皆様、お元気でお過ごしでしょうか?

 

こちらは新年度に入り、スタッフ一同気合いを入れて頑張っているところです!

 

2019年2月から2022年1月 日本(外務省)NGO連携無償資金協力(N連)の下、「現地の材料と地元の若者参加型で行う土のう工法を用いたコミュニティ・アクセス道路補修事業」」を実施させて頂き、3年間で667の若者に道路補修技術を移転、彼らのビジネス起業支援をし、計3,652mの道路を補修しました。中央2県、西部4県、東部5県の計11県にて土のう工法の普及に取り組み、Do-nouのウガンダ国内での認知度も徐々に上がってきたところです。

 

同スキーム(N連)の下、新たに事業を支援して頂けることになり、3月17日に贈与契約に署名いたしました。

 

事業名:ウガンダ北部における道路インフラ整備・地域の緑化を通した強靭なコミュニティづくり

期間:2023年3月31日〜2024年3月30日

事業地:北部グル県

主な活動内容:

1. 若者50名に対する土のう工法を用いた簡便道路補修手法の技術移転と補修

2. 農民50名に対する育苗・植林の技術トレーニングを通した地域の緑化

3. 住民50名に対する省エネ型かまど作成に関する技術移転・300世帯へのかまど作成

4. 地元小学校における環境・衛生啓発(生理ナプキン作成ワークショップ、ゴミ分別指導など)

 

最初の3年間は道路補修を中心に取り組みましたが、新たな事業では環境保全などにスコープを広げて、地域のニーズに適した活動プランを練りました。これからどうなるか楽しみです!!

 

5月4日はグル県にて、政府の事業関係者を招集し、事開始ワークショップを開催しました。皆さん、新たな事業に興味津々で、良き協力関係が築けそうでした。

 

ウガンダの県や地区の体制は非常に複雑で、実務ウィングと政治ウィングがあり様々な役人に事業のサポートをして頂かないといけません。

 

実務ウィングトップのCAO(県の行政長官)を始め、テクニカルチーム(県エンジニア、環境担当、天然資源担当、教育担当、公共事業担当、コミュニティ開発担当)、そして政治ウィングのLC5(県知事)やRDC(県を良くするため大統領が任命するコミッショナー)などなど、多くの参加者が集まり、事業の流れや協力体制を確認しました。これから事業対象コミュニティの決定や資機材の調達を経て、現場活動を開始します。活動の様子もどんどんアップしますね🌟