皆さんこんにちは。
皆さんは投資用不動産の出口戦略をきちんと考えたことはありますか?
株でもなんでもそうですが、投資は売却した時に利益が確定します。
投資用不動産って利回りばかりクローズアップされがちですが、極端な話、利回り的には赤字でも売却の利益が超絶黒字だったらその投資は成功なのです。
であるからして、いつ不動産を買って、何年保有して、いつ不動産を売却するのか、不動産の売買タイミングを見極めるのは非常に大事なことなのです。
ただ、自分が不動産を購入するタイミングで、売却時の不動産相場がどうなってるかなんてその時になってみないとわからないじゃないか、というのも一つの事実です。
完全な予測は不動産のプロでも不可能です。
けれども、少なくとも損はしない、うまくいけば利益をだせる予測、というのはできます。
不動産にも法則があって、それに当てはめて投資物件を選定していけば、いい値段で不動産を売却できることでしょう。
今回はいくつか購入のタイミングを見極める方法をお話していきたいと思います。
【不動産サイクルを見極める】
一般的に、日本の不動産市況は7年サイクルと言われています。
これは需給バランスによって売りサイドと買いサイドの力関係がシーソーのように価格に反映されるからです。
これを見極めて、下限値で買って上限値で売れるようにできると強いです。
特に不動産は市況の変化に予兆があります。
そのシグナルを見逃さないようにする力を養いましょう。
【人口動向をさぐる】
自分が投資をしようとしている地域の人口が年々上昇しているかどうかをしっかり調査してください。
当たり前ですが、上昇しているようであればその土地の賃貸需要は今後も価値が上がりますし、減少していればどんどん価値も下がっていきます。
買ったら最後、需要が下がっていくしかないような地域もあり、そういった所は必ず人口流出しているので、よく確認しておきましょう。
【地区計画・市街地再開発事業に熟知しておく】
これはネットであまり見かけないのですが、都市計画や市街地再開発事業で大きな開発が予定されている場合、出口で利益を得るチャンスです。
街の利便性が上がるわけですから、おのずと地域の需要が上がります。
しかも大規模開発って数年かけてするものですから、始まる前か始まった直後に物件を購入して運用、売るころには開発も完了して、地域の価値が上がっています。
どんな開発が行われるかしっかり把握しておきましょう。
【相場より安い物件を買う】
相場より安い物件なら、その時に買うのが一番いいタイミングです。
最初に不動産サイクルを見極めましょう、と話しましたが、誰もが不動産のプロではありませんし、サイクルに沿って売れるわけではありません。
不動産を売る人には様々な事情があります。
自分が望む値段で売れるまでじっくり待つ余裕のある人もいれば、今すぐ現金を手に入れなければいけなく、買ってもらえるならば安くても買ってもらいたい、という人もいます。
なので、何らかの事情で安く売ってくれる物件があれば、チャンスです。
その時に買える資金があれば、買っておいて損はないです。
大小あれど、好きなタイミングで利益を確定することができます。
いかがだったでしょうか。
ここら辺が基礎となる予測方法になります。
是非情報にアンテナを立てて、ご自身の投資戦略を優位に進めてください。