地球人でいこう! -7ページ目

アーティストの宿命(前編)

いきなりの超内輪ネタで失礼しますが、ラガーマンナイトであんなに
たくさんのムキムキの腕に囲まれた興奮は、未だ冷めやらぬ・・・メラメラ
(many thanks to yum-yum, love ya!ラブラブ)




思い起こせば、どちらかと言うと痩せ形の男性が好みだった私ですが、
がっちり筋肉がついた系へとシフトしたのは、アートを専攻したことが
大きかったように思う。そう、腕力がすべてのアートメジャー(美術
専攻の学生)たちは、腕の筋肉量がハンパないのである。

学部一の男前と名高い彫刻専攻のセスくんの、その整った顔はさておき、
作品と格闘する彼のムッキムキの腕を、制作そっちのけで眺めてたっけ。
(ご先祖様がイタリア系の甘~いマスクラブラブ!


$地球人でいこう!




さて、月日は流れて、大学を卒業してアメリカの画廊で働いていた頃、
日曜日と月曜日がお休みだったので、遊び相手がいない月曜日の日中は、
様々な習い事をしておりました。(美術館は月曜日が定休、画廊関係は
日・月定休が一般的です。)大学にはガラス系の授業がなかったので、
まずは手始めに「吹きガラス」に挑戦することにしました。確か4時間
×6回とかのクラスだったかしら?



私の人生「浅く広く」がモットーですが、なんでもやるからには本格派を
追求いたします。


が、しかし、



$地球人でいこう!




初級クラスのはずが、あまりにも本格派すぎ!!
(生徒は私のほか4人のごっつい男の人ばっか)


幸い先生はとっても優しい女性の方で、若手の男女2人のアシスタント
さんとの3人で、指導にあたってくれました。



吹きガラスは、とにかく体力が勝負。あの鉄の棒(吹き竿?)だけでも
初心者は大きめのを使用するため半端ない重さで、そこにガラスが
くっついてくるとなると、5kgは軽く超えるであろう長~い棒をくるくる
回しながら一定の位置で持ってなくちゃいけない。そしてなんと言っても
炎が燃え盛る1,200℃?もっと上?の釜の前でつったって作業をするので、
汗は一瞬で蒸発しちゃうから流れることはないけれど、体の表面も中身も
カラッカラ。ゆえに、脱水症状にならないよう、水を飲み続けることが
最重要事項なのである。


ところで、このアシスタントのジョーイくんが、これまたアダム・ブロディ
似のナイスガイで、もちろん腕はムッキムキ!当時アダムはデビューすら
してなかったけど、確かあんな感じの人だった(笑)



$地球人でいこう!
↑「Yahoo!映画」より、かっぱらってきました。
個人的にはOCより"In the Land of Women"のキャラと眼鏡姿が大好き♡



少しずつジョーイとの距離も縮まり、ウキウキ気分で何度目かのクラスへ
向かったある日のこと。



愛しのジョーイが坊主頭になってました。∑ヾ( ̄0 ̄;ノ



・・・別に髪型が変わることは自由なんだけど、アダムに坊主は似合わないガーン



$地球人でいこう!






あるとき、クラスから帰宅してふと前髪に触れるとなんだかザリザリする。



$地球人でいこう!


生まれて初めての手触りだったため、状況を把握するのにちょっと時間が
かかりましたが、髪の毛がちりっちりに焼け焦げておりました。


ギョエーッでございます。叫び


まぁ、あれだけ高熱の釜やらオーブン(出来上がった作品は少しずつ
温度を下げていかないと割れちゃうので、巨大なオーブンに入れます。
巨大というか深いので、上半身全部突っ込んで置く感じ。)に囲まれて
作業してたら、髪が焼けちゃうこともあるわよね。腕はすでにヤケド
だらけだもんね。

なーんて考えながら、焼け焦げた髪の毛をハサミでじょきじょきと
切り落としてたら、ふと思い当たる節が。







一抹の不安を抱きつつ、翌週のクラスへと向かいました。






すると、






$地球人でいこう!





新人全員が思ったに違いない。





次なる犠牲者は自分ではないか?!と。





・・・つづく




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