①親友のオススメ本。
内容を少しだけ教えてもらって
面白そうだと思いました。
実際にあった事件
(若くもなく美人でもスタイル抜群でもなく
どちらかと言うとブスな女性が
婚活サイトで知り合った3人の男性から
お金も心も騙し取り殺したということで
死刑が確定した事件)を元に
書かれてるそうなんですが
その事件、知りません・・・
だから、余計に読みたくなりました。
なぜ、美人でない女が
数人の男を魅了できたのか?
BUTTERという題名なだけあって
バターを使った濃いお料理が
たくさん出てきて
あまり得意では無いので少し胸焼け(笑)
でも、トーストにつけるバターは
いつもは完全に溶かす派でしたが
1枚で溶かしたバターと溶けてないバターの両方
味わってしまいました(笑)
溶けてないバターが
口の中で溶ける様子は
確かに味わい深かった・・・
少しの量なら 美味しかったな。
(トーストの話ではなかったのだけど)
それはさておき
仕事をする女性が増えて
共働きで
家に帰っても 温かいご飯がないというのは
男性にとったら
やっぱり少し寂しいのかなって思います。
でも、これって女性も同じで
仕事して帰ったら
やっぱり温かいご飯がほしいはずです。
ならば
2人で約束して
帰りに一緒に食事に行けばいいなと思いました。
温かいご飯は何も家だけじゃないんだから。
と娘ちゃんに話していたら
娘ちゃんから一言。
「そんなに外食できればいいけれど
それは金銭的にできないのが現実。
私なら、待ち合わせをして
一緒にスーパーに買い出しに行って
一緒にご飯を作るかな。」
なるほどね〜。
となると、残業なんてしてたらダメだね。
企業側の働き方改革も
必要になってくるね〜
なんて話になりました。(笑)
「母親が作った温かいご飯を
家でみんなで食べる」
これが、私たちが縛られている家庭というもの。
それができる
専業主婦でいいのであれば
問題ないけど
仕事をしたい女性に
押し付けるのは違うと思う。
料理は別に男性がしてもいいのだし。
(料理だけじゃないよ)
だけど、まだまだみんな葛藤してる最中で
夫婦仲が上手くいかなくなってる人も
いると思います。
みんながそうだと思ってる「家庭像」が
少しずつ変わっていけばいいな〜と思いました。
ちなみに
専業主婦の私は
やっぱりこれが家庭円満の秘訣じゃないかと
思ってしまいます。
考え方が古いんだろうな。
でも、私はそうしたい。
そういう家庭を目指していたから
満足してます。
お互いの家庭像なり夫婦像なりが違うと
すれ違いの原因になるから
パートナーと話し合って
どういう家庭にしたいのか
どんな夫婦になりたいのか
それはとことん話さないといけないと
思います。
だってパートナーと言えど
赤の他人だった人で
家庭環境も考え方も
全然違うし
話さないとわからないのだから。
そうそう、最近ドラマの「silent」を
見終えました。
健常者と聴覚障害者の恋愛の中で
想いを伝えることの難しさと大切さを描いた
ドラマでしたが
これって
健常者同士でも同じだなと
何度も思いました。
自分の思ってることを言わずに
相手に伝えるなんて
無理な話だし
気持ちを聞いてないのに
相手のことがわかった気になってるのも
おかしな話だと思います。
一生懸命に話して
聞いても
まだ伝わってないこともあるくらいだから
本当に話し合うことは
大切だと思います。
特に日本人は
相手の気持ちを慮ることを
美徳としているので
話し合いが下手。
子供の時から
「それくらいわかるでしょ」
って思ってるし
思われてきてるから
こじらせてる人も多いと思います。
私もだけど
これからは話し合いが大切だね!
②は読み始めて
あれ?と思いました。
小川糸さんのお話にしては
今までにないお話で・・・
目が見えない女の子のとわちゃんと
お母さんだけが登場して
なんだか異様な愛し方のお母さんに
あれ?と思うところから始まりました。
あ、これは
「虐待」の話や・・・
ちょっと、重いお話で
読むのをやめようかと思いながらも
なんとか読み進めました。
とわちゃんが
児童養護施設に保護されて
1人で生活できるように
色々教えてもらって
盲導犬と楽しく生活をするようになったので
途中からはホッとしました。
読み終えた時は
あ〜良かったと一安心しました。
人間として生きる術を教えてもらわないと
人は人になれないこと。
愛情を感じられないと
人は歪んでしまうこと。
自己肯定感が低いと
悪い方、悪い方へと進んでしまうこと。
でも、少しでも
人の愛情を感じられることができたら
いい方向へ進んでいける。
そんなことを感じたお話でした。
とわちゃんとは少し違うけど
今、家の中に居場所がなくて
困ってるなら
児童養護施設に行きたいと
子供から学校の先生に言ってもいいのです。
そういう人を私は知っています。
その人は
子供が施設に行きたいというのであれば
親が何を言おうとも入れるべきだと
言います。
子供が親を拒否するということは
相当なことだからです。
子供からのSOSを逃さないように
学校の先生は
もっと虐待や児童養護施設について
勉強をしておくべきで
もし、子供からそう言われたら
親に相談なんてしたらダメなことも
勉強しておいて欲しい。
だって、虐待をする親は
認めないし
子供を施設に入れることに反対するから。
理由は当たる相手がいなくなるからとか
他人の目を気にしてるからとかだよね。
あ、もしかして
親に許可なく施設に連れていくことは
法律的にできないのかもしれない・・・
ならば、そこは法律が変わらなくちゃ
虐待から子供たちを守ることは
難しいと思います。
これだけたくさんの事件がある今
どんどん柔軟に法律を変えて
対応していくしかないと思うんだけど
中々動かない世の中。
やるせないですね。
本当はすぐにでも改善してほしいけど
少しずつでも
改善していってほしいです。
以上!
12月に読んだ本は
中々濃い内容の2冊でした!