昨日は

ピアノの調律日でした


2台のピアノなので

10:00に来ていただいて

終わったのは15:30分過ぎ


お疲れ様ですm(_ _)m



またまた興味深い話をたくさん聞かせていただきました♬

ピアノの話は本当におもしろいです^ ^



まずグランドピアノから



グランドのピン

これが命なのだそうです

鍵盤を引き出して

裏返して見るとピンの反対側が見えて

そこがピアノ本体にどう当たるか?

浮いてるとか当たり過ぎはダメ

表現が難しいけど…

とても大事だそう



鍵盤の高さを合わせるのに

5円玉くらいの大きさの紙を入れたり外したり

厚みが紙の色によって0.15とか0.08とか…

すごい微調整





この紙

スタインウェイのは一枚50円

これは銭単位だそう


流石のスタインウェイ!

スタインウェイの調律は料金高いんだろうなぁ



鍵盤の横の遊びとか

ハンマーの戻り方など

説明を受けながら

緩めたり締めたり、なんか粉をかけてみたり

作業を見ているととっても面白い


ちなみに

調律中は暖房をつけません

冬は暖房で乾燥したりするとピアノが小さくなって?

夏は湿気で木が広がるので

弦の張る力が同じ20トンでも音が変わってくる


できるだけ影響を受けないような環境で!

私は寒さでガチガチしながら過ごしました笑


特にグランドはすごく繊細

ちょっとした事で変わってくる


青森とか寒いところでの調律は

スキーウェアを着てやるんですって!



前回、1ヶ所だけ調律体験しましたが

今回は5ヶ所

ハンマーの持ち方から

構え方、角度

一旦上げて、下げて、また上げて何度かやって最後に音を合わせる

最初から合わせてしまうと弾いてるとすぐに音は下がってしまうそう


ハンマーに触らなくても

置いておくだけでも音が変わります


最後は

1ミリ以下のハンマーの動きで合わせて行く


低音域の巻線の方が難しいと感じました



YAMAHAのマークは

調律の時に使う

音叉が重なった柄

トヨタの車にもこのマークがあるそうで

それはYAMAHAのエンジンを使っているから

(高級車って言ってたような…うちの車は違うな笑)



ちょうどサンキャッチャーに光が入って

とっても綺麗でした




グランドが終わり

今度はアップライト


アップライトの方は

全然違います



鍵盤を全部外して

お掃除をしていただきます




鍵盤外しも一緒にさせていただきました

掃除の後は鍵盤を戻します


その後やっぱり鍵盤一本一本の遊びなどをグランドとは違う工具で調整

 


アップライトの方も調律体験
グランドよりやりにくい
かたい

そして身体を安定させるために
ピアノの上に腕を乗せるのですが
小さめな私は届きにくい

それでも何とかコツを教えていただき
できました


これで合ってるかな?
と思っても
調律師さんは
まだ高いとか低いとか言うし…

集中力続かないわ〜
耳も相当良くないとね!

でも
調律を覚えておくと
応急処置出来ますよ
との事で、、

まぁその時には
すぐに連絡しますけど^ ^


ペダル


アップライト磨く前

前回の調律から磨いていないので

くすんでいます

YAMAHAはこうなるそうです



グランドは磨く前でも磨いた後でもピカピカです

私のグランドはYAMAHAですが

オーバーホールしてあるピアノ


ピカピカが長続きしているので

ペダルの素材違うのですか?

と聞いたところ


オーバーホールをしたのが

KAWAI系の方なんじゃないですかね?

との事で

KAWAIは(YAMAHAと同じような)ペダルにピカピカになるようにもうひと塗りしてるそう


長年の間に

その塗装が剥げて

汚く見えるようになるそうですが

その時には

逆に全部塗装を剥がすそう

するとYAMAHAのと同じ素材になるそう



色々あるのね〜



磨いていただいた後はピカピカ!




グランドピアノのCの音の

残響が気になっていたので

直してもらおうと話したのですが


それは響板に共鳴して

とてもいい事なんですよ

それが全部の音だともっといいんだけど

ひとつの音だから気になるんですよね〜


ま、気にしないで

ピアノの響きが良くなったと思ってください


と言うことでしたので

気にしないことにします^ ^


次回は半年後、8月

グランドピアノの調律です



あ、そうそう

ピアノの音って

調律6ヶ月後が一番音が狂ってる?らしいです

それから1年後にかけてまた良くなる??


私のグランドは

おばぁさんピアノなので

半年に一回

お医者さんにみてもらわないとね^ ^