ご無沙汰してしまいました。早いものでもう11月ですね。

ウガンダではエボラ出血熱の流行で落ち着かないところですが、相変わらず元気にやっております!

 

さて、国際労働機関(ILO)経由日本政府の政府予算にて、マダガスカル共和国のアンボアサリ地区、ベキリー地区における事業を開始しました。

事業名:Addressing the COVID-19 crisis by creating jobs and increasing community resilience to drought through green jobs

 

西インド洋に浮かぶ島国です。人口は約2,843万人、首都はアンタナナリボ、公用語はマダガスカル語・フランス語です。

 

我々の事業の対象地となるマダガスカル南部は気候変動の影響が強く、干ばつに悩まされています。コロナの影響もあり、住民たちは深刻な状況に立たされています。

WFPさんも緊急支援を募られているようですね。

https://ja.wfp.org/emergencies/southern-madagascar-emergency

 

本事業では、南部アンボアサリ、ベキリーの2地区において、500名の若者・農民を対象に以下を実施します。

1. 土のうを用いた道路補修技術訓練(2km以上)

2. 育苗・植林による緑化(50ヘクタール以上)

3. 農業生産性向上のための土壌改良・水源保全(2ヘクタールのモデルファーム設置)

 

9月からウガンダ事務所の土木エンジニアと環境担当官を現場に派遣し、事業を実施しております。現場活動は2月頃まで続く予定です。

 

訓練生には、キャッシュ・フォー・ワークを支払うことにより短期雇用を生み出すと共に(もちろん長期雇用に繋げる努力はします)、気候変動にも負けない強靭なインフラを住民たちの力で整備できるようになることを目標にしています。

 

☆訓練生を集めた説明会

 

☆材料は現地調達がモットー。20ℓのオイル缶を16ℓに切って土のう一袋に入れる土の量を測る容器にします。

 

☆土のうによる部分補修が進んでいます

 

また現場の様子リポートします!!