えておく方法です。
そのためにはいつでも目に入る、手に届く場所にストック用の食材を保管するスペースが必要になります。
 
わが家では普段の食品ストックの場所とは別に備蓄用の加工食品や保存食品をキッチン脇のチェストの引出しに保管していつでも確認出来る様にしています。
 

 

 

 

本来はこのチェストは小物やリビング用品を入れるためにここに置いたのですが、この引出しを活用し近くに食材を置いて仕舞い込まずに備蓄食材を常に循環させながら備えておく工夫が出来ています。
近頃では買い物好きの夫が自主的にこちらのスペースに食材の補充をしてくれているので常に一定量が確保できている状態が保たれています。
 

 

 

 

災害は忘れた頃にやってくる!災害時のための備えを、普段の生活にも取り入れる工夫、いかがだったでしょうか。

皆さんの安心で快適な暮らしのための、ヒントになれば嬉しく思います。