2019年5月フランスの旅(その1)パリ

 

 

 

 

 

 

職員を連れてフランスパリを旅してまいりました。写真は焼け落ちたノートルダム寺院でシテ島からのもの。やく200Mくらいは立ち入り禁止で見るも無残。キリストがかけられた十字架の破片が聖遺物としてある(はず)の宝物はどうなっているのかなと心配になりました。

 

 

 

これはお近くのサンシャベール。パリは初めての人が多く(うちの会社の人)定番の観光旅行。コンシェリジェリとの共通券を買い比較的スムーズに中に入ることができました。

 

 

 

 

いつ来ても美しいステンドグラス。旧約と新約の物語が1100以上も描かれています。染色したガラスを張り合わせて作るそうで、細かくて繊細な職人技が光ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お隣のコンシェリジェリ。すこし展示内容が変更なっておりマリーアントワネットが幽閉されていた部屋は見ることができませんでした。

 

 

 

 

ジィ オペラ。

 

 

 

 

 

天井に描かれたシャガールの絵。

 

 

 

昔の衣装をまとった俳優が

階段を下りてきます。これも以前とは違うなー。コペンハーゲンのクロンボーを思い出しました。

 

サンクレール。この日は日曜日でミサをやっていました。異教徒から見ると一生懸命神に祈るその姿にいつも感動いたします。

 

 

 

 

5月下旬ですが少し寒かったです。北海道で39度を記録したと後でネットで知りました。パリは素晴らしい街ですが、小さな女の子が警備員と喧嘩をするところを見たり(何らかのトラブルあり)、小さな子供を巻き込んでコップを振った家族がありと少し悲しい気持ちになります。

 

 

 

 

 

 

 

ギザ ピラミッド

 

 

 

かすんで見えるギザのピラミッド群。見るとやっぱり圧巻で幾何学的で計算しつくされた4角錐です。

 

 

 

 

ピラミッドを吊り上げる謎の日系美女。日の当たる昼間は比較的過ごしやすいですが朝晩の冷え込みはきつい。

 

 

 

 

一つ一つの石は約20トンあるそうです。アスワンハイダムができるまではスフィンクスのすぐ前までナイルが流れており、石の運搬が容易だったと思われます。ピラミッドもナイル西岸で西岸はやっぱり死者の街。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クフ王母親の墳墓。ピラミッドは中に入ることができますが、狭く暑い。

 

 

 

 

 

今回エジプトの主だったところを見学できました。古代エジプト神話は死と再生が主なテーマで、ミイラはその象徴的なものです。日本の古事記などの神話に通じるものもありますし、再生や死の審判でも仏教に通じるものがあるなと思いました。約4000年近く前と日本の約1700年前とは比較にならないかもしれませんが古代の人の考える死生観が洋の東西で似通っているのも少し不思議な気持ちになりました。ここは間違いなく古代文明の発祥の一つであることがよく理解できました。

 

 

 

 

 

 

カイロ考古学博物館

 

 

 

カイロ博物館正面です。この近くにはアラブの春で数千人が座り込んだとされるタハリール広場があり街の中心の一つでもあります。

 

 

 

 

 

写真はツタンカーメン王のミイラが安置されていた厨子。この厨子を含め3つのもので構成されていたそうです。

 

 

 

これは何かというと内臓を入れる壺、カノプス。肝臓、肺、胃そして腸を収める壺で、魂が宿る心臓だけは布でミイラ化されミイラとともにその中に安置されていたそうです。写真はツタンカーメン王のもの。

 

 

 

 

 

ミイラづくりの神様、アヌビス神。墳墓近くを歩き回る野犬からとられたともいわれております。古代エジプトでは黒は幸せの色、赤は砂漠をイメージし不幸な色だそうです。

 

 

 

ツタンカーメンのほかにもラムセスなどのミイラ、神々を象徴する動物のミイラなどさまざまのものが展示されていました。ロゼッタストーンのレプリカもありました。