毎年この時期になると
夕方のニュースで必ずやる
福袋争奪戦の風景。
今年もやっていました。
だいたいやる内容は同じで
徹夜組。
猛ダッシュ。
付き合いのお父さん荷物持ち。
そんなに買って、どうするんだレベルの量。
髪乱れたダウンの女性達。
だいたいメガネ。
そのサイズ入るのか？位の人。
あの福袋争奪戦は母娘に
受け継がれているようで
家族のチームプレイが
勝因の一つになっているようです。
元来、のほほんと育ち
そんなに裕福でもない私は
正月早々走ることを嫌い
財布を簡単に開かない。
だから、多分
死ぬまでこの場に居ること
ないだろう。
でも最初のうちは、なんか嫌だなぁと
思ってみていた物が
この頃は、彼女達のパワーの
源をしりたいとか
その熱さを分けて欲しいとか
思うようになったのだ。
欲しい物を定め
それに目掛けて走り出し
戦利品を勝ち取り
勝利のガッツポーズ。
必ずと言って、旦那さんが
いるこの人たちは
このパワーで、結婚生活だって
勝ち取ったに違いない。
きっと欲しい物は欲しいといった人が
やっぱり凄いんだ。
どうぞどうぞって譲ってても
たまにラッキーが舞い込むかも
しれないけど
多分満足度が違うと思う。
福袋には走らないとしても
目的、目標をしっかり定めて
そのフラッグをしっかり勝ち取れるように
毎日努力が必要なんだ。
せっかくおばさんになったのだから
もう少しあつかましく
一度つかんだ物は
簡単に離さない
我儘ではなく、意志の名の下に
これから必要な物を手にして行こうと思う。
それは決して物質的なものだけではなく
目に見えない何かであっても。