最後の治療をしてきました!
私の病歴についてはこちらをご覧いただければと思います。
子宮頚がんの多発性肺転移が分かり4年9ヶ月。
再発を何度も繰り返し、長きに渡り私の肺に棲みついたがん細胞をやつけることができました!
完全に治療できたことが夢のようです。
今回は最後の1つなので、サクッと終わるような気がして前日まで入院の準備もせず過ごしていた私…
何度か受けている治療でもあるし、当日は緊張や焦りもなくいつもと変わらず過ごせました
治療自体は痛みも全くなし
肺には痛みを感じる神経がないと言われています。
では、なぜ痛むのか
それは胸膜(肺の表面を覆う膜)に神経がありそこが痛みを感じます
今回、病変が肺の中心部だったので痛みを感じることがなかったです
がん宣告されてから、なんで、なんで?って何度も思ったし、このまま死ぬんじゃないかと泣いた
手術が終わってからも過酷だったし、その後の放射線も辛かった。
再発した時は絶望感しかなかった。
再発(肺転移)に関しては手術も放射線も出来ない。
抗がん剤治療しかないけど、治療すれば治せるかもしれない!!という期待を込めて耐え抜いたのに完全に消すことはできなかった。
でも諦めなかった。そう、私は諦めの悪い奴です
やれることはやるって決めていた。
でも、挫折しそうにもなった。
抗がん剤の副作用がキツくて続けられないと思ったこともあります。
末期癌患者でも治った人がいる。
そういう話を聞くたびに私の周りにはいないから本当なんだろうかと思った。
その分期待もしたし、心のどこかで無理だろってほんの少し思ったこともある。
比べても意味ないのに人と比べたりもした。
もう一生治ることはなくても、このまま共存できればいい、そう思うようになっていました。
でも、新しい治療ができるかもと分かった時は嬉しかったし、こうやって末期癌でも治せるって本当だったんだって思いました。
やっと、やっと、終わりました。
これから5年再発しなければ完治と言えます。
ずっと再発の不安は付きまとうし、他の病気にかかる可能性もある。
でも、私はまだまだ生きたいねっ、諦め悪くてこの世に未練タラタラなんですよ
治療に関しては自由診療も行ったので、お金がとてもかかった…周りに助けられました
私1人では治療できなかった。
だからこそ、自由診療が保険適応になったらたくさんの方が治療できるようになるし、そうやって尽力して下さる方がいるから日々進歩があるのだと思います。
人それぞれ考えがあるから、私のように最後まで治療すると決めている方、積極的治療をされない方さまざまだと思います。
同じ癌でも進行度、部位によって治療も違うので抗がん剤が効いて癌が消えた方もいるだろうし、私ができなかった治療ができる方もいらっしゃるし、私がした治療が出来ない方もいると思います。
私のブログを読んでくださっている方は癌サバイバーの方が多いと思います。
治療が終わった方、治療中の方、これから治療される方もいるかもしれません。
私がブログを書き始めたきっかけは子宮頸部の腺癌についてのブログが多くなかったこと。
同じような方へ少しでも役に立てばと書き始めました。
でも結局は自己満で、日記のようなものになっています
こんな人もいるんだとかこんな治療があるんだとか、こんな副作用があるんだとか知ってもらえるだけでも十分です。
いつも見てくださりありがとうございます