先日の川崎フロンターレ,今回はアウェーでセレッソ大阪戦。
平日開催,しかも仕事が休めない時期なのでわたしはテレビ観戦だった。

今回は大きなヤンマースタジアム長居ではなく,隣のキンチョウスタジアムでの開催だったため,いうなれば8月のアウェーマリノス戦(三ツ沢で開催)と同じような状況(=チケット販売数が少ない)になった。



そして,柿谷選手の移籍発表。
フロンターレとの試合が移籍前のラストゲームに。
アウェー側もホーム側も,一部の席を除けばチケットはほぼ完売だったらしい。



試合は御存じのとおり,フロンターレが逆転勝ち。



試合後の,柿谷選手のセレモニー。彼の流す涙に,今後への活躍を願わずにはいられなかった。

挨拶を終えた柿谷選手が,ゆっくりと場内を1周する。コーナーを回り,アウェーゴール裏(フロンターレ側応援席)にも来てくれた。

(YouTubeに上がっていた、フロンターレのゴール裏に柿谷選手が来たときの映像)

試合ではもちろん敵同士,でも,試合が終われば同じサッカーを愛する仲間。
柿谷選手へエールを送るフロンターレのゴール裏。プレゼントも手渡されていた。
この光景,これがJリーグの素晴らしさだなと思いながら見ていた。




ふと気がつくと,フロンターレの水色のゴール裏にセレッソ大阪のユニフォームを着たサポーターの姿。柿谷選手へ手を振ったり,何人かは一番前にいてセレッソの「8」のユニフォームをひらひらさせたりしている。ホーム側のチケットが買えずに,アウェー側のチケットを手に入れたのだろうか。(さすがに試合中はセレッソのユニフォームじゃなく、私服を着ていたのかなぁ)
彼らは敵陣のゴール裏で,どんな気持ちで試合を見守っていたのだろうか。
そんなことを思いながら,わたしはテレビ画面を見詰めていた。


水色のユニフォームの間に交じる桜色のユニフォームが,水面に浮かぶ桜の花びらのように見えた。

その光景をよく思わない人たちがいたのも事実。



どちらかといえば、セレッソ大阪サポーターの方々のほうが今回のことを厳しく見ていたような印象を受ける。フロンターレのゴール裏にセレッソのユニフォームを着て紛れ込むなんて何考えてるんだ,という意見だったり,相手がフロンターレサポーターだったから何も起こらずに済んだのだ,もう少し自覚を持ってほしいという意見だったり,うちの運営側は気づいても何もしなかったのかという意見だったり、アウェーゴール裏なんだからせめて私服でおとなしく見るべき、とか、運営側に(チケット販売や席詰めなども含め)もう少しセレッソサポーターがスタジアムにたくさん入れるように配慮してほしかった,という意見だったり。確かに,特別な試合だったにもかかわらず,座席数が少なかったのは事実だろう。


フロンターレサポーター,テレビで見る限りでは,自分たちのゴール裏にいたセレッソサポーターを追い出そうとか、何かしようとはしていなかったように見える。ゴール裏でけんかにならなくてよかったと思うし,けが人なども出なくてよかったと思う。


フロンターレのゴール裏では試合前,「柿谷選手を快く送り出しましょう!」と掛け声があったそうだ。

また,試合後は,「同じサッカー人として送り出せたので,柿谷選手をこれからも応援していきましょう!」という言葉で締めくくられたそうだ。テレビには映っていないところで,そんな素敵な光景がある。それがJリーグの,日本のサッカーの魅力の一つなんだろうなと思う。



昨日の試合を観ていて,そして,試合後の光景を見ていて,ますます川崎フロンターレというクラブとサポーターのことが好きになった。自分も,いつも胸を張って「わたしはフロンターレのサポーターです」と言えるようでありたいと思う。スタジアムの中だけでなく,スタジアムの外でも。




最後に,柿谷選手のこれからの活躍を,心から応援します!
セレッソ大阪には素晴らしい選手たちがそろっていると思います。8月,彼らを等々力に迎えるのを楽しみにしています。



(*^_^*)
この間,初めてフロンターレの練習(練習試合)を観に行ってきました。

普段,フロンターレが練習しているのは麻生というところにありますが,練習はだいたい平日に行われているため,一度も行ったことがありませんでした。今回,J1の試合中断期間ということで,土曜日に練習試合が,FC東京の練習場(小平)で行われるというので,去年からフロサポになった友達と一緒に行ってきました。


FC東京のホームである味の素スタジアムは,自宅からだと1時間半ほどかかるのですが,小平の練習場は,味スタよりも少し近かったです。駅からもそれほど遠くなく,道も平坦で歩きやすかったです。麻生はサポーターの方々がよく「登山」という表現をしており,上り坂&下り坂があるらしいです。

フロンターレの場合,練習の詳しい内容(戦術などに関する情報)を個人でブログやSNSに載せることは禁止されているようなので,全体的な感想だけ載せます。





フロンターレの練習試合をこうして練習場で(アウェーですが)見るのは初めてで,ちょっとわくわくしていました。ボールは,天皇杯のボールが使われていました。試合は1本目が45分,2本目と3本目が30分という構成。それぞれでメンバーを少しずつ入れ替えての試合でした。練習場では,普段の試合のような太鼓や手拍子やチャント(応援歌)などはできないそうなので,観客席では静かにじっくりと試合を観る,という感じです。そして要所要所で歓声が上がったり拍手が沸き起こったりします。そんな環境のおかげで,選手たちがコミュニケーションを取る声が,とてもよく聞こえてきました。普段の試合では,大歓声の中で試合をするわけですから,きっとこのようなお互いの声はあまり聞こえないんじゃないかなと思いました。このように,普段の練習でしっかり声をかけあい,動きを確認し合って,本番の試合中の一瞬の判断などに生かすことができるんだろうなと思いました。あと,「あの選手,こんな声をしているんだ?」と,初めて声を聞く選手もいたので新鮮でした!



練習場は,ネット越しですが,選手たちからの距離も近く,プレーの一つ一つを落ち着いてじっくり観ることができました。今年フロンターレはACLもあったので,ある程度固定されたメンバーでの試合がどうしても多かったように思いますが,練習試合では普段リーグ戦であまり多く出場する機会のない選手たちのプレーも観ることができてよかったです。特に,GKの3人それぞれや,若い選手たちのプレーを見ることができたのは収穫でした。

試合は(公式発表にもありましたが),3試合の合計3-0でフロンターレの完封勝ちという形でした。
もちろん,これは練習試合ですので,今日の練習を本番にどのような形で生かしていけるかは,選手たちと監督次第となるのでしょう。でも,練習試合とはいえ,全体を通してとても面白い試合でしたし,友達も言っていましたが,こんな面白い試合を無料で見れたのは,とてもお得な気がしました。それは別に,勝ったからというわけではなく,やっぱりフロンターレのサッカーは面白い,というのが再確認できたんだなと思います。FC東京の選手たちもすばらしかったです。




なんだか,練習試合を観ていて,幸せでした。やっぱり自分はフロンターレが好きなんだなと思いました(笑)。

試合後は,選手たちがそれぞれ相手チームのベンチに行き,挨拶を交わしていました。これも普段のリーグ戦では見ない光景だなと思いました。「練習試合をさせていただきありがとうございました」ということなのでしょうか。このような光景をここ最近の試合で,最後に見たのは,高校サッカーですね。あとは,昨年の天皇杯で,青森県代表のヴァンラーレ八戸が,試合後に横浜F.マリノスの応援席に挨拶をしに行ったときですね。

帰りは,同じく見学に来ていた何人かのフロサポの方々と一緒に,選手バスを見送りました。選手たちは,普段の試合の日とは違い,いわゆる私服でバスに乗り込んでいました。選手たちのファッションチェック(笑)もできて楽しかったです。バスに乗ると,選手たちはお弁当を食べ始めていました。見ていてちょっとおなかがすいてきました(笑)。





天皇杯も始まり,いよいよJ1のリーグ戦も再開します。各クラブの選手たちが,どのような状態になっているのかとても楽しみです。

W杯はもうすぐ終わりますが,4年前の自分のように,W杯をきっかけに「サッカー観に行ってみようかな」と思う人が増えていたらいいな,少しでも多くの人がこれからJリーグに足を運んでくれたらいいな,と思います。





練習試合の結果
http://www.frontale.co.jp/goto_game/training_match/view.php?id=249
6月23日,とある目的で,わたしは羽田に向かいました。飛行機で約1時間半,山口宇部空港に到着。小ぢんまりとした,すてきな空港です。





今回の目的は,以前から行きたいと思っていた,似顔絵イラストレーター「りおた」さんの個展です!



会場は,りおたさんの故郷である山口県防府市にある,アスピラートという建物です。

りおたさんは,サッカー選手を中心とした,様々なスポーツ選手の似顔絵を描いておられます。また,スポーツ雑誌などにもイラストを提供なさっています。




(*^o^)乂(^-^*)りおたさんのイラストは,一言で言うなら,「みんなを笑顔にする」イラストです!許可を頂いたので少し写真を載せます。今回の個展では,歴代のサッカー日本代表や海外の選手たち,サッカー以外のスポーツ選手のイラストのほか,りおたさんのお父様のイラストコーナーもありました。




まずは,この1枚。どれが誰だかお分かりですか?









そしてこちら!W杯出場各国の選手たちが描かれています!



写真からどれくらい雰囲気が伝わるか分かりませんが,りおたさんの描くイラストは,とても生き生きしていて,楽しくて,見ていると自然と笑顔になれます。それはたぶん,りおたさんご自身が,イラストを描くのを心から楽しんでおられるからだろうなと思います。また,似顔絵に名前が書かれていなくても「あ,これは○○選手だ!」と分かるくらい,りおたさんの描く似顔絵は,それぞれ特徴をよく捉えています。

























こちらが、りおたさんのお父様のイラスト!








会場では,来場したお客さんの似顔絵も受け付けており,りおたさんが忙しくペンを走らせていました。


会場には親子連れのお客さんも見られ,家族の記念写真のような感じで素敵な似顔絵が出来上がっていくのをちょっと見学できました。







わたしも,思い切って似顔絵を描いていただきました!





りおたさんは子供のころからサッカーが大好きで,会場でもこうしてサッカーのユニフォームを着ていました。




りおたさんの似顔絵は本当に魅力があります。
意外ですが,
りおたさんは,まだ東京では個展を開かれたことはありません。以前,東京からもお声をかけていただけるように頑張りますと謙遜におっしゃっていたことを思い出します。



りおたさんの個展がもっといろんな場所で開かれたら,もっとたくさんの人を笑顔にすることができるんじゃないかなと思いました。こうしてネット上でも見ることはできるのですが、でも、やっぱり絵を目の前で実際に見ると、絵の持つパワーや楽しさがもっと直に伝わってきますよ!



皆さんも,りおたさんのイラスト,実際に見てみたくありませんか?
(^^)




りおたさんのブログ(アメブロ)
http://ameblo.jp/gao0606/

ワールドカップ期間中,サポーターの方々のブログやツイートを読むたびに,自分もブラジル行きたい!と何度思ったことか(笑)。現地からのツイートやレポートが,毎日楽しみでした。

2010年のワールドカップで初めてサッカーに出会った自分にとっては,それよりずっとずっと以前からサッカーを愛し,日本代表を応援し,このブラジルでのワールドカップに全てを注いできた多くのサポーターの方々の今回の気持ちは,完全には理解できていないかもしれません。

自分は,Jリーグが開幕した当時の様子も知らないし,ドーハの悲劇も,マイアミの奇跡も,ジョホールバルの歓喜もリアルタイムでは知りません。なので,たまに話の輪の中には入っていけないけれど(笑),それでも,わたしもサッカーが好きです。日本代表はザックジャパンしかリアルタイムで知らないけれど,それでも,サッカーが好きです。あまりスタジアムに頻繁に行けないけれど,それでもサッカーが好きです。

今朝,各スポーツ新聞が,一面でこぞって日本代表を叩くようなタイトルを載せていましたよね。日本代表として戦うということは,本当にいろんなものを背負うんだなと,あらためて感じました。
誰が監督になっても,どの選手が選ばれても,日本代表をこれからも応援したいという気持ちは変わりません。

サッカーに出会ってから4年。日本代表とJリーグに出会ってから4年。自分のサッカーの歴史は,まだ始まったばかりです。自分なりにこれからもサッカーを楽しみ,大好きなクラブを応援し,いろんな試合を観に行きたいなと思います。これからの日本代表も、とても楽しみです。

選手たちには,胸を張って帰って来てほしいです。
そしてこの4年間,サッカーの面白さや難しさを,身をもって教えてくれたザックジャパンの一人一人に,心からの感謝を伝えたいです。また、彼らを支えてきたスタッフ、ご家族にも。



「日本代表総括 ザッケローニの4年間の功績に感謝を」(サッカーキング)
http://www.soccer-king.jp/news/japan/national/20140626/205699.html
もうすぐサッカーワールドカップが始まります!
注目の第一戦、コートジボワールとの試合、皆さんはどこで、誰と観る予定ですか?



ご自宅で家族やお友達と、
あるいはどこかのスポーツカフェでサッカー仲間と、
……あるいは、ブラジルですか?




実はこの日、石巻の牡鹿半島で、とても素敵なパブリックビューイングがあります。その名も「牡鹿半島の子ども達とトモにブラジルW杯を楽しみ隊」



しかも、これはただのパブリックビューイングではありません。なんと子供たちの地元の仲間(中学生)が4人、牡鹿から「世界と東北をつなぐアンバサダー」として、この日ブラジルに行っているんです!!詳しくは、このブログのいちばん下にある「牡鹿半島の子供を ブラジルW杯に 招待し隊 プロジェクト」をご覧ください!





これは、サッカー日本代表と東北を応援する「ちょんまげ隊」が中心となり、たくさんの方々の応援によって実現した企画です。牡鹿とブラジルを繋ぎ、当日、牡鹿では屋台村などを準備し、子供たちと楽しみながらワールドカップを応援します。



屋台村などのお手伝いのため、東京と横浜からバスツアーが出ますので、皆さんも一緒に牡鹿に行きませんか?そして、子供たちと一緒にサッカー日本代表を応援しませんか?





以下が、ツアー詳細のページです。
2011年から今もずっと継続して東北を応援している「とうきょう発ボラバス応援隊」がツアーをまとめています。


(バスツアー詳細HP)
「牡鹿半島の子ども達とトモにブラジルW杯を楽しみ隊」詳細

http://www.sactown.jp/happy/smile/tkyvola/od010080/index#2503
※定員は先着で43名です。お急ぎください!




「牡鹿半島の子供を ブラジルW杯に 招待し隊 プロジェクト」詳細
http://kokumage.info/interior/2014/04/17/brazil/
「これは絶対に間に合わないなぁ……」

目の前に置かれた原稿の束を見て,そう感じた。

1時間以上はかかりそう。ということは……



時計を見て,頭の中でざっと計算してみた。

どう考えてもキックオフには間に合いそうもなく,もしかしたら前半は観れないかもしれない。



(少なくとも,自分にとって)こんな大事な試合の日に……。

アジア・チャンピオンズリーグ。ここまで全力で応援してきた。今日はグループリーグ突破のかかった,絶対に落とせない試合。

でも,この原稿を仕上げるのも,とても大事。それは分かっている。

仕事なんだから,当たり前だ。



とにかくやらなきゃ,と思い,ペンを手にしたそのとき,先輩がこんな言葉をかけてきた。

「この仕事を頑張ったら,今日フロンターレきっと勝ちますよ。」



なんとなく,その言葉を信じてみようと思った。



いったん試合のことは頭からシャットアウト。とにかく今は,この仕事をしっかり片付けよう。



*********************



なんとか原稿を仕上げ,机の上を片付け,急いで会社を出て駅に向かった。もうキックオフの時間だ。



乗換えでちょうど通勤特急が来たので飛び乗った。

あっという間に武蔵小杉に着き,電車を降り,ユニフォームを着て,駅を出て,ちょうど来たバスに乗り込んだ。スタメンは誰なんだろう,今はどんな状況なんだろう……ぎゅうぎゅうに混んでいるバスの中では携帯すら取り出せなかった。道路は渋滞,バスはなかなか進まなかった。



なんとかバスが等々力グラウンド入口に到着した。バスを降り,信号が変わるのを待てない熱心なサポーターが何人も,横断歩道じゃないところを急いで渡り始めた。「我慢,我慢……」なぜか,ここでもし自分が彼らと同じことをしたら,フロンターレが負けそうな気がした。一分一秒でも早くスタジアムに行きたかったが,いつものように横断歩道の方へ歩き,信号が青になるのを待った。



横断歩道を二つ渡り,そこからは急ぎ足でスタジアムに向かう。

まだスタジアムまで少し距離があったが,応援の声が,ものすごい迫力で聞こえてきた。ふと,「ボランティアの皆さんは,いつもこうしてスタジアムの外で,この声を聞いているんだな……」と思った。等々力には欠かせない,大切な人たち。試合を応援席で観ることなく,こうして声だけを聞いているんだな……。



7番ゲートを通り,階段を駆け上がった。

そして,見慣れたピッチの光景が目に飛び込んできたその瞬間,スタジアム中が沸いた。ゴール裏,メインスタンド,そしてバックスタンドが,振り回されるタオルや旗で青く染まった。



聞き慣れたチャントがスタジアム中に響き渡った。

それは川崎フロンターレの11番,小林悠のゴールだった。



友人の待つ席へと小走りで向かった。

バックスタンドに到着し,友人の姿を探すために階段を降りようとした瞬間,またスタジアムが沸いた。13番,大久保嘉人のゴールだった。



***********************



試合は御存じのとおり,その後に1点を返されるも,ジェシによる3点目(ジェシ自身のバースデーゴール!)が決まり,見事勝利で幕を閉じた。グループリーグ突破を決めたが,もちろんここがゴールではない。これからがスタート。最後まで応援し続けるのは変わらない。

勝ったからといって油断はできないことは,今までの経験からも選手たちが一番よく分かっていると思う。



最近,フロンターレの試合が,面白い。

それは別に,勝っているからというわけではない。

選手一人一人が,そしてチームが,進化を続けているのを感じる。

わたしはサッカーに関しては素人だし,技術的なものはあまり分からない。

でも,試合を観ていて,わくわくする。すごく楽しい。



以前,ある試合の後で憲剛と嘉人がそれぞれ別にインタビューを受けたとき,二人とも共通して口にしていたのが「サッカーを楽しむ」という言葉だった。

選手がサッカーを楽しんでいると,それは観ている側にも伝わってくる。



サッカーの楽しさ。

こうして当たり前のようにサッカーの試合を観に行くことができる幸せ。

スタジアムのわくわくする雰囲気。

選手とサポーターの距離の近さ。



サッカーがそこにあるという日常。



全てに感謝。


(了)




(*^ー^)最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
AFCチャンピオンズリーグが始まった。



アジアの王者を決めるこの大会の第1戦を、自分の応援しているクラブは勝利で飾ることができた。

戦いはまだこれから。この勝利はスタート地点。週末には国内リーグ戦も始まる。


わたしがなぜ、日本に数ある中でこのクラブを好きになったのか。

それは一言では説明できないけれど、自分にとってのサッカーは「勝利こそがすべて」ではないということは確かだ。

もちろん、サッカーは勝ち負けの世界だと思う。勝者がいて、敗者がいる。順位もつけられてしまう。成績によって選手の移籍にも影響が出るし、クラブの存続に関わる場合もある。


そういうことを超えた何かが自分の心を動かし、このクラブを好きになったと思う。

そして毎年、前の年よりもっとそのクラブのことを好きになっていく自分に気づく。

好きになるって、理屈じゃないんだなぁと思った。



















【あえて一言 by 川崎フロンターレサポーターのつぶやき】(2/22追記)



J2「松本山雅FC」の専用練習場建設を含めたさらなる支援を市に求めるため、「松本山雅FCを応援する市民の会」(http://yamaga-supporter.jp/ ) を中心とした署名活動が、3月16日締切で行われています。山雅にはまだ専用の練習場・選手用の施設がないという事実。




小さな子供からお年寄りまで、サポーターの年齢層も幅広く、JFLの時代から何千人もの観客が詰めかけるすばらしいスタジアム「アルウィン」が松本にはあります。そして山雅がJ2に昇格してまだ2年目の昨年2013年は、J2全22クラブの中で観客動員数が堂々の3位(1位:ガンバ大阪、2位:ヴィッセル神戸)。山雅の魅力は、一度アルウィンに行ってみれば分かると思います。

松本山雅をはじめとするJリーグ3クラブに「地域密着」を学ぶため、2月18日には韓国のサッカーKリーグの視察団が来日、クラブを訪問しています。








そのようなすばらしいクラブに専用の練習場がないという今の状況は、なかなか大変だろうと思います。




2010年の時点で、Jリーグ37クラブ中、練習場が自由に使えないクラブはわずか4クラブでした。(追記:2013年にヴァンフォーレ甲府のクラブハウス&専用練習場が完成)



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「この署名活動は具体的に『アレ作って』『もっとお金出して』というお願いをするという意味合いというよりも、『松本山雅を応援している人がこれくらいいます』ということを行政にお伝えする意義が強いのかなと思っています。」(ボランティアスタッフTEAM VAMOSのサイトより)



「自分たちの町に愛するサッカークラブがある」って、素敵なことだなと思うんです。スタジアムに行くと、そこには夢があり、わくわくする空間がある。みんなの笑顔がある。地域の活性化にもつながるきっかけとなる。
自由に使うことのできる練習場があれば、選手たちも様々な制約がなく練習に集中できると思うし、それが試合での成果にもつながるのではないかと思うんです。








(>_<)練習場建設に反対の声を上げている団体もあるそうですから、大変な道のりかとは思いますが、署名がたくさん集まりますように……!
松本市内在住ではなくても署名には参加できるそうです!




署名締切は2014年3月16日です!




「松本山雅FCを応援する市民の会」
(署名用紙がダウンロードできます)
http://yamaga-supporter.jp/
〈住所〉〒390-0874 松本市大手2-5-14 〈電話番号〉070-6466-6855





「なぜ署名をするの?」に関するまとめ記事(NAVER)
http://matome.naver.jp/odai/2139186071420726501





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松本山雅に関するデータが盛り込まれた記事
http://amoise02.at.webry.info/201306/article_1.html






ボランティアスタッフTEAM VAMOSのブログ
http://www.matsuaz.com/team-vamos/2014/01/21/1390306697487.html





「がんばれ!信州サッカー」の、松本山雅に関する記事
http://www.shinmai.co.jp/soccer/2013/06/post-658.html






ヴァンフォーレ甲府に専用練習場ができたときの、ある甲府サポーターさんのブログ
http://labola.jp/diary/48709006
初めて行ってきました、ライブハウス「四谷天窓」。
一歩足を踏み入れて、まず目に入ったのは、木造の床とステージ。



木のぬくもりと、柔らかい明かりが、なんだかとてもあったかい雰囲気。
(*^▽^*)いいなぁと思いました。






今日は、この「林祐詩(はやしゆうた)」さんのライブを聴きに来ました。
祐詩さんの歌を聴くのは……1年ぶりくらいです。


彼の音楽に出会ったきっかけは、東北ボランティア仲間でシンガーソングライターのMaiさんと祐詩さんが共演した「フタリイロ2」というライブでした。
……あのライブからもうすぐ1年か……!
(・・;) 1年って早いです。






祐詩さんの歌は、聴いていてあったかい気持ちになります。
声は、柔らかくて優しい感じですね。
ギターも素敵です。
ちなみに岐阜のご出身。こうして東京などで音楽活動を頑張っています!





祐詩さんの曲はどれも好きなんですが、1年前のライブですごく心に残ったのが、「my home」っていう曲です。故郷への思いが伝わってくる、印象深い曲。今日のライブでも歌ってくれました。聴いていると、自分自身の故郷、帰れる場所、家族、友達、……いろんなことが浮かんできます。





こちらはライブ会場で販売していた、手作りのチャリティーCD。売上はすべて、フィリピンを支援するNGOを通じて寄付されます。






外は今日も寒かったですが、いい音楽を聴いて心があったまりました。
(*^ー^)




林祐詩さん公式サイト
https://sites.google.com/site/yutahayashi884/



「my home」

( http://youtu.be/GB3rlvxkRRk )
自分の知らないサッカーが、ここにありました。


知的障がい者サッカー


その名前を聞いたのは、2014年ヨコハマ・フットボール映画祭のお知らせを見ていたときでした。




今までに、ブラインドサッカー(視覚障がい者のサッカー)、ロービジョン(弱視)フットサル、ろう者サッカー、CPサッカー(脳性まひ者7人制サッカー)、アンプティサッカー(主に上肢、下肢の切断障害を持った選手がプレーするサッカー)、電動車椅子サッカーと、様々なサッカーを知る機会があったのですが、ここに来て、自分の知らないサッカーが、まだまだあるんだ……と思いました。




今回の映画祭では、この知的障がい者サッカー日本代表のドキュメンタリー映画プライド in ブルーが上映されるとのこと。そして上映後に、ブラインドサッカー日本代表の落合選手と、知的障がい者サッカー日本代表の加藤選手がゲストとしてお話をされると知り、これはぜひ行きたい!と思い、さっそくチケットを購入しました。




映画祭の会場は、みなとみらい線の新高島駅から徒歩数分の所にある、ブリリア ショートショート シアター。これが映画祭のプログラムです。



こちらがプログラムに掲載されている「プライド in ブルー」の紹介。







会場では、ブラインドサッカーのグッズを中心に、電動車椅子サッカーと知的障がい者サッカーの缶バッジや、ろう者サッカー女子日本代表のドキュメンタリー「アイ・コンタクト」の書籍やDVDなども販売されていました。写真に写っているのは、横浜のブラインドサッカーチーム「buen cambio yokohama」のメンバーの皆さん。




こちらが缶バッジ。なかなかすてきなデザイン。2種類ずつありました。






時間になり、映画が始まりました。視覚障がい者の方のための音声ガイドと、聴覚障がい者の方のための字幕付きです。上映中の写真撮影はできませんので、YouTubeにアップされていた、実際の試合の様子を以下に載せます。ワールドカップの開会式の様子の一部と、初戦のドイツ戦の様子です。

(URL: http://youtu.be/xHN_psfNPuA )

いわゆるサッカーA代表の出場するワールドカップの後に行われるのが、この知的障がい者サッカーのワールドカップです。驚いたのは、開会式が行われたスタジアムが、3万人もの観客でいっぱいだったということ。カテゴリーに関係なく、これはまぎれもなくワールドカップだ!と思いました。



映画は、ワールドカップでの試合の様子はもちろんですが、代表として選ばれた選手たち一人一人にスポットを当て、大会へ向けてのそれぞれの気持ちや、障がい者として生きていく中で経験してきた葛藤など、彼らの抱えている思いが丁寧に描かれていました。映画のスクリーンを通して、選手たちの気持ちがまっすぐに伝わってきます。



もちろんこれは映画だと分かっているのですが、試合の場面で良いプレーがあったり、惜しい場面があったりする度に、客席からは「お~!」「あぁ、残念…!」といった声があちこちから聞こえ、皆さんが映画に引き込まれている様子が分かりました!



映画の中で、障がいが軽いか重いかにかかわらず、一人一人が可能性を持っているんだ、というような言葉があり、ほんとうにそうだと思いました。
また、ホスト国であるドイツの地元の皆さんが、日の丸を手に「ヤーパン!ヤーパン!」と大声援を送ってくださっている様子も映し出されたのですが、とてもうれしかったです。




また、日本と韓国との試合のあとで、両チームの選手たちが笑顔で一緒に写真を撮っている姿が流れ、サッカーに、そしてスポーツに国境はないということをあらためて感じました。



日本では今年11月にブラインドサッカーの世界選手権が東京の代々木で開催されますが、ホスト国である日本のサポーターとして、このような応援ができたら最高だなと思いました。日本を応援するのはもちろん、大会のために遠く海外からやって来る選手たちをみんなで盛り上げることができたらすてきですよね!





「プライド in ブルー」の上映後は、この映画にも出ていた知的障がい者サッカー日本代表の加藤選手、そしてブラインドサッカー日本代表の落合選手、また、この作品を作られた中村監督とのトークショーが行われました(手話通訳付き)。カテゴリーは違っても、サッカーではコミュニケーションが大事だということは共通していました。彼らは普段は学校や仕事があります。限られた時間の中で練習を重ね、日々、世界へ向けて挑戦を続けているんです。日本代表としての誇り(プライド)を胸に、青(ブルー)のユニフォームに身を包む彼らの姿はとても頼もしく見えます。

(トークショーの写真:ヨコハマ・フットボール映画祭公式ツイッターより許可を頂きました。)
https://twitter.com/yokohamafff/status/433087591898808321/photo/1




映画祭のおかげで、また世界が広がりました。自分の知らないサッカーが、世界にはまだまだたくさんあるんだろうなぁと感じました。ワールドカップブラジル大会、もう一つ楽しみが増えました!





(≧▽≦) 最後に会場の前で、「プライド in ブルー」の中村監督、加藤選手、落合選手と記念写真を1枚!加藤選手は、映画祭のために今朝、秋田から来られたそうで、この後秋田にまた戻られるそうです。日帰りで来てくださったんですね!



知的障がい者サッカーワールドカップは2014年8月、ブラジルで開催されます!



壮行試合が7月に東京で開催されると聞いています。皆さん、公式サイトをぜひチェックしてみてください!これから情報がいろいろ更新されるそうです。
(日本知的障がい者サッカー連盟公式サイト)
http://jffid.com/




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参照URL

(2014年ワールドカップでブラジルに行く選手たちのリスト)
http://jffid.com/post-1714-1714.html



(日本知的障がい者サッカー連盟Facebook)
https://www.facebook.com/jffid



(中村監督のブログ)
http://blog.goo.ne.jp/kazuhiko-nakamura/e/ab0d2846a2a55ed86c189c0410e65503



(中村監督の記事)
http://www.idream-jp.com/yume/083.php



(ヨコハマ・フットボール映画祭公式サイト)
http://yfff.jp/