久々のリキッドの紹介です。
 
多くの方々がレビューされたとは思いますが、あえて紹介させて頂きたいリキッドがあります。
 
それはKAMINARI VAPEから発売されたリキッド、ザ・モンスターです。

KAMINARI VAPE
THE MONSTER
VG/PG 70/30
Made in Japan
 
今までもエナジードリンクフレーバーのリキッドは結構ありましたが、個人的に最も飲む頻度の高いモンスターエナジーのあの味を再現したというザ・モンスターを、どうしても吸ってみたくて買ってしまいました(^^)
 
デバイス
ASMODUS  SNOW WOLF mini 75W TC
アトマイザー
DESIRE YURI RDA
ドリップチップ
GRAM  HAIGHT伊達祭Limited Edition
コイル
UD Kanthal A1 Clapton 26ga+32ga
3㎜コア・8Lap・Dual Coil
0.56Ω
コットン
Kendo Vape Cotton
デバイスパワー
30W
 
まず、キャップを空けた段階でエナジードリンク特有の香りがします。
 
吸ってみると、まんまモンスターですw
 
これは楽しいです。
 
他のエナジードリンクフレーバーのリキッドだと、『あぁ、良く出来てるな』って感じなのですが、このリキッドは良い意味でモンスターエナジー特有の薬品っぽい香りと風味が広がります。
 
吸い込んだ時の甘さはモンスターエナジーを飲んだ時の感覚より少し弱めではありますが、吐き出した時の残り香までもが再現されている事には驚きました。
 
正直言って、チェーンしたくなるリキッドです。
 
容量が少な目なので、あっと言う間に無くなりそうです。
 
最近ではアジアの濃厚なフレーバーのリキッドが出回ってるので、人によっては若干物足り無さを感じるかも知れませんが、これだけ忠実に再現されている事には脱帽しました。
 
配合率もVG70%なのでクリアロやタンクでも十分楽しめると思います。
 
こちらのリキッドはVAPE Treasure仙台店で購入させて頂きました。
最近無線が趣味になりつつあるSMOKEYです。
 
今回は最近購入した特小トランシーバーを紹介致します。
 
今回購入したのはこちら!

ALINCO(アルインコ)から発売されている特定小電力トランシーバー『DJ-P24(L)』です。
 
DJ-P24はALINCOのハイエンドモデルDJ-R100Dから中継レピーター機能と同時通話機能を取り除かれたモデルで、基本性能は同価格帯の他の機種よりコストパフォーマンスが高いモデルだと思います。
 
ALINCOからはもっとリーズナブルなモデルも発売されていますが、今回は長距離通信を趣味とされている方々から定評のあるこのモデルをチョイスしてみました。
 
以前は折り畳み式アンテナの物を使用しておりましたが、やはり電波の飛びが悪いので今回はロングアンテナモデルを購入した次第です。
 
このDJ-P24というモデルには今回購入したロングアンテナモデル(L)の他にショートアンテナモデル(S)があります。
 
特定小電力トランシーバーは非常に小さな出力で交信する為、アンテナの長さが飛距離の目安になります。
 
受信に関してはそのトランシーバーの感度によって変わって来ます。
 
注意して頂きたいのは特小トランシーバーはアンテナの交換が出来無いので、後からロングアンテナに交換するという事が出来ません。
 
購入の際は十分に吟味した上で御購入下さい。
 
さてこの機種のアンテナですが、いわゆるホイップアンテナのタイプで、長さも他のメーカーと同等か少し長めに感じます。
 
アンテナの材質は柔らかく、カバンの中に入れると曲がったりする事はありますが、固い素材の様に折れる心配が少ない様に思われます。
 
肝心な性能ですが、受信感度の面では特小の中でもかなり上位に入るレベルだと思います。
 
標高1000m程の山で受信すると、約50㎞位離れた相手からの声が聴こえる事もあります。
 
送信に関しても申し分無く、私の住む仙台市の市街地でビル群に囲まれてるにも関わらず、1ブロック挟んだ反対側(直線距離約250m程度)への交信はメリット5で相手に届いていました。(受信はICOM  IC-4300L)
 
DJ-P24はIP67という防塵・防水機能を備えており、アウトドアはもちろん業務運用にも十分に対応出来る仕様になっています。
 

底部には電池ケースの蓋があり、ロック式の片開きタイプになっています。
 
屋外で使用する場合、蓋が取れる物だと落として紛失する恐れがあるので、この仕様は有り難いです。
 
もちろん防水処理が施されているので、水の侵入が困難な造りです。
 
使用電源は単3電池2本です。
 
電池1本で使用出来る物に比べ、スピーカーの音圧が大きく聞き取り易いと思います。
 
逆に電池3本仕様のモデルよりは経済性が高いとも言えます。

本体の厚みは意外にスリムです。
 
最近ではもっと薄いモデルも多いのですが、スピーカーの性能を考慮するとこのくらいは有っても良いと思います。
 
PTTスイッチは小さめで出っ張りが少ないですが押しやすく、クリック感も良いので不満は無いです。
 
反対側には外部入力電源の端子が有ります。

左上にあるのが電源スイッチで長押しすると電源が入ります。
 
下には3個のボタンが並んでいます。
 
左から
ファンクション(長押しでキーロック)
 
中継モード切り換え(ファンクションを押した後押すとグループモード設定)
 
モニター(ファンクションを押した後押すとデュアルオペレーションモード切り換え)
 
となっています。
 
この機種の特徴として中継モードとシンプレックス(交互通話)モードがワンタッチで切り換えが出来ます。
 
一般的にはあまり使わない中継モードですが、レピーターを頻繁に使用される方には嬉しい機能です。
 
またモニターボタンもワンタッチでスケルチを開放出来るので、通信距離がギリギリの交信を行う際には非常に便利です。
 
この機能は機種によっては一度電源を切らなければ使えない物も結構有ります。
 
スピーカーの音量も音圧も十分納得が出来るレベルで、音質に関してはこのクラスの特小機の中ではトップレベルだと思います。
 
本体下部に設置されているマイクも良質な物が使われており、音声がこもったり高音が耳障りになる事はありません。
 
写真には写っていませんが、受信感度を表示するSメーターが画面上に表示されるので、相手がどの位離れているかの目安になります。(周囲の電波環境にもよります。)

天井部にはスピーカー・マイクのジャックとボリューム・チャンネル切り換え・グループ切り換え・ファンクションキーを押した後押し込むと各種設定が出来るマルチダイヤルがあります。
 
体感的に使えるという意味ではとても便利に使えるダイヤルで、一度操作方法を覚えると簡単に使えます。
 
操作感もスムーズで、使いづらいと感じる事はありませんでした。
 
総評すると、ハイエンド機同等の受信感度とロングアンテナによる送信距離の長さ、聞き取り易いスピーカーやフラットに集音するマイク、使い勝手の良いスイッチ類やSメーターによるインフォメーション等、どれを取っても文句の無い造りで満足のいく物でした。
 
何よりほとんどの設定機能が電源が入った状態で使えるのが素晴らしいと思います。
 
1つだけ難点をあげるとすれば・・・。

このベルトクリップです。
 
正直1万円以下で売られているモデルと同程度です。
 
という訳で、今回はALINCOの特定小電力トランシーバー『DJ-P24(L)』を紹介しました。
前回、特定小電力トランシーバーに関して書かせて頂きました。
 
今回は災害時における特定小電力トランシーバー(以下特小)の利便性に関して書かせて頂こうと思います。

特小は400MHz帯を使用した近距離の通信を目的とした無線局で、免許・登録等は一切不用なので買ったその場で運用が可能です。
 
現在発売されている機種は2種類で、シンプレックス(交互通信)の20チャンネル機と中継レピーター対応の47チャンネル機です。
 
前回も書きましたが、メーカーや機能によって値段はまちまちで、個人的には送信距離を稼げるロングアンテナのモデルをお薦めします。
 
出力は最大10mW以下と非常に小さな出力で交信を行う為、通信距離が限られます。
 
1.市街地では100m~200m
 
2.見通しの良い所では長くて500m程度
 
3.見晴らしの良い高台からでは1㎞以上
 
これはあくまでも一般的なカタログ上での数字です。
 
障害物や建物の密集度合いによっても通信距離は左右されますが、実際の運用でも同程度の通信距離だと思って頂いて良いと思います。
 
 
これ等を踏まえて災害時に運用する際は、学校や役場の屋上等の高台に無線本部を構えて、他の無線局との交信をすると円滑に連絡が取れると思います。
 
混信を防ぐ為に、持ち場毎にチャンネルやグループコードを決めて行動すると、より円滑に連絡が行えると思います。
 
例えばALINCO機のチャンネル表示だと、L5チャンネルを使用して、グループコードを38にセットして使用する事で、他の持ち場が同じL5チャンネルで他のグループコードで運用しても混信を回避する事が出来ます。

特小のチャンネル表示には法的な決まりが無く、メーカー毎に違うので、必ず事前に交信チェックをしてから使用しましょう。

例えば一番普及率の高いICOM機の16チャンネルを他のメーカーで受信するには違うチャンネルにセットする必要があります。
 
STANDARD機 5チャンネル
 
KENWOOD機 h5チャンネル
 
ALINCO機 L5チャンネル
 
という様に、メーカー毎に表示は異なりますが、どのメーカー同士でもチャンネルさえ合えば交信が出来ます。
 
グループコードの設定方法はたとえ同じメーカーであっても機種毎に違うので、必ず説明書でチェックしましょう。
 
 
特小の通信には中継レピーター(以下レピーター)を使用した運用方法もあります。
 
レピーター対応の機種(47ch機)が複数ある場合は、付近で最も高い所ににレピーターを設置して対応機をレピーターチャンネルに合わせる事で、通常よりもかなり長い距離間での交信が可能になります。
 
レピーターとは本来通信の妨げとなる高台に設置する事で、高台の反対側への通信を可能にする為の中継局の事を言います。
 
出力は特小のトランシーバーと同じ10mWで、山の頂上等に設置する事でロケーションによっては数10㎞離れた相手との交信も可能になります。
 
レピーターには幾つか種類があり、屋内用・屋外用の他にトランシーバー自体がレピーターになる機種(実勢価格は約2万円~3万円)も有ります。
 
レピーター機能付きトランシーバーは屋外用レピーター専用機(実勢価格は約10万円強)を購入するより安価ですし、内蔵電源(乾電池)で購入後すぐに使用出来るのでお薦めです。
 
しかしこの運用を行うには、それなりに知識のある方が設定し、運用の指揮に当たる必要があると思います。
 
 
 
資格・免許が必要無い無線の中には、登録申請を行う事で運用が出来るデジタル簡易無線があります。
 
最大5Wという大きな出力で、市街地でも1㎞ほどの通信距離があるので利便性は高いのですが、特小と比べて設定等の知識が必要な為に初心者の方にはお薦めしづらい面もあります。
 
またデジタル簡易無線は業務で運用している企業が多く、ユーザーコードを設定していない企業も多い為、チャンネル毎に5桁のグループコードを駆使して業務局との混信を回避する必要に迫られる場合が多い面もあります。
 
特小では乾電池で可動する物がほとんどですが、デジタル簡易無線はリチウムイオンバッテリーを採用している物が多く、ライフラインが停まった状況下では長時間の運用には不向きな面もあります。
 
価格でも特小が¥8.000~¥30.000に対してデジタル簡易無線は¥38.000~¥50.000強とかなりの開きがあるので、一般の方が購入されるには特小の方が入手しやすいと思います。
 
これ等のライセンスフリー無線は、無線の専門店だけでは無く、家電量販店等でも購入が出来るので、専門店の敷居が高いと思われている方々でも気軽に購入出来ると思います。
 
 
実は特小の災害時運用に関しては少なからず不安もあります。
 
特小であっても一般的に無線は業務での運用が多く、個人で無線機を所有されている方が少ない為、普段から使用方法を熟知されている方が少ないかと思われるからです。
 
資格・免許が不要という事もあり、近年レジャーでの無線運用が少しづつ増えて来てますが、それでも絶対数は少ないのではないかと思います。
 
 
最後に特小トランシーバーは災害時に最もアクティブに使用出来る通信機器ではありますが、有効に活用する為には普段から積極的に運用して、ある程度の知識を身に付けておく事が重要です。
 
いざという時に使用方法が分からなかったり、電池が無かったりすると使用出来無い事になりますので、普段から複数台でのドライブやアウトドアなどで是非とも活用して頂きたく思います。
 
という訳で、今回は特小トランシーバーの災害時運用における利便性について書かせて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
 
近年自然災害により被災される方が増えた事もあり、今回の記事を書かせて頂きました。
 
私自身も東日本大震災で被災した事もあり、様々な地域の被災者の方の安否確認や復興活動に少しでも役立てればと思います。