紅麹の特定ロットにおいて、腎臓にダメージを与える物質が混入された。その量は数トンのオーダー。問題は幾つかある。


1. 死亡した人への腎臓ダメージは、有害物質が、トータルで何ミリグラムのレベルのダメージなのか?

2. 健常人の場合はどれくらいの量ならば死に至るのか?

3. 我々が日常的、習慣的に、摂取している食物には、これらの有害物質はどれくらい含まれるのか?どの食物に含まれるのか?

4. 当該有害物質は、小林製薬の製品にしか、含有されていないのか?他社の食物製品には含有されていないのか?

5. 本当に、小林製薬の食物製品を含む全ての食物製品だけが当該有害物質を含んでいるのか?

6. 数トンオーダーの紅麹の特定ロットに限定される、という情報が真実であるならば、何故、当該ロットに限定されたのか?

7. 犯罪者の悪意により、有害物質が製造工程に意図的に混入されたと仮定するならば?

 どの程度の量の有害物質をどの程度の量の紅麹に対して混入したのか?

 数トンに対して、1リットル(1kg相当の水)なら、数千倍の希釈率。10ml(10g相当の水)ならば、誰にも見られず、怪しまれずに、投入出来るかもしれないが、その場合は、数十万倍の希釈率。

8. この場合、該当ロット内で、有害物質は本当に均等に攪拌され、全ての紅麹原料食材、製品に均等に分布したのか?

9. 仮に、有害物質が紅麹の製造ラインで、自然発生的に生成された有害物質であるならば、ある限定ロットにのみ発生したするとは、到底考えられない。どう考えても、犯罪の可能性を疑わざるを得ない。この場合、今回の食品テロの場合、「沈黙は金銀どころでなく、完璧」と言える。

10. 食品テロなどではなく、紅麹の製造過程で自然発生的に生成される有害物質であるならば、全てのロットが対象であり、その商業的製品発売より今日まで、我々は有害物質を蓄積しているのかもしれない。

11. 私の場合は、去年よりやたらと夜間頻尿が増えたわ。年齢のせいかな?とは思っていたけど、今後は、健康診断での腎臓の健康状態を真剣に監視していかなくては。