Happy Birthday Dr. Henry LeTang , my father of Tap.

 

私にとってのタップの父 ヘンリー。

彼なくして今の私はありません。

今日はお誕生日です💗

 

おめでとう~♪

 

 

最後にお会いできた時の写真です。

 


「Work Work Work!! TAP DANCERは一夜にしてスターにはならない。TAPは時間がかかるものなんだ。地味な反復練習のみが成功への道だ」

私は生前に許可を得て彼の18曲あるナンバーを継承させて頂いておりますが、その中で基本のテクニックを徹底的に練習するルーティンがあります。
「どうやったらタップが上手くなりますか?」と質問した私に、上記の言葉とそのルーティンを毎日練習しなさいと教えて下さいました。とにかく練習・練習・練習だと教えて下さいました。

レッスンはプライベートで彼のピアノに合わせて踊っていくのですが、音にも動きにも とも厳しかったです。しかし終わったら笑顔で優しく接して下さるヘンリーでした。

いつも楽しくて楽しくて、私がニコニコしていたので「スマイリー」と言うニックネームをつけて呼んでくれました。今でも大切にミドルネームとして使わせて頂いているのは、ヘンリーへの愛と感謝の想いがあるからです。

映画やBroadway Musicalの振付師として名声を得たヘンリーでしたが、タップは簡単には出来るようにはならないという事を常に言っていました。
育てたハインズ兄弟やセビオンの事は、ずっと誇りに思っていて、息子のように思っていました。

91歳で亡くなる直前まで、ピアノを弾きながら指導をしていました。
最後の仕事はグレゴリー・ハインズ主演の映画「ボージャングルズ」でした。