「Emily in Paris」が帰ってくる‼︎
シーズン5は12月18日からスタート。
これまでのシーズンを全て観てきたけれど、画面の向こうのエミリーが眩しいのなんのって。
鮮やかな服に身を包み、恋も仕事も、笑顔も涙も、全部を丸ごと楽しんでいる。
見てるだけで楽しくなるドラマ。
だいぶ非現実的なのがまた面白い。
かつて、「SATC」で30代のキャリー・ブラッドショーがそうだったように、今のエミリーは「若さ」という武器を最大限に発揮し、視聴者にハッピーをおすそ分けしてくれる。
若さは無敵。
華やかさや勢い、そして時に無鉄砲な軽さも含めて、あぁ、若いってスバラシイ‼︎って思うんです。

一方で、「AJLT」のキャリーは、どこか影を帯びた存在に。
この前、書いた通り。
恋愛よりも別れ、未来よりも過去を振り返る時間が増える。
友人や家族の病気、仕事の停滞、体の変化。
50代という年齢は、否応なく「残りの人生」を意識させられる...
暗さが出てしまうのは、必然か。
けれども、それは決して“終わり”ではなく、
ここからが人生の“第2幕”の始まりなのだと気づかされるのです。
思い出すのは、「プラダを着た悪魔」の編集長、ミランダ・プリーストリー。
当時の彼女は50代。
完璧な装いと圧倒的な存在感で、20代のアンドレアを翻弄してましたよね。
20年を経て、「プラダを着た悪魔」が再びスクリーンに戻ってくるというニュースにワクワク。
ミランダを演じるメリル・ストリープは70代。
「戻ってくる」こと自体がすでに輝きと言っていいかもしれません。
そう考えると、
50代はまだまだ。
「Emily in Paris」は、若さのきらめきをそのまま映し出し、
「AJLT」は、年齢を重ねることで見えてくる光と影の両方を描く。
若さはそれだけで価値がある。
勢いも可能性もあるって強い!!
だけど、年齢を重ねて若さに頼れなくなってから見えてくる自分自身こそが、本当の強さかもしれません。
50代はまだまだ。
そう思わせてくれるドラマや映画の存在は、人生にとって何よりのエールです!
読むだけで5歳若返る、私のバイブル