成人式 | どっこい生きてる山の中 ぽちのブログ

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癌と介護と資格試験と私。
どんより幸せの毎日が
私を支える山の中。
明日はどっちだ、多分こっちだ。
5年生存率10%を無視して延命中の私が送る
後ろ向き人生のススメ

まずは成人式を終えられた皆さん


おめでとうございます。


これから頑張って生きぬいてください。


で、なんでこの頃の成人式って

あーなの?


服装も?だし、髪型も?だし、

なんで暴れるの?


あれ、市の予算とかで

やっているのではないの?


ということは、税金なの?


私たちの頃は、というか

私は出ていないから、詳しいことを知らないけど


あれはなかったぞ。


今は色々商品がもらえるらしいが

当時は500円のテレホンカードだったような。


父親が、役所にいったついでに貰ってきてくれたのだ。


まだ、未使用で残っている。




しかし、いいなぁ、振袖。

もう、多分これから着る和服は

棺桶に入るときに着る

死に装束だな。


(みなさん、ここは笑うところですよ)



実は、親戚が博多織のお店をやっています。

おばさんは、もう引退して

息子さんがやっていると思うのですが、


ずうずうしくて言えず仕舞いの一言。


「着物か浴衣を安く売ってください」。


若い時は、本当に思っていた。


いや、成人式とか

母親がつくってくれるのかと

内心期待はしていたけど

なんか、そういう話も出なかったな。


若い時は、あんまり気にしなかったけど

近頃、妙に着れなかったことが

悔やまれます。


若い時にしか着れない服があるのを

今頃痛感しています。


だから、本当に着れる時に

きちんと着ている方が

絶対にいいのよ。


人それぞれ、考えはあるだろうけど

成人式に、花魁さんや女郎さんの恰好をするなんざ

彼女たちへの冒涜だと思う。


言い過ぎかもしれないが

これは私の意見。


他にすべがなく、あの仕事をしなければならなくて

もしかすると、20歳まで生きられず、

悲しい思いをした人の気持ちを考える、

その想像力だけは、これからちゃんと養ってほしいと思います。