My Little GOD -Mikio Fujioka Memorial-
正直自分はお通夜でも葬儀でも全然実感が湧かず、今日まで来てました。
信じられないのか信じたくないのか、ふわふわしながら今日まで来ました。
朝から回線を仕込み、表の音も確認しながら、ステージのモニターの様子にも気を配り、
同録のしっかりシグナルが来ているか、ステージ上でのスタッフの動きや手順を指示し
機材トラブルや、セッティングの変更などでバタバタしながら流される様に本番スタート。
リハ同様、ステージ、モニター、PA、同録のチェックや指示を出しながらバタバタと。
転換の山はMI CANNON〜仮バンド、そして仮バンド〜大村バンド、この二カ所。
時間もう押せないなか、仮バンドのセッティングを組み上げて表に戻りBGM煽って
緞帳オープンで無事スタート。
ふと、幹大を探している自分がいました。
ステージの上、音の中。
なんだか急に。
正直ここからは仕事にならず、このままではこのあとも全然自分使い物にならない、と思わず退避してました。
1/5の電話連絡もらったときからここまでふわふわきてたけど、やっと今日で腑に落ちたように思います。
ちなみに仮バンドでは同期ものは流してないです。
Harmony XもリードはSamが弾いてますね。
RainbookでサポートGtで出演していた村山遼と同じく藤岡チルドレンです。
今日は藤岡幹大と縁のあるたくさんの出演者とお客さんが集まりましたが、
このイベントの見えないところにもたくさんの藤岡幹大と縁のあるスタッフが居ました。
主催となっていただいたKeasler Japan Ltd.のスタッフの方には様々な手配に動いていただきました。
音響チームは、僕が責任を持って幹大と繋がりの深いエンジニア達に声を掛けて集まってもらいました。
当初自分がFOHとして入る予定でしたが、セッティングプランを組んでいるうちに、
これは自分がPAやってるとステージが回らなくなるなと思い、僕が音響全体のマネジメントするようにして
(敬称略)Enrico Sesslego、斉田孝、篠崎恭一、小長谷成希、Carlos Martinez
のエンジニア達に協力を募り、手分けしてモニター、ステージ、FOH、同録を担当してもらいました。
ステージでは朝からMIからも助っ人が来てくれていました。卒業生も、そしてかつての同僚でもあり
現スクールディレクターの三井氏もグッタリするまでこき使わせてもらいました。
映像チームには、これまでYoung Guitarや変態教則DVDの時にも一緒に撮影していたカメラスタッフも居ました。
レコード会社のBellwoodさんからも担当DとA&Rが見てくれていて、今日のために色々動いてくれていました。
藤岡幹大という小さな巨人は、いろいろな形で皆さんと繋がりを持ち、
その人柄、演奏を惹かれ、あこがれ、愛しました。
彼の音や映像はこれからも残って行くので、これから彼を知る人が出て来ると思いますが
それでもやはりみんな同じ彼のfanだと思います。
今回のイベントは即完だったそうなので、行きたくても行けなかったという方もいらっしゃるでしょうし、
また繋がりがありながらも参加が出来なかった、という方々もいらっしゃると思います。
ただ、このイベントはオフィシャルと非オフィシャルという事も無いと思います。
彼との繋がりのもとに集まった有志で行えばそれはもう藤岡幹大に捧げるイベントでしょう。
また、誰かがどこかでこうしたイベントを開催していければ、藤岡幹大も伝説になるでしょう。
出演者、スタッフ、関係者各位、そして集まっていただいた皆様、長丁場お疲れ様でした。
ありがとうございました。
藤岡幹大、ありがとう。
