告別式 | どっこい生きてる山の中 ぽちのブログ

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癌と介護と資格試験と私。
どんより幸せの毎日が
私を支える山の中。
明日はどっちだ、多分こっちだ。
5年生存率10%を無視して延命中の私が送る
後ろ向き人生のススメ

昨日は帰ってから、ぶっ倒れて

そのまま動けませんでした。


なので、今日続きを書きます。


お通夜の晩は、線香を切らさないように、

ご遺体と一緒の部屋に泊まります。

これは父の時に経験済み。

しかし、やはり15年経ってると

色々改善されていて、快適に過ごせました。


母は既に棺桶に入れられており、

触る事が出来ません。


姉の友達がしばらく居てくれて

姉と一緒にご飯の買い出しに行ってくれたりして

助かりました。


どんなに遅くなっても、泊まりでも、

もう、色々言う人は居ません。

こちらも、心配する相手がいません。

なんだか不思議な気持ちでした。


姉の友達が帰り、寝る準備をして

寝たのが1時位。

ベッドルームはあったのですが、

姉と母の棺桶の前に布団を持って来て就寝。


そして朝☀️

猫のご飯をあげに一時帰宅。

なかなか朝の6時に車に乗る事がないので

不思議な気持ち。

家に着くと、猫にご飯をあげたり、トイレ掃除したり。

そして、いつも母が寝てる部屋を見に行く。

いつもご飯は朝の5時半で、

ずっと早起きが日課になっていました。

主人のいない部屋は、なんだか別の家のようです。

用事を終え斎場へ戻る。


告別式は午後からなので、

控室でしばしボーっと過ごします。


母は起きてきません。当たり前ですが。

今日は、昨日から受付を手伝ってくれた

近所のおっちゃんと姉の友達。

そして、二軒先の猫友のお姉さんだけ。


静かなお式の途中、私は何を思ったか

おかんの昼ご飯作らなきゃとか、本当に思い

何故か号泣。


そしてよくわからないまま、告別式が終わり

棺桶にお花を飾った。

今回はスタンド花は頼まず

小さなブーケを五つとバラのブーケを

頼んだので、

割とお花畑の様な仕上がり。

斎場の担当の方が、特別に祭壇のお花を

使わせてくれたので、

本当に花だらけの白雪姫状態で

母を見送る事が出来ました。

スタッフの方々、本当にありがとうございました。参列していただいた方々にも

本当に感謝いたします。 


母の遺影を持ち、棺桶の隣に乗った時、

また、涙が出始めました。

火葬場までの道は、母と最後のドライブです。


こちらの地方は、火葬場のスイッチを

遺族が押すという、

人生最大の罰ゲームがあります。

父の時は私が押したので、

姉が自分がやると言っていたのですがら

姉は繊細さんなので、トラウマになったら

困るので、私が立候補したのですが、

2人で押しても良いらしいので、

一緒に母を天国に送りました。


火葬が終わり、母のお骨を見ると

あまり、きっちり残っていなかった。

驚いたのは、母が足に入れてたボルトの大きさで、こんなん入れてたら、痛かったろうにと

何にも知らないで、少し歩けばと軽く言ってた

自分が本当に酷い奴だと思いました。


壺に入った母は、

温かく、小さくて、もう形もありません。


昔35キロの時に3500gの私を産んでくれた母。

10分の1モデルやんとか、冗談て話したけど、

命懸けだったと思います。

暴言だらけの母でしたがらもう今は穏やかに

父とデート❤️してるでしょうか。


しばし、お父さん、母ちゃんの世話を

頼みます。

こっちはもう少し頑張って、

生きて行こうと思います。


母ちゃん、天国で美味しい物食べて

走って遊んで、軽くなった体で

行きたい所に出掛けて下さい。


うちら姉妹はとりあえず頑張ります。

また、どこかで会えたら、

なんか美味しい物、作ってください。


母ちゃん、お疲れ様。

また、今度、どこかで。


私はたまに、あなたを思って泣いてます。

落ち着くのは、もう少し先かな。