
まずはお詫び。
私の観ている場所が
舞台の曳山から離れていたので
写真や動画があらいです![]()

250年の歴史小松子供歌舞伎
こまつ観光ナビ参照
この「お旅まつり」では
基本、
男の子が子供獅子
女の子は子供歌舞伎として
お祭りを盛り上げます。
しかも、ほぼ小学生です。
役者に選ばれた子供たちは
3ヶ月前からセリフを覚え
1ヶ月前から歌舞伎の師匠とほぼ毎日稽古。
大人たちは
パンフレットの作成
衣装や道具の準備
上映中のサポートにと駆け回ります。

2025年の子供歌舞伎の上演は2種で
今回は、その1つを紹介します。
源義経のお話で、主役は弁慶ですね。
「勧進帳」と呼ばれるものです。
正式な芸題は こちら![]()
1.芸題「旅衣小松緑弥栄 義太夫 勧進帳(たびごろもこまつのみどりはいやさかえ ぎだゆう かんじんちょう)」
miitan流の《あらすじ》
源義経は、兄の源頼朝に謀反の疑いをかけられ
追われる身となり奥州へ向かっていた。
道中の加賀の国、安宅の関(今回、このお旅まつりのある地元)でのストーリーです。
山伏の一行に扮した義経は、弁慶と共に関所を通り抜けようとするが
関所の役人である冨樫左衛門には
山伏姿の義経たちをとらえるよう命令が下されていた。
そこで機転をきかせた弁慶は「自分たちは消失した東大寺を再建するため勧進を行なっている者だ」と話す。
すると冨樫は弁慶に勧進帳を読むように命じる。
あらピンチ!
もちろん勧進帳など持っていない。
弁慶は、たまたまもっていた巻物を
勧進帳であるかのように装い、白紙の巻物を見ながら朗々と読み上げる。その後も山伏を演じきり関所を通る許しを得る。
しかし、ふとしたことから…
「その者は、義経と顔が似てる」と、厳しく追求される。
そこで、義経ではないと証明するために
弁慶は、義経を剛力(荷物を運ぶ仕事)と扱い
杖で打ち据える。
それをみた冨樫は、
主君である義経を杖で打ち据えるとは
今、どんなに辛いだろう。
弁慶が
主君である義経に手を出す不憫な今の立場を想い
全ての状況を把握しながら
頼朝の命を破り、関所を通してやるのだった。
深い感動です
主君を杖で打つ弁慶の気持ち
杖で打たれる義経の気持ち
そして、その姿を見る者の気持ち…
ひとを護るということは、こういうことなのだ…
その感動の場面を歌舞伎で。
左の山伏姿が弁慶
右が関守の役人である冨樫
冨樫左衛門が武器に手をかける…
ちょっと待ってください…
左に座っているのが義経。
その者が、義経に似てる…と言われて
弁慶は「人が人に似たりということはよくあること」と弁解をする場面です。
「だれに似てると?」「判官(義経の役職)に似たりと申す者が」

この勧進帳は1日に2回上映。
それを3日間だから、6回上演です。
女の子5人で、しかも小学生とは!
上演時間は50分!![]()
この弁慶は、ほぼ出ずっぱりで
ずっとセリフを!!
もう驚きです。
立派でした
こんな大勢の前で…
当日の度胸も素晴らしいし
この日までの練習
もちろん子供たちも、周りの大人たちも
どれだけ大変だったか…
まずは ほんと子供たちのがんばりに
感動しました![]()
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次回は、もうひとつの上演
これはみなさんご存知の赤穂浪士…
忠臣蔵のサイドストーリーです。
吉良邸討ち入り前日の
浪士の1人大高源吾の感動のストーリーです。
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