2022年8月の読書記録 | のんびり穏やかに暮らしたい

のんびり穏やかに暮らしたい

気持ちに余裕が持てるようにのんびりと、そして、穏やかに暮らしていきたいと思っています!
整理整頓頑張って、おばあちゃんになった時には、ミニマリストになっていよう!というのが目標の50代主婦の毎日。

8月に読んだ本です!

今月は小説4冊に

1冊のエッセイのような片付けの本。

中々楽しかったです(*´˘`*)♡



①はどなたかのおすすめ本でした。
78歳の女性が主人公で
心の中の毒舌が
清々しい!
最終的には
心の中だけでなく
ちゃんと声に出しているところも
良かった。
60代になったら
男も女も実年齢に見られてはならない!
とおしゃれして
化粧もばっちりして
若々しくいるために
体にも気を使っている主人公。
ネイルもサロンでばっちりやってて
ウィッグもつけてる気の使いよう。
私は思う!
こうなりたい。
でも、私の場合は
お化粧はいらない、かな。
他のところは目指したいです。
話が軽快で面白くって
読みやすかった。
旦那が亡くなってから
40数年もの間
妾がいた事を知った主人公を
見た目ばかり気にしてるから
そんなことになるんだ!
と思う人もきっといると思うけど
私は、知らずに
ずっと愛されていると思って
暮らしてたことの方が
良かったんじゃないかと思っています。

「セルフネグレクト」
という言葉が出てきます。
自分のことは
もう死ぬんだからと
何にも手にかけないことを言うそうで
そういう年配の方が
日本は多いんじゃないかと思います。
私は、死ぬ間際まで
自分に対して誠実に生きていきたいな〜。

②は新人の登竜門となる映画祭で
グランプリを受賞した2人の若者が
大学卒業後
名監督への弟子入りと
YouTubeでの発信という
真逆の道を選ぶ。
どちらが先に有名監督になるか?
というお話なんだけどモヤモヤしてるのが
すごい伝わってきました。
朝井リョウさんの本は
モヤモヤしてる心の中を描くのが
本当に上手い!
でも、私は
あまりそこを悩まないっていうタイプ。
ん?って思うところ
そんなこと思わんくても・・・って
思うところがわりとあるので
うんうんと頷きながら読むんじゃなくて
えー?なんでー?
って?を飛ばしながら
モヤモヤしながら読んでます。
そのまま終わってしまう時もあったけど
今回は
うん、納得!そうよね!
という終わり方をしたので
スッキリしました!
面白かった!

「こんなのおかしい!って
叫びたくなることは
これからもあるけれど
その時のために
誰かがしている悪いところよりも
自分がしてることの良いところを
言えるようにしておこう」
というセリフがあって
(ちょっと端折ってるけど)
そうそう!と思いました。

自分がしてることに
もっと自信を持って
楽しくやってたらいいんだ!!
って私は思っています!

③は短編集でした。
涙が出るくらい悲しかったり
感動したり
短編集なのに
忙しかった(笑)
改めて思ったけど
あの時あれを食べたとか
食べたいと言ってたのに
食べれなかったとか
食事って思い出にすごく残るものですね。
食べるもので
性格も変わるし
寿命も変わってくる。
本当に生きていく上で
重要な事だと思いました。

④は小川糸さんの
少なく暮らす29ヵ条です。
やっぱり、小川糸さんの考え方が
好きです♡
「心地いい暮らしのためには
不便と不快に敏感になる」とか
「丁寧に暮らしたいなら
楽をする道具を取り入れる」とか
「私を日々リセットしてくれる習慣を
見つける」とか
「こうあらねばならない、
から自由になる」とか
「自分の好き嫌いの感覚を信じる」
などなど。

うんうん。そうだよね〜。
って頷きながら読んでいましたが
よく考えたら
この本を読むのは2回目。
だからきっと
前回読んで感銘を受けて
影響されてるよね〜(笑)

文中に「自分が心地よければ
隣の人と比べなくたっていいじゃない」
という言葉があります。
ここが1番好き♡

私のモットーかも。

⑤はホラーで怖い話・・・
では全然なくて
良かった。
ホラーは少し苦手なのでね。
短編集だけど
最後の5話の「脇役バトルロワイアル」で
まとまっていて
ちょっとコミカルで
面白かったな〜というのが
最後まで読んだ感想。
脇役あるあるが出てきて
それも
あ〜ほんまや〜って
面白かったです。
さすが作家さんだね。
ドラマや映画の見るところが違う。
これから、ドラマの見方が少し変わりそう(笑)

4話は読み終えた時
こわ〜って言ってた。
善悪が分からないゆえの
子供のとても素直な心での行動は
恐ろしいものです。
物事の伝え方って
かなり注意しないと
「なんで、そんなこと外で言うの?!」
ってなるよね〜。
子供って
そこ覚えてるの?
ってところを覚えてて
うっかり変なことを口走ったり
おかしな行動したりした日には
後日痛い目に合うこともあるよね。

こうやって振り返ってると
さらに
じわじわと面白かったな〜って
思う本でした!