父 | 京都暮らしdiary☆

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2014年3月23日に結婚☆
その日から京都で新生活を始めた、子なし主婦のdiaryです♪

歴史的な豪雨だそうですね。
京都も雨です。
明日も明後日も大雨みたいで心配です。


今日、私の父が亡くなったと連絡がありました。

私は物心ついた頃には母が離婚していて、父に会ったことがありません。

話したことも、顔も知りません。

だけど、母から亡くなったと聞いたとき、やはり動揺しました。

でも、母に気を使って、何とも思わない風に返答しました。

葬式がどこであるとの話も、母からなかったので私からも聞きません。
亡くなったとの報告のあと、全く違う話題の話をされました。
まるで何事もなかったかのように。

それには私も驚きました。

母は父のことが嫌いなんだと、改めて感じました。
母は私も母側でいてほしいんだと思います。
葬式にも行ってほしくないし、悲しんでもほしくない。
そう感じました。

母も感情のある人間ですからね。
離婚原因や、離婚してから自分一人で育てた苦労や犠牲を思うと、私を父に渡したくないんじゃないかと。


電話を切って、ふと「今までも、これからも父に二度と会うことはないんだな。」
と思うと涙が出ました。

父には何もしてもらったことがありません。

私の人生のなかで父の存在はありませんでした。


何もしてくれなかった、会いにすら来なかった父。
父との接点を作らなかった母。

どちらにも私は腹が立ってきました。

こんな感情になるとは思わなかったです。

でも、父にも母にも腹が立ちました。 


まさか父が亡くなって、怒りの感情が出るとは思いませんでした。


生まれてからずっと、父と母の二人の感情に振り回され、私の気持ちは自分の中で抑えていました。

そんな二人に腹が立ったんだとおもいます。
そして、悲しいのにそれを二人に伝えられないから、怒りの感情へ変わったのと思います。


実の父が亡くなったけど、全く思い出がないので、思い出して泣くこともできません。

ただただ、生まれてから今まで何もしてくれなかったですね。
それがとても悲しいし、腹が立ちます。

体を壊していたのなら、最期がわかっていたのなら、亡くなったとの連絡の前に、父も何か連絡をくれたら良かったのに。

そしたら会いに行っていたと思います。

私の人生の中に父が存在しなかったように、父の人生の中にも私が存在しなかったんでしょうね。




お葬式には行きませんが、お墓参りには行きたいと思います。


いろんな感情がありますが、亡き父の冥福を祈りたいと思います。