小室さんの引退を今頃知りました
缶詰め作業のおかげで今頃小室さんの引退会見のことを知りました。
TMはこのCAROLしか持っていないけど(けど持ってる)
プロデュースの才能はこの作品の辺から発揮されていたかと思います。
1988年リリースなので、30年前です。
30年前というと自分は中学生でパンクバンドやってたけど、家では隠れて色々聞いてました。
この作品はなんだか色々圧倒されたのを覚えています。
最初サントラ聞いてるみたいで、今でもその印象は変わらず、
やはり曲を聞くと映像が出てくるくらい作り込まれています。
アレンジが素晴らしい。
ストリングスアレンジ誰やってるのか改めて見たら、Anne Dudleyかよ。
良い仕事してますわ。
誰が彼女を呼んできたか知りませんが、この人選した人も凄いなと。
いろんな魔法が掛かったアルバムです。
これ、確かメディアミックスの走りでもあったと思います。
木根尚登さんは頑張って小説まで書いてました。
ちなみに、アルバムの中で気に入っていた曲はほぼ木根さん作曲の曲でした。
木根さんはメロが強い曲を書きますね。
小室さんの曲はフックが強いです。彼はメロやコード進行ではなくリフから曲を書くということなので、多分そういうことなんだと思います。
そうしたフックを繋ぎ合わせてるから転調も多いのかな。
結構みんなどうやってフック作るか考えてるのに、そこから思いついて
こんな風に形にするというのはそりゃもう才能です。
いろんな人の才能と経験、技術がマッシュアップされて一曲一曲が完成していくもんなんですけど、こうしたアーティストの引退というのはあまり聞きたくないですね。