先日の川崎フロンターレ,今回はアウェーでセレッソ大阪戦。
平日開催,しかも仕事が休めない時期なのでわたしはテレビ観戦だった。
今回は大きなヤンマースタジアム長居ではなく,隣のキンチョウスタジアムでの開催だったため,いうなれば8月のアウェーマリノス戦(三ツ沢で開催)と同じような状況(=チケット販売数が少ない)になった。
そして,柿谷選手の移籍発表。
フロンターレとの試合が移籍前のラストゲームに。
アウェー側もホーム側も,一部の席を除けばチケットはほぼ完売だったらしい。
試合は御存じのとおり,フロンターレが逆転勝ち。
試合後の,柿谷選手のセレモニー。彼の流す涙に,今後への活躍を願わずにはいられなかった。
挨拶を終えた柿谷選手が,ゆっくりと場内を1周する。コーナーを回り,アウェーゴール裏(フロンターレ側応援席)にも来てくれた。
(YouTubeに上がっていた、フロンターレのゴール裏に柿谷選手が来たときの映像)
試合ではもちろん敵同士,でも,試合が終われば同じサッカーを愛する仲間。
柿谷選手へエールを送るフロンターレのゴール裏。プレゼントも手渡されていた。
この光景,これがJリーグの素晴らしさだなと思いながら見ていた。
ふと気がつくと,フロンターレの水色のゴール裏にセレッソ大阪のユニフォームを着たサポーターの姿。柿谷選手へ手を振ったり,何人かは一番前にいてセレッソの「8」のユニフォームをひらひらさせたりしている。ホーム側のチケットが買えずに,アウェー側のチケットを手に入れたのだろうか。(さすがに試合中はセレッソのユニフォームじゃなく、私服を着ていたのかなぁ)
彼らは敵陣のゴール裏で,どんな気持ちで試合を見守っていたのだろうか。
そんなことを思いながら,わたしはテレビ画面を見詰めていた。
水色のユニフォームの間に交じる桜色のユニフォームが,水面に浮かぶ桜の花びらのように見えた。
その光景をよく思わない人たちがいたのも事実。
どちらかといえば、セレッソ大阪サポーターの方々のほうが今回のことを厳しく見ていたような印象を受ける。フロンターレのゴール裏にセレッソのユニフォームを着て紛れ込むなんて何考えてるんだ,という意見だったり,相手がフロンターレサポーターだったから何も起こらずに済んだのだ,もう少し自覚を持ってほしいという意見だったり,うちの運営側は気づいても何もしなかったのかという意見だったり、アウェーゴール裏なんだからせめて私服でおとなしく見るべき、とか、運営側に(チケット販売や席詰めなども含め)もう少しセレッソサポーターがスタジアムにたくさん入れるように配慮してほしかった,という意見だったり。確かに,特別な試合だったにもかかわらず,座席数が少なかったのは事実だろう。
フロンターレサポーター,テレビで見る限りでは,自分たちのゴール裏にいたセレッソサポーターを追い出そうとか、何かしようとはしていなかったように見える。ゴール裏でけんかにならなくてよかったと思うし,けが人なども出なくてよかったと思う。
フロンターレのゴール裏では試合前,「柿谷選手を快く送り出しましょう!」と掛け声があったそうだ。
また,試合後は,「同じサッカー人として送り出せたので,柿谷選手をこれからも応援していきましょう!」という言葉で締めくくられたそうだ。テレビには映っていないところで,そんな素敵な光景がある。それがJリーグの,日本のサッカーの魅力の一つなんだろうなと思う。
昨日の試合を観ていて,そして,試合後の光景を見ていて,ますます川崎フロンターレというクラブとサポーターのことが好きになった。自分も,いつも胸を張って「わたしはフロンターレのサポーターです」と言えるようでありたいと思う。スタジアムの中だけでなく,スタジアムの外でも。
最後に,柿谷選手のこれからの活躍を,心から応援します!
セレッソ大阪には素晴らしい選手たちがそろっていると思います。8月,彼らを等々力に迎えるのを楽しみにしています。
(*^_^*)
平日開催,しかも仕事が休めない時期なのでわたしはテレビ観戦だった。
今回は大きなヤンマースタジアム長居ではなく,隣のキンチョウスタジアムでの開催だったため,いうなれば8月のアウェーマリノス戦(三ツ沢で開催)と同じような状況(=チケット販売数が少ない)になった。
そして,柿谷選手の移籍発表。
フロンターレとの試合が移籍前のラストゲームに。
アウェー側もホーム側も,一部の席を除けばチケットはほぼ完売だったらしい。
試合は御存じのとおり,フロンターレが逆転勝ち。
試合後の,柿谷選手のセレモニー。彼の流す涙に,今後への活躍を願わずにはいられなかった。
挨拶を終えた柿谷選手が,ゆっくりと場内を1周する。コーナーを回り,アウェーゴール裏(フロンターレ側応援席)にも来てくれた。
(YouTubeに上がっていた、フロンターレのゴール裏に柿谷選手が来たときの映像)
試合ではもちろん敵同士,でも,試合が終われば同じサッカーを愛する仲間。
柿谷選手へエールを送るフロンターレのゴール裏。プレゼントも手渡されていた。
この光景,これがJリーグの素晴らしさだなと思いながら見ていた。
ふと気がつくと,フロンターレの水色のゴール裏にセレッソ大阪のユニフォームを着たサポーターの姿。柿谷選手へ手を振ったり,何人かは一番前にいてセレッソの「8」のユニフォームをひらひらさせたりしている。ホーム側のチケットが買えずに,アウェー側のチケットを手に入れたのだろうか。(さすがに試合中はセレッソのユニフォームじゃなく、私服を着ていたのかなぁ)
彼らは敵陣のゴール裏で,どんな気持ちで試合を見守っていたのだろうか。
そんなことを思いながら,わたしはテレビ画面を見詰めていた。
水色のユニフォームの間に交じる桜色のユニフォームが,水面に浮かぶ桜の花びらのように見えた。
その光景をよく思わない人たちがいたのも事実。
どちらかといえば、セレッソ大阪サポーターの方々のほうが今回のことを厳しく見ていたような印象を受ける。フロンターレのゴール裏にセレッソのユニフォームを着て紛れ込むなんて何考えてるんだ,という意見だったり,相手がフロンターレサポーターだったから何も起こらずに済んだのだ,もう少し自覚を持ってほしいという意見だったり,うちの運営側は気づいても何もしなかったのかという意見だったり、アウェーゴール裏なんだからせめて私服でおとなしく見るべき、とか、運営側に(チケット販売や席詰めなども含め)もう少しセレッソサポーターがスタジアムにたくさん入れるように配慮してほしかった,という意見だったり。確かに,特別な試合だったにもかかわらず,座席数が少なかったのは事実だろう。
フロンターレサポーター,テレビで見る限りでは,自分たちのゴール裏にいたセレッソサポーターを追い出そうとか、何かしようとはしていなかったように見える。ゴール裏でけんかにならなくてよかったと思うし,けが人なども出なくてよかったと思う。
フロンターレのゴール裏では試合前,「柿谷選手を快く送り出しましょう!」と掛け声があったそうだ。
また,試合後は,「同じサッカー人として送り出せたので,柿谷選手をこれからも応援していきましょう!」という言葉で締めくくられたそうだ。テレビには映っていないところで,そんな素敵な光景がある。それがJリーグの,日本のサッカーの魅力の一つなんだろうなと思う。
昨日の試合を観ていて,そして,試合後の光景を見ていて,ますます川崎フロンターレというクラブとサポーターのことが好きになった。自分も,いつも胸を張って「わたしはフロンターレのサポーターです」と言えるようでありたいと思う。スタジアムの中だけでなく,スタジアムの外でも。
最後に,柿谷選手のこれからの活躍を,心から応援します!
セレッソ大阪には素晴らしい選手たちがそろっていると思います。8月,彼らを等々力に迎えるのを楽しみにしています。
(*^_^*)