皆さん、こんにちは!更新が滞っておりました。。。

4月はほとんど国外出張でてんてこ舞いでした。

 

2週間ほどエチオピア東部、ソマリア国境ソマリ州のジジガ市に行ってまいりました!

ILO(国際労働機関)経由 日本政府の補正予算事業

"Enhancing Disaster Resilience Through Employment-Intensive Waterworks in Kebribeyah and jijiga" の下、土のうを用いたため池7基を作成しております。

 

昨年12月から着工し、5月末には全施工が完了する予定です。

 

干ばつが問題のジジガ市で、雨期のストームウォーターを集水し、1. 家畜の飲み水場、2. 生活用水の取水場、3. 農業用灌漑の3用途に利用します。

 

内壁・外壁には1箇所15,000袋以上の土のう袋を積み、その上から浸食防止のためのメンブレンシートを設置しております。

 

今回はジョイントモニタリングミッションで、日本大使やILOチームも現場に来られ進捗を確認すると共に、日本から来た田川専門家に現場施工指導を頂きました。

 

とてつもない数の土のうたち。ラマダン(断食)中の重労働には限界が

 

圧巻の全体像。容量は1基6,000㎥ 程度です。

 

ロール状のシートは熱で圧着

 

シート設置後

 

日本の技術、丁張を指導する田川専門家

 

大好きなエチオピア料理を喰らいます

 

現場の周りはラクダがいっぱい

 

モンゴルのゲルみたいな遊牧民の住居です

 

底抜けに明るいソマリの女性(訓練生)と共に

 

バタバタの滞在でしたが、満喫しました。

施工が無事完成し、水がたくさん溜まることを願って。。